dailie morlie

森羅万象、宇宙の真理

謝罪会見

2004年10月29日 21時37分40秒 | Weblog
☆一場
1球団だけの事なら、まだ言い逃れも出来ようが、少なくとも3球団という事になれば、もう確信犯。
お金をもらった事がいいのか悪いのかはどうでもいいが、禁じられていることなのなら、明らかにいかんことだ。
それに対して、なんのペナルティもなく"プロでやりたい"という台詞を吐く事自体が信じられない。
もし、彼をこのまま受け入れるような事があったら、プロ野球は自身の存在理由を失う事になるぞ。
 
☆紳助
滑稽な茶番だった。
島田紳助は昔から、土壇場になると、逃げを打つ。
共通一次試験を受けに行った時もそうだった。なんとか逃げる道はないか、と考えて、記者の質問攻めを格好のきっかけにヘタな逃げを打った。相方の竜介は、それでもちゃんと受験したから偉いものだ。
"ネクストゲート"の時もそうだった。
いつも、逃げ道を探している。
今回の顛末を想像すれば、まず大事になったと悟った紳助の頭の中はぐるぐるとまわったのだろう。
"これから、どうなる?あいつは、どうする?"
"引退を考えた"というより"引退に追い込まれる"と考えた。
"100%自分が悪い"と言いながら、"無礼だと思った"という最初のいきさつは、どう聞いても"自分がそう思い込んだ"のと同じこと、つまりは"無礼なやつだ"ということを、みんなに信じ込ませようとするテクニックだ。
"名刺を出さない"だの"上司を呼び捨てにする"だのが、どう無礼なのか、全ての経緯を知らずにそれだけをピックアップするのは、普段は捏造を得意とするマスコミの常套手段だが、同じ手法なわけだ。
泣いてみせると言うのも、おかしな話で、なんだか楽屋でペロッと舌を出して、"どやった、今の演技、最高やったやろ"とおつきにても言っていそうだ。
 
それにしても、なんでこんな大事になったのか、と不思議だったが、"帰国子女"というキーワードで勝手に合点が行った。
どこからの帰国か知らんが、アメリカならば、なんでも訴訟、猫を電子レンジでチンして、メーカーを訴えるのが罷り通るオバカな国の洗礼を受ければ、やんぬるかな、だ。
だが、ここは日本。裁判になれば、紳助に有利なのは目に見えている。
 
謹慎10日間、これも吉本一流の、ギャグか?もしくは算盤高さか?
10日間なら巻き返しが可能だ、と踏んだのだろう。
中止にしているのは録画取りで、放送ではない。
だいたいが、この手のいかに効率よく金を稼ぐ事を身上にしているタレントはとりだめなどという姑息な事を常日頃からしている。
1日で1ヶ月分を収録する事など朝飯前だ。
 
それにしても、これで紳助がつまらなくなれば、それのほうが面白い。
稲垣五郎が、事件以来いまだに面白みがなくなってしまっているように。
鋭角的な発言がウリの紳助だが、なにか1言でも吐けば、"涙の会見"がうそになってしまうからだ。