dailie morlie

森羅万象、宇宙の真理

どれがほんと?

2007年06月30日 07時40分17秒 | Weblog
馬とシマウマの子供、番組によって、ゾース、ホブラ、そして今朝はゼブロイドと呼び名が違うんだが、いったいどれがほんとなの?

でも、この馬、おしりのとこの縞模様は、実は左半分だけなんだよな。
右ッ側は白いから、いつでも写真は左側からだ。

讀書雑感 韓国街角グルメ

2007年06月29日 13時51分46秒 | 讀書
☆韓国街角グルメ(フォーバイフォーマガジン社)
たまたま書架にあって、手にしたときに、そのページの質の悪さがかえって気になり、読んでみたんだ。
薄っぺらいのに2000円とべらぼうな価格、ISBNはついているが、紀伊国屋などのデータベースで検索できない・・・自費出版かと思った。
著者名もない、出版社はどうやら車の雑誌を出しているところらしい。
で、韓国語でも表記しているから、本を見せれば相手にわかってもらえますよ、てなことを最初に書いてあるんだが・・・ハングル表記とその説明の食い違いが多すぎる。
括弧ルビをつけているのだが、読み方の間違いがぞろぞろ。
たぶん、それこそ自費出版に毛の生えたようなものなのだろうが、ちょっとひどい。
現在は売られてないらしいから、それこそこうして図書館で手にとる人くらいしかないだろう、被害も少なくてすむ。

理由になってない

2007年06月28日 21時44分17秒 | 映画
06月05日に"二十四の瞳"を観て、その無礼な上映にいささか憤りを感じ、映画館を経営する会社に意見メール(おー!クレイマー)をしたところ、送ったことすら忘れていた今日になって、やっと回答がきた。
その回答が、これまたあまりにも誠意のないものなので、二の句がつげない。

こちらからの質問内容:
二十四の瞳デジタルリマスター版を鑑賞したが、上映サイズが間違っていた。
そのため、上下がくトリミングされた状態での上映となった。
このような不細工な上映が、もしかしたら、わざとではないかとの懸念から、ここに質問する。
劇場で尋ねるべきだったが、時間がなかったのと、劇場単位の問題ではなく、TOHOシネマズ全体の問題体質として、そのような愚劣な行為が堂々と罷り通っているのではないか、との疑念から、こちらに質問を投げる。

これに対する回答が以下のとおりだ。
自分の回答に"ご回答"と敬語を使っていることからして、客をこ馬鹿にしている。
■お問合せコード:4644
■ご回答内容:
いつもTOHOシネマズ岡南をご利用いただきましてありがとうございます。
この度の「二十四の瞳」の件、大変申し訳ありませんでした。
「二十四の瞳」の本来のスクリーンサイズはスタンダードサイズであり、TOHOシネマズ岡南ではそれとは異なるビスタサイズで上映をいたしました。その結果お客様には窮めて観づらいスクリーンをご覧頂く事になり大変申し訳なく思っております。
本来なら、このようにスクリーンサイズを変えて上映するべきではないのですが、小豆島に近い岡山でこの作品を上映したいと考え、上映を決定した後で、スクリーンサイズがスタンダードサイズであることが判明したためやむを得ずビスタサイズで上映した次第です。このようになった原因の全ては、当館の勉強不足、下調べができていなかったせいであり、お客様におかれましては大変ご迷惑をおかけしたと猛省しております。
今後はこのような失態がないように努め、お客様に映画をご覧頂きご満足してお帰りいただける劇場を目指し、努力して参ります。
 繰り返しになりますが、この度は大変申し訳ありませんでした。重ね重ねお詫び申し上げます。
TOHOシネマズ岡南 支配人 鳥山義博
*************************************************
以上該当劇場をお調べした上で、当該劇場支配人より返信文が参りました。
この度は、不愉快な思いをお掛けし誠に申し訳ございませんでした。
映写技術に関しましては、定期的に全国の担当責任者を呼び情報交換と技術の向上に努めておりますが、今回旧作の情報確認がなされなかったものであり、基本的な確認作業を怠ったために発生したもので、その後の対応にも不備がございました。
ご迷惑をお掛けし。誠に申し訳ございませんでした。
                     TOHOシネマズ㈱総務部    


やれやれ。
この映画がスタンダードなのは、製作されたときから決まっていたことで、別に上映が決まってから判明したことではない。
それだけでも、いかに胡乱な回答であるかがわかるだろう。
それに、上映する際にはわかっていたのだから、その旨を掲示すべきじゃないか?
最近流行の"なんたら偽装"と変わらない。
しかも、このとき、私は無料で観たのだが、これまでは500円のところをデジタルリマスター版だという理由で、通常料金にしていたのだ。
 
それにしても、今日もこの映画館に行ったのだが、会員証をスキャンしているんだから、来館は知っているだろうに、この支配人出てきてなにかコメントすべきじゃなかったのか?いや、こんな回答をよこすんであれば、だ。


映画雑感 2007-170 憑神

2007年06月28日 17時37分53秒 | 映画
☆憑神 07.06.28. 11:25 TOHO3
どうせなら、オムニバスにしたらよかったのにな、と観ながら思うのだった。
すでに原作は読んでいるわけだが、そうすると、ほうなるほど、あそこをはしょったか、なんぞとまるで家の柱の構造を透視しているかのような気分になる。
貧乏神・疫病神・死神と出てくるわけで、それにプロローグとエピローグをくっつけたオムニバスの形にして、ついでにそれぞれを違う監督に任せてみたら、また変わった作風に仕上がったんじゃないだろうか。
で、再確認してちょっと驚いたんだが、撮影が木村大作なんだな。
ついでに言うと忘れていたが、監督は降旗康男だ。
え?そうなん?と改めて驚いた。
というのも、観ている最中に、これはいったい、素人が撮影してるのか?と思うような手ブレ・アングルの拙さ・ロングでアップを撮る不安定さ、というショットがぼろぼろあって、疑っていたのだ。
それに、シナリオが、どうなんだろ。
ストーリィ構成にしても、あまりにもベタというか、小説の枠をぜんぜん出ていないどころか、小さく小さくまとまって・・・いやまとまってもいないか。なんとも尻すぼみなオハナシに堕している。
台詞も"おまえ"と"そなた"が同じ台詞の中に混在してたりして、
それに、子役の芝居が酷すぎるのは、まあ監督の演出不足だろうけど、笛木優子の大根ぶりには驚かされた。韓国のドラマ界って底が浅すぎる。
ついでに言えば、森迫永依にしても可愛げがない。
全体にキャスティングがおざなりすぎる。拙速に適当にそのへんで決めちゃった、って感じだ。
最後にご陽気な米米クラブの唄が流れるが、万事あの調子でやってほしかったな。
やっぱ、降旗監督には荷がかちすぎましたぜ、喜劇は。
重っ苦しいのが似合ってんじゃないっすか?

讀書雑感 ソンビとサムライ

2007年06月27日 10時39分00秒 | 讀書
☆ソンビとサムライ(朴承武/東海大学)
この著者は、駐日大使館経済公使だそうだ。
表紙にも裏書にもその旨がなかったのだが、あとがきによれば、下訳を下人がいるらしい。
つまり、著者本人が日本語で書いたのではない、というわけだ。
はしがきに、韓国語版があることを記し、日本語版がそのままの訳ではないことを書いている。
では、韓国語版のオリジナルではいったいどのようなことが書かれてあったのか、不審だ。
というのも、日本人向けに構成された、というわりに、旧態依然の頭の悪い理屈があちこちに見受けられるからだ。
逆に、どうもおもねていると感じないでいられない文面も多く見られ、それがいったいオリジナルではどのように書かれていたのか?というところだ。
韓国では、下手に日本のかたをもつと、吊るし上げを食らう。
 
内容に関して言えば、若干の誤植や間違いが気にかかる。
いつもながら、この手の勘違いなのか本当に間違って理解しているのか、わざと知らない不利をしているのか、著者の心底をうかがってしまうときがあると、全体をすら信じられなくなってしまうのだ。
ソ大卒という、日本で言う東大卒以上のステイタス(てか、何人ものタレントたちゆえに、いまや東大卒はインテリの代名詞ではなく、無知なのに自尊心だけ高いバカに変わりつつある)の著者だから、きっとわざとなのだろう。
あるいは韓国人特有の両班気質かもしれない。

私にとっては、理解不能

2007年06月27日 09時35分29秒 | Weblog
映画を観おわって、席を立ち、出口へ行こうと振り返ると、客席のあちこちで携帯電話を開いている人が散見される。
映画の間、たぶん電源を切るかマナーモードにしているのだろう。
マナーモードがどういう茶道をするのか知らないが、バイブレーション機能っていうのは、その振動音がけっこう五月蝿い。
それはともかく、そのマナーモードにしておいたことで映画の間に着信があったことをわかっていて、チェックしているのだろうか?
上映中に電話に出るために出ていく人もちょいちょいいるようだが。
とにかく、そんなたかだか2時間程度でなかったからといって、そんなに汗ってチェックする必要があるんだろうか?
そんな、なにかに常に追いまわされている生活って、疲れない?
 
携帯を持ってないから、わからないんだけど。
携帯どころか、家の電話ですら、鳴ってたって出ないんだけど。
携帯電話って、かっこ悪くて、持とうという気になれない。

映画雑感 2007-169 あるスキャンダルの覚え書き

2007年06月25日 17時04分49秒 | Weblog
☆Notes on a scandal(あるスキャンダルの覚え書き) 07.06.16. 11:25 クレール丸の内1
なぜかgoo映画では英国作品と紹介されているが、チラシにはアメリカ映画と書いてある。
まぁ、舞台はロンドンらしい。
主人公は偏狭な中学校教師の老女。
だが、このひね曲がりすぎた老女の心のモノローグが、妙に共感してしまうのだな。
それは、まぁ、自分の心もこの老女のように捻じ曲がっているからなのだろう。
しかし、ストーリィの展開については、なんだかいいんだかわるいんだか、わかんないのだ。
どれもおざなりにあらすじをなぞっているだけ、という気がしてならない。
最初から最後まで、なんだか納得がいかないうちにおわってしまった感じだ。

映画雑感 2007-168 おまえを逮捕する

2007年06月25日 15時48分18秒 | 映画
☆강력3반(おまえを逮捕する) 07.06.16. 11:25クレール丸の内1
久しぶりの、そうね、3ヶ月ぶり?の韓国映画なんですね。
なんだろうねぇ、このタイトル。原作は、強力3班だが。
冒頭いきなりの30年前かと思うようなふるくさいタッチで、逆に戸惑ってしまう。
これ、なんで配給したの?とこれまた???
主演は김민준か。まさかそれほど"茶母"が日本でヒットしたとも思われないのだが。
ストーリィ的には、無難というか、それほど破綻していないので、これまたかえって珍しい感じがしないでもない。
ただ、大黒幕のにいちゃん(윤태영)が、どうにもとっぽい顔で、キャステイング・ミスか?と思ってしまう。
あとで調べたら、なんだどっかで見たことあるはずだ、"明朗少女成功記"のボベのにいちゃんやないですか。

讀書雑感 憑神

2007年06月24日 15時31分00秒 | 讀書
☆憑神(浅田次郎/新潮社)
映画が公開されるのにあわせて、読んでみたのだ。
ま、予告編をさんざん見させられたので、なんともめんどくさい内容もあっさりクリアしてしまった。
で、結局、なんだか尻すぼみというか、最初の頃の辻褄浅瀬を最後まで続けられなかったような気がするなぁ。

一悶着の経緯

2007年06月24日 15時21分43秒 | Weblog
この本を図書館から借り出すにあたっては、一悶着あった。

例えば、貸し出し状況を見ると、こうなっている。
 
資料件数は11件です。
現在の予約件数6件です
No 所蔵館 所蔵数 帯出可 禁帯出 帯出可資料の状況
1 中央  3   3   0   在庫なし
2 幸町  3   3   0   在庫なし
3 西大寺 1   1   0   在庫なし
4 浦安  1   1   0   在庫あり
5 伊島  1   1   0   在庫なし
6 御津  1   1   0   在庫なし
7 灘崎  1   1   0   在庫なし
 
この検索結果に矛盾を感じないだろうか?
本は11冊あるのだ。各図書館に分散して。
で、予約件数が6件となっている。
つまり貸し出された本が返ってくるのを待っている人が6人いるということだ。
ところが、4浦安には在庫あり、となっている。
これはどういうことだろう?
ここから読めて取れることは、予約待ちの人は6人いるが、浦安に行けば、開架には1冊残っていて、足を運べば読むことができる、となるだろう?普通。
たぶん6人というのは、それぞれの図書館で予約した人の人数であって、浦安で予約をかけた人がいなかったので残っているのだろう、とくらいにしか思わない。
違うかい?
その時も、浦安ともう一箇所で在庫ありの表示になっていたのだ。
なもんで、のこのことバカ正直に浦安まで行ったのだ。
で、改めて館内の検索で検索票を印字して、探したのだ。
カウンターのすぐよこに、ラベルに書かれた"F"の棚があった。
探した。
なかった。
ふと横を見ると、隣の棚に、一度終わった"F"があった。
探したが、やはりない。
それで、カウンターに聞きに行ったのだ。
すると、"これは、こちらです"と奥のほうの棚に行くではないか。
すると、そこにまた"F"の棚があったのだ。
ところが、やはり、ここでもない。
で、係が調べたところ、こんな答えが返ってきた。
"この本は、昨日伊島に返された。今日は水曜で伊島が休みなので、明日の午後にここに返って来る"
まずこの答えに、なんじゃ、そりゃ?である。
実は、4日くらい前から、この検索を繰り返していて、ずっと浦安は在庫ありだったのだ。
ただ、これには物証がないので、不問としておく。
で、だ。
在庫ありとは、いったいどういう状態をいうのか?
そこに行けば実物がある、という状態ではないのか?
それが、別の図書館に返却されたからといって、その段階で在庫なしからありにかえるのは、明らかに間違っているだろう。
それに、昨日返っていて、今日が休館なら、昨日のうちに配送の手筈を整えて、今日到着するのが当然だろう。
"それじゃあ、明日の何時にくれば、その本を手にできるのですか?"と尋ねたところ、さらに驚いた答えが返ってきたのだ。
"いえ、返ってきた本は予約している人に割り振りますから、開架には出ません"
なにぃ?
それじゃあ、何のために、在庫ありと表示するのか?
 
もうひとつ、ネットからの予約は、県立図書館と違っていて、総ての図書館で在庫なしにならないと、できないのだ。
そして、全在庫なしであるにもかかわらず、嘘っぱちの在庫あり表示のために、ネットで予約することができないのだ。
そして、図書館の検索端末で予約しようとすると、今度はPSWDがエラーになる。
そういえば、何年も前にカードを作ったときに、確かにそんな説明があった、というのは、翌日以降にもう一度来館してPSWDを変更するように、と。
まさか館頭で予約処理をするなんて思わないから、そのままにしておいて、家で使う分だけPSWDを設定していたから、最初のPSWDなんて、いちいち覚えてないのだ。それはまあ自分の責任なんで、そのシステムの不細工さはあれ、文句をいうわけではないが、他については、明らかにシステムの欠陥だ。
こんなシステムを設計した奴は、これで金を貰ったのか?と疑ってしまう。
それを言うと、係は、"前もそういう意見を上げたんですが、すごく時間がかかるといわれて・・・"なんぞと平気な顔でしれっと言う。
"こんな直し、3日あればできる"と言うと、なんと悪びれもせず、
"それでは、電話をつなぎますから、そのことを担当者に言ってください"ときたもんだ。
呆れて言葉も出なかった。
この係、なぜ"F"の棚が3ヶ所もあるのか、これでは探す側はわからないではないか、と問うと、"この下に280とサイズが書いてあるので、私にはわかります"と、厚顔な答えを返してきたのだ。
誰でも棚の表示の記号で探すのに、サイズがどこに置かれているかなんぞ、どこにも記されてないのに、探せるわけがない。あまりにもふざけた答えに、こちらはもう言うこともない。
辛うじて、
"1に時間がない。これから行くところがあって、すでにこんな時間をとられると思っていなかったから、遅れかけている。2に、こんなバカにされて、協力しろと言うほうが無理がある"と言い捨てて、図書館を後にした。

思い出し笑い 無粋な客のはなし

2007年06月23日 20時10分34秒 | Weblog
行きつけのインドネシア料理屋の女将がぼやいていた。
最近のテンペブームを受けてか、テンペマニアのご一行が来店したんだそうな。
岡山は、なぜか全国でも一番のテンペ生産をしているんだそうで、そんなわけのわからん団体もあるらしい。
メニューには、テンペの料理が二三載っているのだが、それを見て、数が少ないと怒ったのだそうだ。
「うちはインドネシア料理の店で、テンペの専門店じゃないのに」
と、そのオバカ一行の前では口にしなかったぼやきを、私の前でしていた。

讀書雑感 韓国の美味しい町

2007年06月23日 18時30分09秒 | 讀書
☆韓国の美味しい町(鄭銀淑/光文社新書)
男の人が書いているのだと思っていたら、女の人だった。
まぁ、文章を読みながら勝手にそう思い込んでしまっていただけなのだが。
読んでいて、全羅道やら京畿道の町に行って、その店を訪ねたくなってしまった。
別にグルメガイドでもなく、その手のカストリ紙のように派手な写真や地図が載っているわけでは全くなく、大方の人がこの本だけを頼りに行けば、およそ全滅して辿り着けないだろう。
それでも、自分なら、おそらくこともなく行き着くことができるだろう、と思わずに入られない。
そして、そこの味を満喫するだろうことも、すでに決められたことのように思われる。
この著者の鄭銀淑(う~ん、考えてみれば淑の字がついてんだから、女性だよなぁ。そこに思い至らなかったのは、ちゃんと著者名を見てなかったからなんだろうな、最初に)という人は、存外しっかりとしたものの見方をするんではないかな?とプロファイルを見てみると、どうやらけっこう売れっ子の人で、韓国・下町人情紀行、「宮廷女官チャングムの誓い」のすべて、食べ歩きが楽しくなる韓国料理用語辞典などなど共著・訳も含めたら20冊を超えるらしい。
というわけで、次の1冊、"韓国の「昭和」を歩く"を借りてみた。