dailie morlie

森羅万象、宇宙の真理

韓流

2004年10月17日 06時39分09秒 | Weblog
フジテレビで、"天国の階段"が始まった。
韓国では所謂"韓流四天王"より人気の高いクォン・サンウが主演だが、なぜか名前の表記が"グォン"となっている。
これまで、総てのメディアは"クォン"と書いてきたから、まだ日本国内での認知度がそれほど高くないうちに、独自の書き方をしてそれを定着させ、自社のアドヴァンテージを取ろうというフジテレビの思惑が見える。
これは、微妙な話で、"グォン"と書くのが必ずしも間違いではない、というところに問題がある。
"フ"は、gあるいはkの発音をするので、どちらにもなりうるからだ。
普通、語頭にくれば濁らない、という文法があるから、これまで通り"クォン"の方が通りがいいのは確かだ。
似た例に"金大中"というのがある。かつて"きんだいちゅう"と呼ばれた元大統領は、後に"きむでじゅん"と直されたが、これも"きむ"という姓に続けて読まれるから"匸:でじゅん"なのであって、親兄弟から名前だけを呼ばれるときは"てじゅん"となる。
フジテレビ、いっそのこと、"グォン"ではなく"ゴン"と書いて、"ヨン様"のように、"ゴンちゃん"などと蔑視的ニックネームをつけたらどうだろう("…様"という言い回しは、多分に蔑視的だ。呼んでいる本人達はともかく、それを報じるマスコミに於いては)。
ヴェンダースも最初はベンダースと書かれていたのだから。

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