dailie morlie

森羅万象、宇宙の真理

小さな恋のメロディ

2004年10月28日 07時10分45秒 | Weblog
"小さな恋のメロディ"こと"Melody xxx"が、DVD発売されるらしい。
中学の時、TVの日曜洋画劇場で放映されたが、淀川長治がどんな解説をしたかまで、よく憶えている。
あの時、メロディの吹替えは杉田かおるがやっていたので、いまだにそのイメージが強い。
ショーン・コネリ-の若山弦蔵など、TV放映から入った外国俳優の声は、時としてその声で記憶してしまう事がある。トレーシー・ハイドについて言えば、他に作品がないから、特に、だ。
スクリーンで見た時に、ダニエル(マーク・レスター)の"メロディ"と呼びかける声の甲高さに、え?こんなん?とちょっと意外だった。
 
それにしても、後の名匠アラン・パーカーのホンとも思われぬ大雑把な出来の割りに、なんだかんだ言って胸に染み入るのは、ビージーズの曲と連動して記憶しているからだろうか。
前にTVで、海援隊が武田鉄矢の言い訳がましいMCとともに"Teach Your Children"を歌ったときには、"やめてくれぇ~"と嘆きたくなった。あのねちゃっとした声で歌われるなんて、耐えられない。
パットナムの山師的起点だ。
 
買おうかなぁ。



ところで、こまったことに、この情報を放送していたアナウンサーがトレーシー・ハイドの名前をトレーシー・ローズと紹介していた。
よっぽどお好きなんだな。やれやれ。

TV雑感 愛のエプロンとブラックジャック、そしてヘキサゴン

2004年10月28日 00時00分06秒 | Weblog
深夜の人気番組、"愛のエプロン"がゴールデンタイム進出と言う事で、特番をやっていた。
最初に観た時は、結構面白いなぁ、と思ったのだが、徐々に好きでなくなった番組だ。
同じ例で言うと、ロンドンブーツの番組でやっていた"ガサ入れ"か。
つまり、人を引き摺り下ろす事に終始する、禍々しい製作意図がありありとしているわけだ。
上等の食材を取り揃えて、ゴミ箱に棄てる不愉快さがある。
これが、"TVチャンピオン"ならば、小学生ですら、素晴らしい手際を見せてくれる。
同じ小学生でも"もぐもぐゴンボ"だと、げんなりしてしまうのだが。
 
で、だ。
月曜の"ブラックジャック"は、中に地震のシーンがある、という理由で放送を延期した。
延期と言う事はいつかは放送すると言うことで、そのタイミングは難しいが、とりあえず過敏かもしれないが対応したことは、1つの態度として評価される。
この"愛のエプロン"はどうだろう?
配給の冷えたおにぎりをありがたく思っている人たちが、豪華な食材をどぶに棄てているを見たとしたら、どう感じるだろう?
深夜ならともかく、子供すらが見るであろう19時台に。
 
タイミングの問題としては、ちょうど今日放送があった"ヘキサゴン"。
なにも説明がなかった、ということは、放送局は今のところ何も問題にしていない、ということだ。
ゴシップも説明が足りないので、よくはわからないが、このケースではたぶん、島田紳助にはそれほど非がないように見える。
島田紳助がヘドが出るほど嫌いな私から見ても、そう思える。
まぁ、そのあたりは自分の法律バラエティででも審判を下してもらえばいいんだろうが。
もし、これでTVから消えてくれたら、こんなにうれしい事はないんだが、そうもいかないだろう。
 
ただ、現実問題として暴力事件になってしまってはいるわけだ。
吉本興業と被害者の社員の間にどんな対話がなされたのか、想像に難くない。
ドル箱タレントを1分でも稼動させられなければ、その損失はどれほどになるか。
そんなところからすれば、刑事告訴には、ならないだろう。
しかし、既に被害届が提出されているというなら、番組としては、なんらかのコメントを出してから放送するべきだったろう。
それをしなかった放送局は、やはり自分に都合のよいようにしか報道を扱わない、ということになる。
そんな放送局の送り出すニューズには、やはり信用はない。