ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

本所おけら長屋(三)~畠山健二

2018-02-22 05:05:05 | 本の少し
本所おけら長屋(三) (PHP文芸文庫)
クリエーター情報なし
PHP研究所

✩☆☆☆

良いですな、おけら長屋シリーズ。

落語に行けない時は、落語代りにこの長屋に足を運べば、
笑いと人情が味わえる。

例えば、最後の5章の「てておや」、三十四年前してふとしたことでできた娘が
ある日父親の大家を尋ねてやってくる、初めての出会いだが・・・そこは親子、
すぐに打ち解けて、療養の数カ月の間、しっとりと一緒に暮らす。

片や、共に暮らしていた父娘は、お互いの思いが伝わらず娘が家を飛びだす。

でも、そこは人情の集まり、人の優しさが集まる、おけら長屋。

すべては、円くおさまり、ハッピイエンド・・・・、落語的解決に、天気も心も日本晴。

こんな、筋書き、疲れた週末には、もってこいですな。

癒しの落語的小説、「本所おけら長屋」シリーズ、よろしおますで。


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