ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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落語こてんコテン~柳家喬太郎

2013-10-08 22:20:08 | 本の少し
落語こてんコテン (単行本)
クリエーター情報なし
筑摩書房

☆☆☆☆

柳家喬太郎さんの「落語こてんパン」の続編。

これで、前回の50と今回の50を足して100の噺を紹介。

この本の愉しさは、その噺の説明ではなく、
その噺を聴くならと、今一番のお奨めの演者をあげていること。

現役の喬太郎さん、仲間うちの噺家さんの中から推薦するなんぞ
なかなかできるもんではありませんけど・・・そこを敢て。

プロからみた、プロの芸の凄さ・・・・・やはり説得力がありますな。

残念なのは、喬太郎さんが東京の噺家さんで、演目も演者さんも当たり前ですが東京中心。

(辛うじて、紹介あったのは、春團治師匠の“皿屋敷”、雀々さんの“さくらんぼ(あたま山)”
米團治さんの“七段目、”文珍さんの“粗忽長屋”米朝師匠と先代の文枝師匠の“百年目”)

是非、上方の噺家さんどなたか、
上方の噺家が語る、“上方落語100ばなし”今聴くならこの噺家さんで・・・・・・
書いて頂きたいものですな。


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コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Unknown (hideworker)
2013-10-09 10:33:57
書くとしたらやはり三喬さんか吉坊さんでしょうか?>上方の噺家が語る、“上方落語100ばなし”
勇気が要る試みですが (明彦)
2013-10-10 22:22:38
筆の立つ重鎮の松枝・米二両師匠は・・・大御所と亡き先輩方の思い出になりそうですね。
学究肌で我が道を行く文我師匠は・・・辛辣になりそう。インテリのたまさんは・・・個性的過ぎ。
手書きパンフから伝わる真摯さ・強力なパートナーの存在を考えると、生喬さんが適任ではないでしょうか。
まさに、そうですね。 (ごまめ)
2013-10-11 00:44:43
さすが、明彦さん。

まさに、そうですね・・・・・。

でも、個性派揃いの落語家さん。

ご自分の芸が一番と日頃から思っておられるだけに、
他の人を誉めるというのは、苦手な行為かも・・・。
Unknown (hideworker)
2013-10-11 11:52:51
子供や牛、普請を褒めるようにはいかないんですね。
生喬さんの解説、読んでみたいな~

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