S嬢来神！

バングラデシュ、ダッカで起きたテロが許せません。
以前、治安に不安のある国、
日本大使館もない国に旅をする時、
私が頼りにしていたのはJICAでした。
最新情報入手（と万一の時の駆込み寺下見）のため、
オフィスにご挨拶に行ったことも。
時間に余裕のある方が食事につきあってくださったこともありました。
ビンボー旅行の私ひとりなら入れないような、
外国人に人気のちょっとおしゃれなレストラン。
今回、ターゲットになったお店やそこに集う人々が私にはイメージできます。
能力も志も高い人々の命が、
こんなに無残に奪われるなんて。
ご冥福をお祈りいたします。



さて、来神です。

神戸に来ることをそう表現するんですね。

神戸に引越すまで知らなかった言葉。（そりゃそうだ）

断食道場を私が退所したその日、
S嬢が出張で神戸にやってきました。

彼女はシンガポールへご友人に会いに行っていて、
帰国して新宿の自宅へ帰って、
同じ日の夕方には神戸へ飛んできたという。

超絶に忙しそう。

断食道場へ9日間の予定で行ってくる、と別な友人に話して、
「そういうことがポンとできるのは、いなくても誰も困らないひとだけだよね」
と言われた私とはえらい違い。

そうか、私って誰からも必要とされてなかったのか。
さすがダメダメダメダメな私。

誰からも必要とされていないダメな私は、
引っ張りだこで超絶にお忙しい方からお土産をいただけるというので、
そそくさと会いに。
そして晩ごはんもご一緒に。
シロクマ相方も出張でいないし。

これがそのお土産。



確かにリクエストしておいたけど、これ全部っ！？

重っ！！

余仁生（ユヤンサン）はシンガポールの大手漢方薬局。
上海や香港にも進出してるはず。
ここの各種薬膳スープの素が私のひいきでございまして。

本帰国してから「もっと買っておけば！」と後悔したほど、便利で高品質。
それを今回、「買えるだけ！」とリクエストしたわけです。


（こんなに大量！大感激！！
左端のはこれもひいきの京都念慈菴のど飴です。
シンガポールでも常備してました。）

ありがとうS嬢！！

これでしっかり毒を抜いて健康になって、
誰かに必要とされる人間になるわ。


そして翌日に再会。

この日はランチをご相伴。

お店はフロインドリーブ、
神戸でちょー人気の教会を改装したお菓子屋さん兼カフェです。
パンも美味しいです。



（うるわしい外観）

実はこれが初めてのご訪問です。

番号札を手に待っている間、S嬢は1階で焼き菓子を爆買い。


（うるわしい店内）

両手に持てないくらいに買ったようで宅配サービス利用へ。

「高いやん！」と見てるだけーを決め込んだ私は、
スタッフさんにちょっかい出してみたり。

友だちに、「ここに来たらローストビーフのサンドイッチを食べて、
お土産は『ミミ』を買え」って教えてもらいました！
それは正しい選択ですか？

「ばっちりです！その選択で間違いありません。」

グーサインを返してくれる明るいスタッフさん。


まだかなーと今度はパティオをぷらぷら。


（うるわしいあじさい）


カフェは2階です。

混んでるけどテーブル数が多いから、 意外に早い…かな。


（うるわしい天井）

お目当のお品が来ました。


（うるわしいローストビーフサンドイッチ！）

スタッフさんも太鼓判を押すその逸品は、
当然、ウマし！！

胃が小さくなってるので、ひと皿をS嬢とシェアしました。

彼女といると初志貫徹で食べたいものが食べられてよいわー。

ケチな私ひとりだと「おトクなランチセット」とか
ついつい頼んじゃうもんで。

ごちそうさまでした。



（うるわしいトイレ）


その翌日も夜カフェで、結局3日連続会ってました。

誰からも必要とされていないダメな私には、他に友だちもいないのか？

S嬢、20歳も年上の孤独なおばさんにつきあってくれて、ありがとうね。

そうそう、驚くべき新事実。

断食道場で同室になった20歳年下のダンサーKちゃん。
彼女とS嬢は、面識こそないものの、
共通のご親友でつながっていたんですよ。
実は友だちの友だちでしたってやつ？
世間ってせまい！


ご覧いただきありがとうございました。