常総線取手~水海道間の複線化完成に伴い、昭和59年に導入された車両である。
001~008の8両が製造された。
台車やエンジンなどは、国鉄で廃車になったキハ20系気動車のものを流用し、
車体を新潟製鉄所で新造している。
関東鉄道では初めての完全2両固定編成である。
当初、正面部に幌が設置されておらず、緊急時以外、通行できなかったが、
取手駅で発生した列車暴走事故の反省から、幌を取り付けている。
車体は全鋼製で片側3ドア両開き、側窓は戸袋窓をのぞいて2段窓となっている。
正面中央上部には関東鉄道の新車としては初めて方向幕を装備した。
車内はロングシートで、ドア部分に緩いスロープが設けられている。
形式は「0」形だが、番号は「00α」で振られており、第4編成の「007」号車の
登場時には、一部のファンの間で話題となった。
当初、冷房を装備していなかったが、平成8年にエンジンの更新と共に
冷房化を実施している。
また、平成17年のダイヤ改正に伴い、ワンマン化を実施したほか、
一部では正面部分にスカートを取り付けている。
なお、ほぼ同型の車両としてキハ310形気動車が存在する。
この車両は昭和51年に輸送力増強のため、国鉄キハ17系気動車を譲り受け、
その機器と台車を流用して車体を新造したもので、311~318の8両が
製造されている。
キハ0形が新車扱いなのに対し、本形式は種車からの経歴を引き継いでいる。
こちらは固定編成は組まずに、他の車両と編成を組むことがよくあった。
当初、行き先表示器や幌はなく、ヘッドライトの位置やドアの窓が小さいなど、
多くの部分でキハ0形と異なっていたが、後の改造で、見た目も性能も
全くといっていいほど差がなくなった。
キハ2100形の増備でキハ311とキハ312が廃車になったが、残り6両が在籍している。
なお、旧型車の一掃で同形同士の2連固定で使用されるようになっている。
001~008の8両が製造された。
台車やエンジンなどは、国鉄で廃車になったキハ20系気動車のものを流用し、
車体を新潟製鉄所で新造している。
関東鉄道では初めての完全2両固定編成である。
当初、正面部に幌が設置されておらず、緊急時以外、通行できなかったが、
取手駅で発生した列車暴走事故の反省から、幌を取り付けている。
車体は全鋼製で片側3ドア両開き、側窓は戸袋窓をのぞいて2段窓となっている。
正面中央上部には関東鉄道の新車としては初めて方向幕を装備した。
車内はロングシートで、ドア部分に緩いスロープが設けられている。
形式は「0」形だが、番号は「00α」で振られており、第4編成の「007」号車の
登場時には、一部のファンの間で話題となった。
当初、冷房を装備していなかったが、平成8年にエンジンの更新と共に
冷房化を実施している。
また、平成17年のダイヤ改正に伴い、ワンマン化を実施したほか、
一部では正面部分にスカートを取り付けている。
なお、ほぼ同型の車両としてキハ310形気動車が存在する。
この車両は昭和51年に輸送力増強のため、国鉄キハ17系気動車を譲り受け、
その機器と台車を流用して車体を新造したもので、311~318の8両が
製造されている。
キハ0形が新車扱いなのに対し、本形式は種車からの経歴を引き継いでいる。
こちらは固定編成は組まずに、他の車両と編成を組むことがよくあった。
当初、行き先表示器や幌はなく、ヘッドライトの位置やドアの窓が小さいなど、
多くの部分でキハ0形と異なっていたが、後の改造で、見た目も性能も
全くといっていいほど差がなくなった。
キハ2100形の増備でキハ311とキハ312が廃車になったが、残り6両が在籍している。
なお、旧型車の一掃で同形同士の2連固定で使用されるようになっている。