かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

炎天の鈴鹿 探訪DAYつれづれ

2012-08-19 16:55:22 | アズワンコミュニテイ暮らし

 炎天の鈴鹿、アズワンコミュニテイーを訪ねる方がつづいている。

 まちのはたけ公園の蓮池で、そっと蓮の白い華が咲いている。

 ちょっぴり、ほっとする。


 

 7月10日、東京から家族三人と岡山から熟年の女性お二人が

探訪DAYに参加した。

 家族連れの高校三年の娘さんは、料理が大好き。

 コミュニテイー食堂ふぁみーゆの中井佳子さんから、料理のコツを

学んでいた。

 会社勤めで明け暮れているお父さんは、探訪の行く先々で、なんとも

いい加減な人たちに出会って、いろいろ考えるとこができたみたい。

 

 8月には、日帰りで滋賀で半農X小説家の方が再訪された。

 彼は、最近「百姓リボリューション(2)」を上梓している。

 理想社会の実現を願って寄った人たちが、道半ばでいろいろな

矛盾や困難に出会い、それにどう向き合うか、をテーマにしている

と熱く語ってくれた。


 

 4,5日には、名古屋、東京、清水からそれぞれ別々に申込まれた方々が、

鈴鹿の”ふだん着で探訪DAY”で、出会うことになった。

 おもしろいもので、歳も違う、過去の経歴もそれぞれの人たちが

旧知の間だったかのように、親しいお仲間になってしまう感じ。

 コミュニテイーのベースになっているのは、どんなへんか?

 じっくり観察し、耳を澄ませて聴いていただいた感想をもった。

 

 里山では、三人が三人とも、なにか童心に帰ってようで、真夏の

太陽のもと、好奇心にあふれたいたずらっ子の片りんをのぞかせた。


 

 

 8,9日にも、京都から姉妹のお二人が一泊二日の探訪DAYを楽しんだ。

 ここでも、里山では、なんと子どものころの姉妹を再現してるかのような

光景が・・・

 

17,18日には、横浜から36歳の青年がやってきた。

青年は、会社勤めは5年ほどで切り上げ、海外青年協力隊でブータンに

長期滞在し、その後も世界45か国を旅している。

 今は、東京にあるセカンドハーベスト・ジャパンというNGOでフードバンクの

活動をしている。

 セカンドハーベストといい、フードバンクといい、はじめて聞くコトバ。

 インターネットでしらべても、分かったような分からないような。

 世の中のためになりたいという、熱いものがありそう。

 

 アズワンコミュニテイーでは、同世代の青年とも語りあった。

 青年の瑞々しい問いに、応えるほうも、こころからの応答を

していた。

 

 「いまの若者は、環境のこととかで、大きなストーリーがほしいんですよね。

今回、訪ねてみて、ともすると、そのストーリーにかえって拘束されて、

人間の本来性からはずれてしまうことがあるのではと、そこ、気づきました」

と青年は感想を言っていました。

 

 「じぶんのなかの、気づかないでもっている決めつけ、そこと向き合って

いかないと、願っていることも、実際になっていかないのかなあ」とも。

 

 とても、楽しくて、こころの奥で響き合うような、出会いだった。

 

 

  

 

 

 

 

 

 


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