かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

老いるとは・・・

2015-01-30 08:26:04 | わがうちなるつれづれの記

ふとしたときに、”68”という数字を目にしてギョッとする。

どんな感じ?

「ああ、もう先がないんだなあ」

それって、どんなところからでてくる感慨だろう?

・・・・・ 

 

日々、テレビなどから流れてくる情報をぼんやり聞いている

けど、いつの間にか日本が戦争ができる国になりつつある。

ぼんやり聞いてばかりはいられないので、注意をして聞いて

いると、いまの政権が言っていることが前提で、それが

当たり前になってきている。

隔世の感がある。

 

去年、沖縄を訪れ、辺野古にも実際行ってみた。

その後、沖縄県知事選挙があり、辺野古に基地を

つくってほしくない、と主張した翁長さんが10万票の

差をつけて当選した。

衆院選挙でも、4つの選挙区で、「辺野古に基地を作って

ほしくない」と訴える人が当選した。

沖縄の民意はどうなのか、素直に受け止めれば、はっきり

しているよね。

安部さんやいまの政権、官僚機構の人々は、それでも、

辺野古に基地をつくろうとしているけど、「なんでだろう?」って

どうしても、知りたくなる。

そこまでして、やりたいというのは、どんなところから、そういう

ことになるんだろう?

何をしたいのだろう?

沖縄の人の気持ちをおもうと、「日本の人たちは何をしたいのか?」

という気持ちが大きくなっていくような感じがする。

 

ジタバタしているのである。

ジタバタと気持ちが動いても、どうにもならないもどかしさ。

 

老いとはどういうことか。

最近、老いとは、どういうことか、というので、ハッとさせられる

意見を聞いた。

いままで、老いるってのは、カラダはどんどん衰えていくし、

頭のほうもじぶんの意志とかかわりなくボケていく、と漠然と

おもっていた。

不安な気持ちもともなっていた。

 

ハッとさせられた意見というのは

「老人になると、考えること、妄想すること、想像力を働かせる

こと、そういう能力はなお発達し続ける」というものだった。

その人が実感する”老いる”というのは、

「それを実行に移そうとすると、からだの動きのあいだに

距離ができてしまう。そこが不自由に感じてしまう」

そこが、老いの本質じゃないかと・・・


老齢者の定義

「頭や想像力で考えて感じていること」と、「精神的にか実際的にか

表現すること」との間の距離が普通よりおおきくなっている人間」

となるという。


じぶんを材料にして、この辺、じっさいはどんなんだろう、

いまは、どんな自分か観察してみたいという欲求がおきて

きている。


もうちょっとすると、65歳以上の認知症の高齢者が5人に

一人になるというニュースが流れていた。

どうも、ぱっとしない気持ちになる。

わが団塊の世代は、どこまでも問題をつくりつづけていくほか

ない者たちなのか。


おもに60代以上の人たちで、「理想の暮らしを語る会」という

のを1年近く、続けている。

各自、”老いる”とか、”死ぬ”ってことをどんなふうにとらえているか

じぶんのなかを観察しはじめている。

観察したことを、コトバに出してみるとかも、しはじめている。

どんなことになっていくのだろう。


”老い”を科学するほうへいくのかな・・・

 








 

 


童心の新年会

2015-01-29 08:51:23 | わが健康生きがいづくり三重の会記録

1月25日夕方、南伊勢の泉楽農会での交流のあと、わが

健生みえの会の面々は、近くの渡鹿島というところにある

ホテル福寿荘に向かう。

 

この一行、50代の女性一人を除けば、60代から80代の

高齢者一行。

最近、高齢者といっても、学問的には、75歳以上が老年期で、

それまでは成人期から老年期への移行期じゃないか、という

見解があるのを知った。

それでみると、老年期に入っているのは、八重子さんお一人で

あとの面々は老年期に向かう、いわば老年への見習い人と

いえるかも。

 

どんなふうに移行期を暮らすか?

 

ホテルについた面々は、さっそく寛いで、さんさんごご、

各自、部屋でだべったり、温泉にはいったり。

 

   湯上りのなんとはなしの冬の宿

   冬枯れや浴衣のきみのほてり顔

 

食事に行ったら、椅子席。

男と女がきれいに分かれている。

誰かが、「赤組と白組だよね」と言っていた。

 

お料理には、みなみなさま、大満足。

今朝釣ったという鯛を丸ごと一匹でつくった”鯛汁”を

大杯にいれて、宿の支配人さんがもってきた。

「歓迎のサプライズです。お酒ではありませんが、

回し飲みしてください」なかなか、やるね、・・・

 

回し飲み。

仲居さんのお叱りをうける。

誰かが、大杯のなかの鯛をちょっとつまんだのだった。。

「ああ、それっ、食べたらダメです」

その鯛が、小皿に小分けされ、めいめいに配られてきた。

仲居さん。

「お汁、全部のんじゃったんですね。小分けしたものに、

入れたかったんですけどね」

(・・・・いやはや)

 

(すこし酔いが回ちゃいましたか・・・)

赤組の女の人たちが、なにか若やいで、可愛くて・・・


 

 

康子さん、俄然カラオケのプロデユースに乗り出した。

ちょっとでも、曲名が出ると、どんどんカラオケ機に

セットしていく。

 

前座は宮地。「ここはお国の何百里・・・」

森原さんも、気分よく。

一気にその世界に入り込む英二さん。

宴会ノリの郡山。

気分を出すのが好きな中井さん。


デユエットはまかせて、辻屋夫妻。

余川、八重子組はほのぼのと・・・

八重子さんの品のよさ。

 

あれれ、突然、八重子さんが踊りをつけて歌いだす。

「お手手つないで」だったかな。

さすが、老年期の奥深さ?

老いて、子どもこころの境地かな。(脱帽)

 

仲居さんには、叱られっぱなし。

最後のカキの釜飯、仲居さん、小コンロに火をつけて

くれた。

火が消えたので、釜のフタを開けた。

「あっ、フタ取らないで、蒸すんです!」

(はーい、と一言もない)

 

なにかめいめい、楽しんでいる。

八重子さんが英二さんの肩をもみはじめた。

余川さんもつられて。

 

老年期への見習い人たち、これからがたのしみだ。

 

おっかない仲居さん、朝の船着き場では、にっこりとして

赤いハンケチ振ってくれた。

(ホッツ・・・)

 

ああ、ホテルの前で、みんなで写真とるの忘れてた。

島を渡って来ちゃったので、ホテルの駐車場でパチリ。

 

 

 

 


初春や出逢いゆかしき野辺の宴

2015-01-28 07:45:43 | わが健康生きがいづくり三重の会記録
1月25日南伊勢の泉楽農会と鈴鹿健生みえの
新年顔合わせがあった。今年で、3回目。

南伊勢泉の田畑家の庭で餅つきで
迎えてくれた。


右田翁作のカマド。


辻屋さん、興味深深。


上野さんが駆けつけてきた。
奥さんの母上、この正月99歳で大往生。
「在宅で人生を全うしてもらうのが
いいなあ、と実感した」と。



炭窯師匠も右田翁が蒸しをして、
田畑由美さんが切り盛りしてくれた。




郡山さん、餅つきよりこっちだよね。


餅つきといったら、この人、小浪。
由美さんから割烹着をもらって、返しをはじめる。






餅つきにはご近所からいろいろなつながりの
人たちが散々五々寄ってきた。





辻屋さん、やっぱりカマドの前に居る。




中学3年の子どもたちは3月の受験勉強をしていた。
合間に餅を食べ、ギターを弾いた。




そこ居る人で、今年の願いごとを臼と杵の前で
発表した。









 


 お餅つきうららうららと明日もつく










 

 


ああ13歳誕生日

2015-01-24 09:10:53 | 家族あれやこれや

ひー・ふうーみー!

いち・にい・さん!

1月23日風友、13歳のたんじょうび。

 

お祝いの晩ごはん。

ママが描いたメニュー。

てこね寿司。マグロとイカの刺身がはいっているよ。

風友の大好物。

茶碗蒸し。えらく和風だね。

シイタケ入りのすまし汁。

それに、クリームコロッケ。栗原はるみさんのレシピだって。

 

おばあちゃんは、アボガド入りサラダ。

タコとキューリの酢の物。

 

二つならべた炬燵のテーブルの上はお料理で盛りだくさん。

桃子のアパートに7人が肩寄せ合った。

風友・晴空、桃子と雄一くん、譲、ぼくらジジババ。

 

譲は座布団用意したり、茶碗蒸しはこんだり・・・。

雄一くんは、材料の買出し、コーヒーを入れて、皿洗い。

晴空は、バースデイケーキをご近所のお菓子屋さん

「リューベック」に一人で買いに行ったとか。

晴空「7人で食べるんです」とお店のおじさんに伝えた。

「誕生日かな?」と聞いてくれた。

 

ママの料理、美味しかった!みんな、満足。

「ママも、やれば出来るんだ」とかおじいちゃんが言った。

「それそれ、何気ないひとことが、桃子のこころを傷つける

んだよ」とだれか。

 

風友は照れている。

ヤンキー顔ってのがあるのかな?


風友を笑わせるゲームで、大騒ぎ。

 

プレゼント。

パパから、ママから。

ママは、壁掛け時計とクッション。

ジジババ、本と風友の成長記録のDVD。

 

13歳。

思春期のはじまり。

どんなドラマ、風友のなかでおこるのかな?

 

DVD,記念に。

https://www.youtube.com/watch?v=7hORtq7CpOo&feature=youtu.be

 

 

 

 

 

 


冬の虹

2015-01-16 09:26:30 | アズワンコミュニテイ暮らし

鈴鹿の街の大空に、昨日の夕方、虹が立ったそうな。

その時間、部屋のなかで、話し合いに没頭していた。

 

虹というのは、俳句では夏の季語らしい。

冬の虹は珍しいという。

それを実際に見損なった。残念!

 

冬の虹は鮮やかで、とびっきり、美しいらしい。

FBにさっそく投稿された写真を見ると、自分の目で

見上げたら、どんなに感動しただろうとおもった。

冬の虹は、また潔く褪せていくものらしい。

 

部屋のなかで、そんとき、みんなで話し合っていた。

アズワンコミュニテイというとき、そこの仕組みに

コミュニテイオフィスとか、コミュニテイストアとか、

最近ではインフォメーションとかいう名前で、そこを

担っていく人が現われてきたり、ストアならそういう

場所が出来てきた。


それらの名前で今、何がしかやっているけど、それって、

何をしてるんだろう?

何のために、やっているんだろう?

実際、それにかかわっている人、ちょこっとある面かかわって

いる人が寄り合って、「何をしてるんか?何をしようとして

るんか?」と自問したり、「現状はこうだよな」と出し合ったり

した。

現状から考えていくのもあるけど、「ホントはどうしたい?」とか

「どうなっていきたい?」って、見ていったらどんなことになるん

だろう。


「わたしんち、酒とか醤油を売るお店やってたの。子どもの

ころ、父がお客さんのところに、”もうそろそろ、醤油なくなって

ませんんか?”って、電話してたの、思い出す」と秀子さん。

「そうだよね、お店と、お客さんと言ったらいいのか、使う人が

そんなに間柄だったのかもね」

ストアのいまの姿、これからの姿、いまでもこれからに繋がって

いくような実際がいくつも、実例で出てくる。

ストアが物が満たされていくだけでなく、その人、その人の

暮らしがお互いに知り合う場であり、その人がそんなこと

おもっているなら、この「千切りキャベツはその人にとどけたく

なるね」

 

ストアに物が並んでいる姿は見えていたんだけど、どうも

物だけでない、何か目に見えないものが見えてくる感じ

があった。

いま、振り返ると、ストアに虹が立った。(笑)

 

オフィスでいろいろ話しをするのは、誰のためって、自分のため

だよね。自分のためという、自分って、誰かに自分のことを

知ってほしいという自分なんだよね。

 

オフィスに各自が部屋で保管している大事な書類とか印鑑など

オフィスに預ってもらうというのって、どうだろう?

今の世の中は、どんどん個人情報とかいって、じぶんのところに

囲うという方向だけど。

その書類などは、その人が扱っていくもんだけど、その置き場所が

オフィスということになるとイメージすると、わが家の棚がオフィスに

できた!オフィスと自分が、身近になるという気持ちがでたきそうだ。

社会でも、こういうことが出来ますよ、というのがあるだけのものだと

おもうけど、どんな社会になっていきたいかとおもうと、そういう

ことから、暮らしの安心や自分がみんなのなかで生きている、

生かされている?そんな気持ちがなんとなくでてくるのが、いいのかな?

「こういうのって、えい、やあ、とか気合を入れてやるんじゃないほうが

いいよね」耕一くんの弁。

 

「わたしのためのオフィス、わたしのためのストア、わたしのための

インフォメーションよね」これは美映さん。

ということは、この三つの仕組みというか、そういう役割って、

一人ひとりの「マイライフ」を豊にしたり、幸せになっていくために

あるんだよね。

そこから、その三つをイメージしたらどんなになるだろう?

仕組みも大事だし、その運営も、そうなるように、そうなって

いくように、研究や検討が欠かせないよね。

 

虹が出ていた時間帯は、おおいに”妄想”しちゃおう、ってな

雰囲気で、そのためには、こうしらいいとか、そんならこうできる

んじゃない、とか好き放題。

 

冬の虹は、鮮やかに立って、潔く褪せるという。

妄想は褪せても、何のために、何をするか、この研究と

検討は続いていくだろう。