宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

「みかん学習」① 工場見学&JA出前授業【3年生】

2021年12月14日 | ブログ

中学年は宮原の主幹産業である「有田みかん」について学習します。

先ずは3年生の取り組みです。

 

11月26日(金)、みかんの最盛期で大忙しの「早和果樹園」さんに無理をお願いして、工場見学に行かせていただきました。

到着後、2つのグループに分かれて早速「工場」と「店舗」を見学です。

この缶に絞ったジュースが詰められて保存されるそうです。

大きなゲージに詰められたみかんは、クレーンを使って先ず洗浄する機械に送られていきます。

熱湯処理されたみかんは機械で皮をむいていきますが、最終的に人がきちんと確認しています。

処理された皮も入浴剤等の材料として活用されるそうです。

工場内の皆さんは、それぞれの担当業務に集中して手際よく作業を進められていました。

営業時間中でしたが、店舗内に入らせていただきました。

見学中もお客さんが来られていたのにスミマセンでした。

店内の商品について、いろいろと教えていただきました。

ジュースやゼリー以外にもたくさんの商品が開発されていて、ビックリです。

会長さん(先代社長)さんも見えられて、子どもたちの質問に直接答えてくださいました

帰りには「おふくろスムージー」のお土産までいただいて、子どもたちは大喜び。

本当にありがとうございました。

 

続いて、11月30日(火)、JAありださんに「みかん」の出前授業に来ていただきました。

テーマは「もっと知ろう有田みかん」

Power Pointを使って詳しく説明してくれました。

話を聴きながら、メモを取るのに必死です。

問題「1番たくさん食べらている果物は?」

-「みかん」、「リンゴ」、「ぶどう」・・・。どんどん答は出てくるけど、結局正解にはたどり着けませんでした。

ちなみに、ベスト3は「バナナ」、「リンゴ」、「みかん」だそうです。

 

ここからは体験コーナー。

枝になっているみかんの収穫に挑戦しよう

先ずはプロにお手本を見せてもらってから、いざ実戦。

みんな慎重にハサミを使って、なかなか上手に収穫できました。

みかんの「甘さ」を測る糖度計も見せてもらいました。

お待ちかねの「実食コーナー」。糖度15の美味しいみかんをみんなでいただきます。

その前に、「有田むき」の講習です。

有田の子なら普段からそうしてるんだと思っていたら、意外や意外。

「難しい。」とか「やったぁ、ちゃんとできた。」という声が・・・

それでは、美味しいみかんを「いただきます。」

子どもたちの表情で伝わったでしょうか。ホントに甘くて美味しいみかんでした。

最後はJAありだの皆さんに全員で、「ありがとうございました」

            →(  次号、「みかん学習」②【4年生】に続く)