ICT機器活用研修会「スイッチひとつで広がる世界」を開催

山ねこ工作室のお二人を講師にお招きして、研修会を開催しました。

山ねこ工作室さんは全国を飛び回ってスイッチや支援機器の製作、視線入力装置のフィッティング等のサポートをボランティアで行っており、本校にも長く関わっていただいております。今回は、たくさんの事例の紹介とスイッチのデモンストレーションをしてもらいました。

依頼者の「したいこと」「できること」に寄り添って製作されたスイッチは、その方の生活に広がりや豊かさをもたらし、ご本人、ご家族にたくさんの笑顔が生まれていることが分かりました。

第１部は保護者14名、第２部は教員25名が参加し、山ねこ工作室さんの軽快かつ温かいトークに引き込まれ、あっという間の45分間でした。

９月の定期ICT機器体験会報告

９月の定期ICT機器体験会を開催しました。今回は初めて、本校の卒業生が２人、保護者と一緒に参加してくれました。一人は、EyeMoTアプリのセンサリーのお絵かきに挑戦。視線の動きに合わせて、音が鳴り、色がついていくことが分かると、自分からどんどん視線を動かし始めました。パレットや太さのアイコンに視線が向くことが多く、色や太さを変えようと試しているように見えました。３０～４０分夢中になって取り組んで、何枚も素敵な作品ができあがりました。

もう一人は、デジリハアプリで身体をたくさん動かしました。忍者にタッチするゲームや、水鉄砲を発射するゲームなど、汗をたくさんかきながら、身体を動かしていました。

次回は、１０月１８日（水）に開催します。お申込みお待ちしております。

水特夏休みICT機器体験会（児童生徒、保護者向け）を開催しました！

８月25日に本校の児童生徒とその保護者を対象にICT機器体験会を開催しました。参加された方々は、じっくりと時間をかけて、スイッチコーナーやセンサーを使ってのゲームコーナー等全てのコーナーを回っていました。きょうだいの皆さんにも参加いただき、一緒にゲームを楽しんでいる姿も印象的でした。

いただいた感想を紹介します。「いろいろ体験できて楽しかったです。」「初めて参加しましたが、色々なスイッチがあり楽しかったです。」「デジタルゲームやシャボン玉など喜んでいました。また体験したいです。」

夏休みの体験会はこれで終了になりますが、定期体験会は引き続き毎月第3水曜日（２月まで）に開催していますので、皆様のご参加お待ちしています。

ICT機器定期体験会を開催中です

６月～２月（８月を除く）の第３水曜日にICT機器定期体験会を開催中です。（定期体験会については、本校のホームページのバーナー「ICT体験会」よりお申込みいただけます。）６月は残念ながら参加者は０。しかし、７月は４名の方にご参加いただきました。デジリハの視線入力に興味があって参加したとおっしゃるYさんご夫婦は、長年にわたって本校のスイッチ教材研修を支えていただいた方でもあります。本校の取り組みを聞きつけて、私たちと一緒に新たな知見を深めることを楽しみに参加してくれました。

もうひとかたは、本校在学生Tさんとそのお母さんです。EyeMoTの視線入力は初めての挑戦でした。最初は頭の位置がぐらついて安定しなかったため、係が頭の固定をお手伝い。また、自立活動教諭（PT）が背中を伸ばしやすくするために、車いすの背もたれをちょっと張り直しました。すると、体幹が安定して、頭の位置が定まってきて、スムーズに追視や注視ができるようになりました！姿勢の安定が目の使いやすさにも大きく関係していることを、Tさんに教えてもらいました。

夏季休業中は、７月31日に外部機関向けを実施しました。（その時の様子は次のブログでお伝えします。）８月25日にも本校児童生徒・保護者向けの体験会を開催しますので、ぜひ奮ってご参加ください♪

水特夏休みICT機器体験会（外部機関向け）を開催しました！

７月３１日に外部機関を対象にICT機器体験会を開催しました。他校の先生方や放課後等デイサービス事業所から13名の方にご参加いただきました。各種センサーを使ったゲーム、スイッチトイ、テレプレゼンスロボットKUBIの体験ブースを用意し、体験いただきました。みなさん、メモを取りながら熱心に話を聴いて下さっていました。

いただいた感想から一部抜粋します。「微細な動きでも入力できることで、子どもたちの活動の幅や可能性が広がり、今のICT機器のすごさを体感できました。」「子どもたちのために使えるよう私自身が学びを深めていきたいと思う時間となりました。」「機器を介して人と人とがつながるっていいですね！」

どのようなものなのか事前に体験することは、機器の導入に向けて重要なステップだと考えます。この体験会がその一助になれていればうれしいです♪