みすずりんりん放送局

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チェンジリング

2009年03月17日 00時00分00秒 | た行の映画
 『チェンジリング』を観た。

チェンジリング

 1928年、ロサンゼルス。
 ある日突然、クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)の息子ウォルターが姿を消す。
 5ヶ月後にイリノイ州で発見され、警察が連れてきた少年は別人だった。
 息子だと言い張る少年。
 クリスティンの訴えを聞き入れない警察。
 一体、ウォルターに何があったのか?
 息子をこの手で抱きしめるまでは、決して諦めないと誓い、様々な圧力と闘うクリスティンに、恐るべき報せが届く・・・。(あらすじより)

 クリント・イーストウッドの演出に導かれたアンジェリーナ・ジョリーの名演、実話の持つ重み、そしてヒロインが体現する母の愛の強さが、観る者を圧倒し、その心を深く、大きく、揺るぎない感動で満たすパワフルなトゥルー・ストーリー。


 どれだけ祈れば、あの子は帰ってくるの-?


 2008年 アメリカ 142分 原題: CHANGELING

 本当にあった話・・・と言うことと監督がクリント・イーストウッド、で、主演がアンジー!
 これは、観に行く価値ありでしょ?ってことで行って来ました。

 今回はイヤと言うほど見せたられた映画の予告編で、大まかな内容は知っていたので、いつ誘拐されるの?って感じで見てました。

チェンジリング10

 クリスティンは女でひとつで息子ウォルターを育てているシングルマザーだった。
 
 わたし、最初この映画を観ている時、クリスティンの愛情ってあまり感じなかったんだ。
 ウォルターを学校に送っていた後、クリスティンはまた電車に乗って仕事場に行くんだけど・・・

 子供と別れて座席に座った時、普通ならここで子供を振り返らない?
 わたしなら、子供が学校の中に入っていく様子を見れる限り見るんだけど・・・

 振り返りもしなかったんだよね・・・まっすぐ前を向いたまま・・・

 この時、なんかちょっと違和感感じたの。
 その後、色々可愛がっている様子が出てはいたけれど・・・

チェンジリング9

 それに、子供一人残して家を去る時、ドアに鍵も掛けないんだね~~苦笑い
 昔のアメリカはそんな感じだったのかなぁ・・・日本でも田舎では「鍵を掛けたことがない」って言ってる人がいるけど・・・
 
 だから、ウォルターがいなくなった時のクリスティンの動揺ぶりを見ても、最初ちょっと感情移入出来なかったよ。
 でもでも、面白くなかった訳じゃなく、感動したし、泣きもしたよ~
 アンジーの演技は素晴らしかったと思う
 わたしって、ひねくれ者か?
 
チェンジリング12

 でも、子供を抱えて仕事をしている昔の女性は大変だったろうと思う。
 出来れば子供も何もかも自分でしてくれて、あまり手を煩わして欲しくないよね。
 自分の側に当たり前にいた存在の息子。
 なんの疑いもなしに、いて当然なんだから、あまり気にも掛けなくなるのかも・・・?

 わたしも子供二人がわたしの側にいて当然だと思ってる。
 毎日学校に行って、帰ってくるって・・・
 
 突然いなくなるなんて、想像出来ないし、したくもないけど・・

 う~ん、上手く言えないな

 その当然いて当たり前の存在がいなくなってしまった・・・
 いなくなって初めて、どれだけ大切で自分の人生のすべてだったか知るんだ。

チェンジリング5

 5ヶ月後に息子は帰ってきた。
 警察は自分たちの手柄だと言う。
 でも、その息子は別人だったの。
 
 ここからがこの映画の恐ろしいところ・・・

チェンジリング8

 母親が違うって言ってるのに、警察は聞きやしない。
 返って、母親の頭がおかしいと世間に言いふらしたりする。

 こんなことが本当にあったの?
 怖かったよ、わたし・・・

 どんだけ警察腐ってるの・・・

 自分の子供を見付けたいだけなのに、それさえも出来ないなんて・・・

チェンジリング13

 クリスティンを助けるグスタヴ・ブリーグレブ牧師役のジョン・マルコヴィッチ 。
 ジョニーとの映画、『リバティーン』で共演してたね

ロチェ
 
 ああ、ロチェ様、美しい~~わほー
 マルコヴィッチはどこ?怒っていうお叱りを受けそうなので・・・

 話は戻って・・・

 こういう信じてくれる人がいたから良かったけど、もしもいなかったら・・・恐ろしい・・・
 クリスティンもあのままだったのかと思うと、ほんと怖いよ~~

チェンジリング11

 この映画の中で、救いと思ったのが、この警察官。
 レスター・ヤバラ刑事(マイケル・ケリー で、あってるかな)
 この人がいなかったら、子供誘拐事件の真相はわからずじまい・・・
 あのままドンドン被害が拡大していったに違いない。
 腐りきった警察の中で、唯一ホッとした存在でした。

 で、この男の子が重要な鍵を握る子供なんだけど、迫真の演技、うまいなぁって思ったよ。
 
 実話だから、最後も実話のまま。(そりゃそうだね
 
 見終わっても虚しくて重くて、やりきれない気分だった。

 最後のクリスティンのその後の様子が・・・悲しいよ~~~ohnooo


チェンジリング4

 話とは関係ないけど、こんなショットがあったので・・・
 クリント・イーストウッド、おじいちゃんになったね~~
 『ダーティ・ハリー』とか彼の映画は全部好きだったよ
 映画を撮っても良い作品作ってるし、監督としても楽しみな存在になったね。

 で、映画の中で一番気になったのが「アンジーの真っ赤な唇」
 なんであんなに赤いの~~
 あの時代は真っ赤な口紅が主流だったのか・・・世間と闘っていく女心を赤い口紅で現してるのか・・・はてさて・・・苦笑い


 では、ここで予告編をどうぞ~~

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デリンジャー913 (2)

 


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