Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

Mr.しもの中の人が語る、曙

2014-11-03 13:48:02 | Mr.しもの中の人が語るプロレスラー

Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語るこのコーナー。
今回のテーマは
第64代横綱、曙選手です。

日本の国技、相撲で活躍した
文字通りのスーパースターでありながら
引退後に華々しくデビューしたK-1で
苦杯を嘗(な)めることとなった曙。
しかし、プロレス界に転身すると
恵まれた体格を最大の武器に
あらゆる団体のリングを股にかけて活躍。
現在は、全日本プロレス所属として
取締役も務めています。

そのネームバリューと大きな体は
プロレスという非日常空間を彩るには
あまりある才覚。
スタミナ不足がたまにキズですが
曙の試合に長期戦なんて
誰も望んじゃいないでしょうから
気にすることはないんです。
実際、彼が好んで使う技は
ほとんどがその体格を活かしたもので
破壊力も抜群(のはず)。
ブレーンが武藤なのか違う誰かなのか
私にはわかりませんが
相当センスのある人物だと思います。


ヨコヅナインパクト

※画像は鈴木みのるの
 ゴッチ式パイルドライバー

現在のフィニッシュホールドは
シンプルなパイルドライバー。
ベーシックなこの技も
曙が使えば必殺技になるという
高山のジャーマンと同じ理屈です。
オリジナル技に走る選手が多い中で
こういう必殺技は
かえって見栄えがします。


アケボノスプラッシュ

要するにただの
ダウン相手へのボディプレスですが
これも曙が使うと必殺技に。
格下の相手であれば
1発で決まってしまいます。
わかりやすくてイイ!


エルボードロップホールド

※画像はスタン・ハンセンの
 エルボードロップ

かつてのブッチャーのように
巨体を活かしたエルボードロップ。
こうして3つ得意技を並べてみると
どれも非常にシンプルな技ばかり。
いかに大きな体格が
プロレスではアドバンテージであるかを
物語っていると思います。


相撲の世界で頂点に立った曙ですから
相当プライドが高くても
おかしくないと思うんです。
ですが、彼は相撲界にいたときから
礼儀正しい人格者で通っていたようで
プロレス界に転身後も
武藤を親方と慕ったり
ボノちゃん、ボノタイガーをやったりと
その懐の深さを発揮。
驕らず謙虚な姿勢は、尊敬に値します。

新生全日本プロレスには正式入団し
取締役にも就任。
曙ほどのネームバリューがあれば
フリーでもそれなりに
やっていけると思うのですが
真面目な性格ゆえの決断なのでしょう。
私は一プロレスファンとして
「プロレスの為に、ありがとう」と
感謝したのを覚えています。

プロレスという非日常空間を
誰よりも体現している曙。
これからも日常生活で起きた嫌な事を
すべて忘れさせてくれるような
豪快なファイトに期待しています。



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