虐待の後で 2015年12月18日 | 仕事 新患の彼は50代前半。子供の時に受けた母親による虐待の記憶が今もフラッシュバックのように蘇る。 高校は中退、刑務所生活は4回、自殺未遂も数える程、子供は2人いるが一度もあったことがない。直ぐカッとなり自制が効かない、親友や恋人を気づくと殺そうとしていたなど暴力的な自分を知っている。過去の記憶、恐怖を消すためには酒しかない、と酒が自分の治療法だと信じてきた。薬物も使用していた。 依存症の治療施設 . . . 本文を読む