お庭の小動物 蜘蛛の赤ちゃん他

庭の垣根をほぼ毎日見回り。若芽に群がる黒いアブラムシを指や掌でしごいて
潰しとったり、チャドクガの幼虫が群がる葉っぱをそっと剥ぎ取って踏み潰し
たりして先手、先手で今までほぼ順調。一週間位前かな、サクランボの木の近
くの垣根の山茶花の花芯が枯れて途中で引っかかっているような気がして手を
伸ばしたら、その黒い塊がいきなり球状に膨らんでびっくり。蜘蛛の赤ちゃん
の群れだった。芥子粒のが２００匹から２５０匹位、といっても芥子粒見た事
ないんですが０．５ｍｍに満たない感じ、でも脱皮は１回済ませているようで
巣のあちこちに浮かんでる。巣の少し下に枯葉が筒状にぶら下がっていてその
中に卵嚢（らんのう）があったのでしょう。次の日は巣の天井の方に円盤状に
広がっていてなんか日光浴しているんですかね。またちょんと突いてやったら
やはりばっと巣全体に広がって鮮やか。その後梅雨入りしてしっかり雨が降っ
たので様子を見に行ったら、巣の位置を茂みの真ん中、雨があまりあたらない
場所に移していた。今日はまた巣を移動していて道に近い方いっぱいに糸を広
げている。真ん中に黒く固まってるので、やはりちょんとつついたら巣いっぱ
いに広がる。今回気が付いたんだけれど、びっくりして飛び出したというより
獲物がかかったと思ってそれぞれが持ち場に駆け付けたという感じなんだよね。
ほとんど動かなくていいのと先端まですっとんでいくのと分担決まっているの
かなあ。ぼつぼつ独り立ちしたのもいるようで数えたら１００匹位に減ってた。
大きさも１ｍｍ位になっている。最初の巣は抜け殻も糸もそのままだけれど、
２度目の巣と抜け殻はきれいになくなっていた。自分たちで食べたんだと思う。
共食いもするんだろうか。脱皮中なんかに狙われたりして。それともじゃんけ
んで生き残り組を決めるので半分ずつ減っていくのかなあ。グーはグー、チョ
キは指２本、パーは指４本ってところかな。指８本広げたら地べたに落っこち
てしまいますからねえ。

なんて思いながら垣根に沿って東に移動しかけたら、視界にいきなりトカゲの
姿が入ってきてぎょっとなる。なんたって爬虫類ですから。でも相手は私にお
構いなく山茶花の枝を用心深くうねり伝っていくので、目線の先をたどると雨
蛙がすぐ近くの山茶花の葉っぱに止まってこっち向いてる。口の大きさで勝負
すれば雨蛙の方が有利だと思うけれど、危機を察してかいきなり大ジャンプ、
私の足元、側溝のコンクリートにごきっと頭ぶつけて仰向けになってる。本当
にお陀仏したのかなと手に取ったら、ビュッとおしっこひっかけて再び垣根へ
ジャンプ。アガパンサスとかソラマメで見かけてた奴じゃないかなあ。最近、
雨蛙はそれ一匹しか見てないけれどトカゲはあちこちで見かけるようになった。
おしっこ無駄使いせず逃げのびてね。

＊蜘蛛の巣、今日確認したら２度目の巣と抜け殻も残っていた。それともあれ
は最後の巣の残骸かなあ。赤ちゃん集団はきれいにいなくなっていた。タンポ
ポの種みたいに風に吹かれて旅立っていったのでしょう。『シャーロットのお
くりもの』Charlotte's Web のエンディングみたいにね。（6/5）

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上が北、南側、西側に道路・東端物置（□）東側は隣家の敷地

●垣根（主に山茶花）　
▲南天・サツキ・シャリンバイ・ツバキ・ボケ・クチナシ他
▼果樹
◎池　
○堆肥エリア
☆野菜エリア
▽草花エリア
★1.蜘蛛の赤ちゃん ★2.トカゲと雨蛙

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