梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

冬の薔薇とステーション

2022-02-19 15:51:56 | 雑記
「的を射る」は間違いで「的を得る」が正しい、と友人と口論になったと言う話を見た、
「的」なんだから「射る」が当然だと言う意見に「的を射るだけなら当たったかどうかわからないじゃないか、当たったと言うなら得るが正しい」と口論になり絶好状態になったと言う話、
確かに的を貫いたと言う事なら「的を得た意見だ」と言う方が正しそうな気もする、
しかし、反語である「的外れだ」と言う表現は狙ったが外れたと言う印象より全く的の無い方向に弓を引いていると言う印象の言葉だ、
だとすれば「的を射る」と言うのもあながち間違いではない気もする
発言は的を射ている、と言うのは「間違いなく問題を指示している」と言う事だが本質は未だ見えていないと言う事で「的を得た意見だ」と言うのは「問題の本質を見抜いている」と言う様な事になるのかもしれない
因みに「言海」では”どちらも間違いではない“と書かれているらしい、
最近は言葉の変化を追認する事が多くなった、国営放送ですら「礼拝」を“れいはい”と呼んでいるくらいだから目くじらを立てても仕方ない、恐らく今の教師年齢もこれが正しいとして育ってきたはずだから仕方あるまいが何でもかんでも新しい言葉に置き換えられるのも昭和の残渣としてはそれこそ「忸怩たる思い」もある、

秋口から少し寂しく咲いていたピンクの薔薇が冬になってきて大きく開き始めた

枯れかかった感じの花だったが綺麗な薄桃色に開き、蕾もある

春咲きと秋咲きと四季咲きと言う種類があるがこれは秋を終えてから開き始めたので「冬咲」とでも言うんだろうか、
ほぼ毎日30分位歩いて通う道に京浜急行の蒲田駅がある
10数年前にリニューアルした駅は近未来的な形で何んとなく宇宙ステーションを思わせる、

大きくカーブして地上2~30m上を通っている路線は宇宙ステーションではないが羽田エアポートに向かう、

治安の悪いと言われている蒲田だがこの景色は清潔で未来的である