オリンピックが始まった、
無観客での開会式で陛下は「祝い」を「記念」に置き換えて開会の宣言を行った、
「祝う」と言う言葉に相応しくない、或いは多くの反対がある国民の気持ちを慮って「祝う」と言う文言を入れなかったではないかと言う報道に強く同意する、
しかし、その陛下が宣言をしている時に小池都知事と菅総理は起立しなかった
他の参列者全員が起立した事を見て慌てて起立をしたと言う
因みに私はコロナ禍とは関係なく今回のオリンピックには反対だったのでこの放送は見ていない、
国家を上げて、「日本の威信と信頼をかけ」て「絶対に成功させる」と言っている推進トップのこの二人は本当にどうかしている、
オリンピック憲章では「国家元首の宣言」が決まられているそうだ、
天皇陛下は対外的にも国内政治にしても「日本国家元首」である、
たとえそれが象徴だとしても彼らを任命しているのは天皇である、
小池都知事は自民党員ではなくなっているが菅総理は現時点の「自民党総裁」である、
自民政権は「卒業式国歌斉唱時に起立しない教師に懲戒」を加えていたのではないか
文科省下の学校単位で行われている行事に起立しないと言う事で戒告処罰までおこなっているではないか、
オリンピック開会式は国内省庁の話では無い、国際的・対外的な国家行事である
そこで自民党政権を代表している総理大臣が起立をしないと言う事は全く党として矛盾しているだろう、
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教師の式辞における起立拒否に関しては自分としては国家国旗と言うイデオロギーの問題以前、公式行事で式辞プログラムに書かれている「起立・国歌斉唱」を教育者が自分のイデオロギーに反するから従わないと言う事は認められない、
それによって罰を与えられることは致し方ないと思う、これから社会に送り出す最後の式辞に「決められた事でも自分の意に反するときは無視をする」と言う態度は教育的に許される事ではない、
どうしても自分のイデオロギーに反するなら校是を変える運動をするか、プログラムが解っているのだからその時点だけ退席する様にするべきだろう、
まあこれもあまりよい態度ではないが少なくとも無視をするより旗幟をはっきりするだけましだ、
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オリンピックは粛々と進められているが案の定テニスのジョコビッチから「この気温と湿気は競技するには適していない」と言う苦情が出始めている、
実際に熱中症で倒れた選手もある、感染陽性で出場を断念する選手も続出している、
全世界のトップアスリートが参加競技しているとは言えなくなりつつある、
選手が欠落した競技でメダルを得た選手も心から喜べはしないだろう
しかし恐らく此の侭「粛々と」競技は進み、閉会式もなに事も無かった如く行われるだろう、
そこでは「この大会は多くの苦難に打ち勝って大成功の裡に終了した」とIOCも政府も高らかに詠うだろう、
しかし我々国民の多数は、少なくとも自分は歴史に残る「国民の意思を無視して強行された悍ましい歴史的な汚点」としての評価しかできない
未だ多くの競技が残っている、酷暑で倒れる選手がでるだろう、
不謹慎だが願わくばテニスのジョコビッチ選手の様な主力選手が合同でこのオリンピックをボイコットしてくれたらいいのにと思っている
改めて季節の落ち着いたころ「世界大会」でメダルを決めればいいだろう
コストは全て開催国が用意しその放映権と言う果実を得る為だけに競技のコンデションを無視し商業主義の権化となったIOCは「アマチュアの聖典」とはあまりにかけ離れてしまっている、
IOCを排除した大会の方が間違いなくアマチュア精神に合致する