梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

JASRACと著作権者と利用料

2017-09-07 11:51:04 | 雑記
JASRACが音楽教室に著作権使用料金を請求すると言う、
そもそもJASRACとはWikiによれば
「音楽(楽曲、歌詞)の著作権を持つ作詞者・作曲者・音楽出版者から録音権・演奏権などの著作権の信託を受けて、音楽の利用者に対する利用許諾(ライセンス)、利用料の徴収と権利者への分配、著作権侵害の監視、著作権侵害者に対する法的責任の追及などを主な業務としている。社団法人であるため一般社団・財団法人法に基づいて非営利目的の運営が法律により定められている」
となっている、
あくまで著作権者から信託を受けて行っている非営利の社団法人の様だ、
なんでこんな事を調べたかと言えば今回の音楽教室でレッスンに使用する楽曲の著作権使用料が法的に必要であると言う言い分の前提として著作権者がこの件をJASRACに信託したのか、「包括的に信託された」と言うのかもしれないが著作権者がこの事に対してどう考えているのか疑問に思ったのだ、
現在はネットからのダウンロードと言う形態がかなりの部分を占めている、この際の著作権料はJASRAC経由ではなく配信業者が個別に著作権者と交渉をしているのではないだろうか、
或いは違法の配信もあるかも知れないがそれによってJASRACの扱う利用料金の回収が減少しているので新たに網をかけるマーケットとして教室を狙ったのではないのだろうか
JASRACを運営するのにかかる経費を管理費用として使用するのは必要経費だろうが今まで通りに徴収できないならその経費は削減して運営するのが当然であり既得権の減少を理不尽とも言われかねない方法に広げるのはやはりどうかと思う、
著作権者が「授業に使用するのはおかしいから使用料を取りたい」と言うならそれは本来の所有権者の意見だから法的な争いを含めてある程度納得は出来る、
が今回の騒動にその著作権者の意向が全く出ていない、JASRAKはあくまで非営利団体である、団体の収入が減少したなら合理化をして更に不足すれば著作権者に支払う分を下げるか、或いは使用料を上げると言うのが当然だろう、
もう一方の著作物にかんして学校で副教材として常態的に使用しているから塾はその著作権を払うべきだと言う話はあまり聞かない、
個人的意見としては「それはおかしい」と思う、言い方は悪いが批判を恐れず言わせてもらえば「ヒモ」である、
勿論元々はそんな組織ではあるまいが横車ともいえる今回の件は教室側に加担する