予習が肝心～ミュージカル編～

ここ1ヵ月の間にロンドンで見たミュージカルを少しご紹介します

あまりにも有名『オペラ座の怪人』の10年後を描いた
『LOVE NEVER DIES』

このデスマスクのような薄気味悪い顔はいったい・・・

音楽は前作と変わらず、アンドリュー・ロイド・ウェバー

夫所有の楽譜で音楽と歌詞（訳は夫が担当）を予習
どうしてもプッチーニ風に聴こえるところがあり、思わずニヤリ。

ミュージカルの出来は賛否両論、意見が別れているだけあって、
音楽、キャストの歌は素晴らしかったのですが、ストーリーと一部悪趣味な舞台セットが少々・・・
それでも、最後は泣いている人もたくさんいましたよ。（本当は私もその一人）

『オペラ座の怪人』に思い入れがある方、世界観を壊したくない方にはおすすめしないです


お次は、映画『天使にラブ・ソングを』の舞台化
『Sister Act』

やはり、夫の楽譜とCDで予習
・・・実はピアノも夫のです。

音楽は、映画版の作曲家とは違い、ディズニー音楽で有名アラン・メンケン。

そして、何よりも！！！！

今この時期だけウーピー・ゴールドバーグが修道院長役で出演
彼女が舞台に登場した瞬間、彼女が困ってしまうほど、拍手と歓声がやみませんでした。
現役をすでに引退したとはいえ、女優としての存在感は健在！

そして、主人公デロリス役の女性も歌・演技・スタイル抜群！！
底抜けに明るいこのミュージカルは笑いどころ満載で、キャラクター全員が輝いていました


そして番外編
オーストラリアを舞台にドラァグクイーン達の旅を描く
『PRISCILLA』

原作は、90年代のオーストラリア映画
こちらは先にDVDを見ていたので、ミュージカルも見てみたい！となって・・・

舞台の見どころは、ド派手衣装にド派手パフォーマンス
↓街を走る2階建てバスにもプリシラの広告

セクシーにお下品に

Sister Actに負けず劣らず、笑いっぱなしでした
好き嫌いはあるかもしれませんが、私はもう一度見たいです！


そもそも、ミュージカルを見ることも歌うことも演じることもこよなく愛する夫と違って、
私はどちらかというと苦手な方だったのですが、
（舞台特有の台詞の発声とか突然歌いだしたりとか・・・でもオペラは別です）
毎回、役者さんが真剣に最高級のパフォーマンスをしている姿を見ていると、
とてもそんなことが言えなくなってしまいました。

さて、次は何を見に行こうかしら。その前に予習も忘れずに