○○坂上ピアノ教室○○

結婚を機に故郷札幌を離れ、ロンドン生活15ヶ月、現在は東京ライフを満喫中♪

東京年の瀬

2011-12-14 11:18:12 | 東京生活~音楽~
少し早目ですが、昨日で演奏の仕事は仕事納め。

別のピアニストさんの代役で、千葉の市川や船橋へ、
自分自身がレッスンを受けに八王子へと、東へ西へ。

普段乗らない電車に長い時間揺られるのもまた良いものです。
昨日は車窓から、晴天の中、凛とそびえ立つスカイツリーが間近で見られました♪

札幌と違って、東京近郊で仕事をすると言うことは、移動時間とのうまいお付き合いが前提になりそうです。


今、試しにスマートフォンから入力しています。
便利なスマートフォンを持つと滅多にパソコンを開かなくなってしまうのが難点。

正直、ちょっとしたことなら、Facebookにアップする方が楽で、このブログも長いことお休みしてしまいました。

いよいよ年の瀬、クリスマス、30歳の誕生日。。。

来年はもう少し活動の場を広げられればと思っています。
あれやこれや譜読みしたい曲もたくさん。
秋には地元でコンチェルト。

不器用だけど不器用なりに、一つ一つのことに一生懸命取り組む、まずはそこから未知の30代、始めてみようと思います。


皆様、良いお年を( ´ ▽ ` )ノ

東京ライフ

2011-09-15 13:42:08 | 東京生活~音楽~
お久しぶりです!

夫の実家から借りているアップライトピアノの調律も済み(気持ちいい~
ロンドンで使っていた電子ピアノも無事届きました。

ただ、響きすぎる部屋なので、少し工夫が必要そう

札幌の実家に残しているグランドピアノがかわいそうですが、
またいつどこに移動するかわからないので、
しばらくはこの環境で練習しようと思います


ところで、先日、友人の誘いで読売交響楽団の演奏会に行ってきました


フランスの作曲家ベルリオーズの『ロミオとジュリエット』

歌のソリスト3人と合唱付きの7部構成。

不気味かと思えば愛らしく、エネルギッシュかつ神々しい壮大な楽曲。
ベルリオーズといえば『幻想交響曲』ですが、何か共通するものを感じました。


イギリスから帰ってきてシェイクスピア関連の演奏会というのもタイムリーで嬉しかったのですが、
(歌詞はもちろんフランス語
指揮者とオケの熱演もあいまって、イギリスの余韻と読響の演奏技術の素晴らしさに
どっぷりと浸かった2時間でした

ロンドン締めくくり色々

2011-08-10 19:26:19 | ロンドン生活
・クイーンの名曲にのせて・・・
ミュージカル『We Will Rock You



これも一応イギリス文化ということで見に行ったのですが・・・

ストーリーはともかく
劇場は満席、いまだ衰えないクイーン人気を再確認!


・今やイギリスを代表する急成長ブランド
Superdry



極度乾燥しなさい」Tシャツを来ている若者を見かけない日はないくらいの人気ぶり。
「堅い天候会社」Tシャツと合わせてお買い上げ

どのあたりが「オリジナル“Tokyo”ブランド」なんでしょう・・・謎です。


・友人に誘われリージェンツ・パークでピクニック



どこまでも続く緑に囲まれ楽しんでいたのもつかの間・・・



突然激しい大雨に降られ、耐えきれずに撤収。
あまりにもロンドンらしいので、何だか逆にハイテンション。



その後は近くのパブに移動→夏の風物詩ピムスで乾杯!おいし~!!


・ナショナル・ギャラリー前で一際注目を浴びていたおじさん。



音に合わせて火を噴くオモシロ楽器で演奏中。
思わずカゴに2pコインを投入。チャリーン。


・送別会でもらった寄せ書き



ロンドン地図の表紙に、中は五線紙でできた手作りの寄せ書きでした。
まさに感謝感激


ロンドンで出会った人は、本当に皆、志高く素敵な人ばかりでした。
また日本で再会できることを願って・・・

ロンドンから東京へ

2011-08-01 10:56:43 | ロンドン生活
東京に来て10日目です。

いったん落ち着いた暑さよりも、にっくき蚊と日々悪戦苦闘中。
すぐに買った虫よけスプレーも全く効かず、脚、腕、もう何度刺されたことか・・・

それでも、最初は何もなかった部屋もなんとか人が住めるくらいになり、
昨日は自転車も買ったので、最寄駅までの道のりがだいぶ楽になりました。


そして、一番大事な「ピアノ」ですが、時間さえ守れば弾いてよいとのこと、
近くからは本格的なショパンが聴こえてきたり(音大受験生かな?)、嬉しい限り。
近々、夫の実家からアップライトを借りる予定です。

それにしても、しばらくピアノを弾いていないので、
「弾こうと思っても指が動かない」夢を何度か見ました


最後に弾いたのがこの時↓

引っ越し準備中、用事があって夫とたまたま通りかかった場所

最初は夫が弾きたいと言い出したので立ち止まったのですが・・・

演奏中は、こんなに人が集まっていたとは全く知らず。
弾き終えて周りを見渡したら、急に恥ずかしくなったので、拍手を背に若干小走りで夫のもとへ。
見ていた人からは「Welcome to London!」と言われてしまいました(笑)


今思うと忙しかった引っ越し期間も、出来る限りロンドンらしいことを満喫しようと
色々な所に出掛けたような気がします。

続きはまた次回に

思い出を胸に・・・

2011-07-21 14:00:47 | ロンドン生活
先週火曜、ついに日本への帰国が決定しました。

その翌日から、

引っ越し業者選び(見積もり)

引っ越し作業→ホテルへ移動

クリーニング業者によるハウス・クリーニング

そして昨日、インベントリー・チェック(入居前と変わらない状態かどうかのチェック)
を無事終えました。


帰国の決定から引っ越しまでが、あまりにも短かったので、
(不動産屋さんに「今までで最短レコード!」と言われてしまうほど・・・)
本当に身近な友人にお別れを言うので精一杯

A子さん&A子さん、イタリアン美味しかったですね


今晩は、嬉しいことに、友人がパブの上階を貸し切って私達夫婦の送別会を開いてくれます。


1年と数カ月、本当に短い間でしたが、
ロンドンで経験したこと、出会った方々との思い出を胸に、
明日、東京へ向けて出発します!

Play Me, I’m Yours

2011-07-12 20:20:50 | ロンドン生活~音楽~
クラリネット吹きの友人と楽譜を持ち寄って初合わせ



黒鍵が所々なかったり、ピッチが低すぎたり、出ない音があったり・・・

それでも場所を変え2ヶ所で1時間半ほど、風に吹かれながら、楽しく演奏してきました!



拍手をしてくれた男性はロマンティックなバロック弾きさんでした。

http://www.streetpianos.com/london2011/

Waddesdon Manor

2011-07-12 08:52:43 | ロンドン生活~市外観光~
ロンドンから車で1時間半、Waddesdon Manor(ナショナル・トラスト)へ。

このシャトー風の邸宅は銀行家ロスチャイルド一族のロンドン家が19世紀後半に建てたもの。

その敷地といったら、驚くほど広大!

邸宅内は残念ながら撮影禁止でしたが、内装や調度品は豪華ながらもセンスが良く、
一つ一つの部屋を巡るたびに「本当のお金持ちってこういうことを言うのね」とため息の連続。。。

隣接するレストランもおすすめです!

イギリス国立鉄道博物館

2011-07-11 15:29:26 | ロンドン生活~市外観光~
この週末は、行ってみたかったけれどずっと行きそびれていたところを巡ってみました。

まずは、世界最大級の鉄道博物館、ヨークのNational Railway Museumです。

実はこちら、下調べの段階で、今一時的に展示の半分がクローズ中ということが判明

ということで、一日ヨーク観光を済ませた後、
博物館の閉館1時間前にふらっと寄ってみることにしました。


その前に・・・

ゴシック建築の美しいヨーク大聖堂

東西南北の壁を飾るステンドグラスはその壮大さにため息が出るほど

西側のハートのステンドグラス(東側は残念ながら修復中)


遠くからでもその存在感は一目瞭然!

ここから、街を取り囲む城壁の上を歩き、鉄道駅の方へ約20分・・・


ヨーク観光の締めくくり、鉄道博物館に到着

こちら、ありがたいことに入場無料です


さっそく博物館のメイン会場「Great Hall」へ!



巨大な転車台を囲むように蒸気機関車や客車が所せましと並んでいました


鉄道の事はそんなに詳しくないのですが、見たり乗ったりすることは大好きなので、
夫をおいて広い会場内を興奮気味にあっち行ったりこっち行ったり。

なんといっても、蒸気機関車はイギリス産業革命の申し子ですしね!



鉄道に囲まれながら(うっとり)お茶ができたり、


記憶に新しいPullmanの客車に再会できたり、(その時の記事はコチラから)

中でも、一番の見もの!!!

0系新幹線&ユーロスター!!東西、夢の競演!!!

日本でも乗ったことがなかった0系

この匂いに不思議と懐かしい気持ちになりました。


いくら半分だけの公開といっても、1時間では全く足りませんでした

今月中旬まで閉鎖中の「Station Hall」には、イギリス王室のお召し列車も展示されているとのこと、
見られなかったのは残念ですが、日本に帰る前に行けて良かったと心から思える大満足の展示でした。

鑑賞備忘録~番外編~

2011-07-05 19:13:30 | ロンドン生活~音楽~
先月、2つのコメディ作品を見てきました。

その日は、気ままにレスタースクエアの「tkts」へ。
当日券を半額ほどの値段で手に入れられます



たくさんの演目から選ぶことができたので、
迷いに迷って選んだのは・・・


まずマチネに、もう一度見たかった『PRISCILLA』!(過去の記事はコチラ

70~80年代のヒット曲にのせて、ドラァグ・クイーンのド派手でセクシーな濃~い舞台
ちょっとお下品だけど、カラフルな衣装が大好きです


そして、夜には・・・

コメディ劇『The 39 Steps

この舞台、ミュージカルではありませんが、
夫が一度見に行っていて、どうしても私を連れて行きたかったそうです。

ピカデリー・サーカスのエロス像の目の前なので、
ロンドンにお住まいの方は誰もが看板を目にしたことがあるのではないかと思います。

日本でも上演されていたというこのコメディ、
ヒッチコックの映画がベースになっています。

舞台はロンドンとスコットランド。
人生に辟易していた一般人男性が殺人事件と国家を揺るがすスパイ騒動に巻き込まれていく様子を
たった4人の役者陣が最後までコミカルに演じ通します。

言葉が多少わからなくても、動きを見ているだけで大笑い、
その上、なんとなくストーリーもわかってしまうのが、このコメディの魅力(?)。


もし、エロス像の前を通るたびに気になっていた方はぜひ劇場へ

ランズ・エンドへの旅~後編~

2011-07-05 18:31:19 | ロンドン生活~市外観光~
輝く海と潮の香りに癒されつつ、次に車で向かったのは、
イギリス版モン・サン・ミッシェル・・・

セント・マイケルズ・マウント

遠くから眺めても存在感充分!

12世紀に建てられた修道院はその後、居城となり、現在は見学できるそうです。
到着した時はまだ地続きでしたが、残念ながら島へは渡らず次の目的地へ向かいました。


さらに西へと進み、ランズ・エンドへの旅も佳境へ。


それは、今回私達が一番楽しみにしていた場所・・・

ミナック・シアター!!

切り立った岸壁に作られたこの劇場は、演劇好きの女性が趣味でこつこつと作り上げたもの。
アンビリーバボーです。

ステージは青い海と波の音をバックに・・・

まるで楽園の劇場

公演は平日のみだそうですが、劇場見学だけでも行く価値ありとの情報は本当でした。
私達の感動といったら・・・もう大興奮


その後、いつまでも留まっていたい気持ちを抑え、
劇場をあとにし向かったのは、

今回の旅のゴール地点「地の果て」ランズ・エンド

ようやくここまで来たかぁ・・・と、
水平線と岸壁にぶつかる波を見てはしみじみ。


実はここからさらに5~6時間かけてロンドンへ戻らなければいけないのですが、
それでも、外国に旅行に来たのではないかと錯覚してしまうほどの、
この国の素晴らしい景観を肌で感じられ、大満足の旅となりました。