○○坂上ピアノ教室○○

結婚を機に故郷札幌を離れ、ロンドン生活15ヶ月、現在は東京ライフを満喫中♪

ロンドンのラッキー・スポット

2010-08-31 18:20:35 | ロンドン生活
ふらっと入ったイタリアン・レストラン
その名も『The Lucky Spot Restaurant』

狭くて暗い店内とは全くの正反対、陽気なイタリアンご主人が快く迎えてくれました。
奥さんの趣味なのか、店内の壁をぐるっと囲む無数のポットの置きもの

写真はフラッシュ撮影ですが、
暗がりに目が慣れてくると世界各国の様々な代物が見えてきます。

さっそく注文したのは、海老とニンニクのパスタ。

海老の殻をむくのにフィンガー・ボールを使っても手がヌルヌル~
でも海老のエキスがしみ込んだソースも美味しくて、あっという間に完食!!

デザートはアップルパイならぬ、アップルクレープ(notちくわ)

レーズン入りでクレープもモチモチ

お店の名前を知ったのは、店内でメニューを見た時。
何だかいいことが起こりそうな予感に、食事も特別美味しく感じられるのでした
コーヒーも家でいれるのと全然違う気がしてきます

1952年にできたこのお店は、代々イタリア人が受け継いできたらしいです。
レトロな雰囲気を味わいたい方はぜひ

14 North Audley Street,
Mayfair,
London,
W1K 6WE
(セルフリッジとM&Sの間の道を南へ行くと左手にあります)

ノルウェー・フィヨルドの旅~ベルゲン後編~

2010-08-27 20:39:53 | ロンドン生活~旅行~
世界の車窓からこんにちは

電車の詳しいことはわかりませんが、乗るのは大好きです


・・・さて、前回に続き謎のピンクジャージの女性、帰りのケーブルカーの改札前で、
遅れてやってきた私たちのことをニコニコしながら待っていてくれました。

「待っててくれたんだねー。」なんて、夫とのんきに話しながら改札を通ろうとすると、
なんとピンクジャージの女性、夫の背後について改札をすり抜けたではありませんか!
・・・いわゆる無賃乗車

「楽しくおしゃべりした仲だし、写真も撮ってあげたんだからいいでしょ?」
とでも言わんばかりの微笑み。

写真を撮ってくれたのも、長く話し込んだのも、無賃乗車をするためだったのかな・・・はは
何のご縁か、翌日も空港へ向かうバスでバッタリ再会してしまうのでした


ベルゲン2日目

この日は、ベルゲン郊外にある作曲家グリーグの博物館『Troldhaugen(トロルハウゲン)』へ!
前もってランチ・タイム・コンサートの時間もチェック

ベルゲン美術館でノルウェーの画家ムンクの絵を数点鑑賞した後、
市内中心部から出ているトラムに乗って出発!!

降車は終点の1つ手前『Hop』で。

ここからはこの案内標識に従って15分ほど歩きます。

親切すぎるほど分かれ道には必ず立っているので、迷わずにすみます。

しばらくして見えてくる博物館の駐車場から、さらに緑の小道を5分程進むと・・・

グリーグのためにここまで歩いてくる人に悪い人はいない気がします。

コンサートを聴くため、さらにその先のホールへ。

まずはグリーグにご挨拶

ホールへ入ってみると、そこは自然光がさし込む癒しの空間。

なんと舞台の向こうにフィヨルドを見下ろすことができます

コンサートは、彼の代表作『ペール・ギュント』の『朝』(ピアノ・ソロ版)を含む小品数曲と、
グリーグが影響を受けたとされているシューマンの作品から1曲。

プログラムの紙がないなと思っていたら、
ピアニスト自身が1曲ずつ英語とノルウェー語でお話を交えながらコンサートを進めていました。

彼が言うには、グリーグの身長は142cmで、(私の聞き間違いかも
歌手だった奥さんニーナもその妹さん(お姉さん?)もとても小さい人だったそうです。
だから、自分たちの事をノルウェーの妖精「トロル」と呼び合っていたとか

そしてこの小高い丘には、グリーグとニーナが春と夏を過ごした家や、

(ここでたくさんの曲が生み出されたのでしょうね

登山道のような細道を下ると・・・

崖の中腹にちょっと変わった二人のお墓も見ることができます。

博物館のお土産コーナーには、グリーグの楽譜も置いてありました。
記念に買ったのは、コンサートで一番印象に残った曲『トロルドハウゲンの婚礼の日』

いつか弾くことがあるかな


グリーグ博物館を後にした私たちは、市内中心部に戻り、
魚市場やブリッゲンを探索してからバスで空港へ


ベルゲンまとめ
◎可愛らしくセンスの良いお店や街並みが
◎皆が親切で聞き取りやすい英語を話してくれる
△土砂降りの雨が頻繁に降る
×全体的に物価が高い(美術館のポストカードが1枚200円くらい

今、思い返してみると、海や木の匂いが北海道に近かったような気がします
帰宅後、夫婦で旅の写真を見ながら、グリーグの『ペール・ギュント』を聴いてみたり(笑)

ノルウェー・フィヨルドの旅~ベルゲン前編~

2010-08-25 20:32:20 | ロンドン生活~旅行~
オスロに続く、ノルウェー第二の都市ベルゲン

船で入港した私たちを世界遺産『ブリッゲン』の可愛らしい木造家屋が迎えてくれます

ホテルに荷物を置いてまず向かったのが、ブリッゲンの一角にあるレストラン

お店の雰囲気も◎『エンヨーニンゲン
ベルゲンが誇る新鮮な魚介類を使った料理を出してくれます

こちらはスターターで頼んだカニさん

カニの味わい深い甘さに北海道が懐かしくなりました
その他にも、お魚を使ったスープやメインなど、どれも大満足


この後、夜景を見るためにケーブルカーでフロイエン山へ。(~乗り物編~参照)
山頂に着いて早々、ピンクジャージの外国人女性に話しかけかれ、
肝心の夜景はゆっくり見られないうちに帰りのケーブルカーの出発時刻に

美しい夜景を背にして、なぜ中国の一人っ子政策の話まで聞かなくてはいけなかったのか・・・


ベルゲン後編へ続く・・・

ノルウェー・フィヨルドの旅~乗り物編~

2010-08-24 10:22:56 | ロンドン生活~旅行~
(フィヨルドとは?→ Wikipediaで見る

金曜夜、飛行機でロンドンからオスロに入り、中央駅前のホテルで一泊。
翌土曜朝、いよいよフィヨルド12時間の旅の始まりです!!

ベルゲン線(オスロ~ミュールダール)
 
振り子式車両が採用されているため、
その独特のカーブ感は地元北海道で乗った『スーパー北斗』を思い出させます
気分は『世界の車窓から』あのチェロのテーマ曲が聴こえてきそうです
 
息をのむような美しい渓谷を走り続けます。
高地では緑もまばら『ハダンゲル氷河』のお目見えです。


フロム鉄道(ミュールダール~フロム)
 
人気の観光列車は絶景ソグネフィヨルドを約1時間かけて進みます。木のぬくもりが優しい可愛らしい車内
トンネルのほとんどは手作業で掘られたらしく、険しい断崖絶壁は、まさにリアルなビッグ・サンダー・マウンテン!!
 
深緑色の客車(途中停車時)と先頭の運転台(終点フロム駅にて)


エクスプレスボート(フロム~ベルゲン)
 
あいにくの雨でしたが、山あいにかかる虹がお出迎え。
ここから5時間かけてのんびり快適なフィヨルド・クルーズ(写真下↑ベルゲン到着時)


☆オマケ写真☆
ベルゲン市内を一望フロイエン山のケーブルカー

山頂から見下ろす夜景は一見の価値あり


ベルゲン市内を走るトラム

郊外にあるグリーグ博物館へはバスかこのトラムで

『北欧デザイン』という言葉がありますが、
ケーブルカーもトラムもデザインのセンスがとても良く、新しくてきれいでした。


帰りはベルゲンから飛行機でロンドンへ。

ベルゲン空港のトイレ(男子もあります!)。さすが北欧デザイン??

飲みかけのホットチョコ

2010-08-20 13:35:50 | ロンドン生活
こちらロンドンは、まだまだ日差しは強いものの、
朝晩、曇りや雨の日はずいぶんと涼しくなりました。

街を歩く人も、半袖の人もいれば、すでにジャケットをはおっている人もいて様々です。
そんな肌寒い日に飲みたくなるのが、ホットチョコレート


先日のバッグ強奪未遂事件(こちらの日記参照)、その時まさに飲んでいたのがホットチョコレート。

結局、少し飲んだだけで一連の事件が起こってしまい、
もうその場にはいられず、お店を出ることにしたのですが・・・


私のホットチョコレート・・・(泣)


それからというもの、スタバに入ってもホットチョコレート。食事をしてもホットチョコレート。
何だか変なのです。いつもならコーヒーを頼むところが、なぜかHC(長いから省略)。

どうしてもHCが飲みたいような気がしてしまって
事件のショックとHCへの未練を私の頭が取り違えているのかも・・・


しまいには・・・

Harvey Nicholsのチョコレート・ドリンク

家でも飲む気です。
日本に帰って私が太っていたら、HCのせいだと思ってください