○○坂上ピアノ教室○○

結婚を機に故郷札幌を離れ、ロンドン生活15ヶ月、現在は東京ライフを満喫中♪

ロンドン締めくくり色々

2011-08-10 19:26:19 | ロンドン生活
・クイーンの名曲にのせて・・・
ミュージカル『We Will Rock You



これも一応イギリス文化ということで見に行ったのですが・・・

ストーリーはともかく
劇場は満席、いまだ衰えないクイーン人気を再確認!


・今やイギリスを代表する急成長ブランド
Superdry



極度乾燥しなさい」Tシャツを来ている若者を見かけない日はないくらいの人気ぶり。
「堅い天候会社」Tシャツと合わせてお買い上げ

どのあたりが「オリジナル“Tokyo”ブランド」なんでしょう・・・謎です。


・友人に誘われリージェンツ・パークでピクニック



どこまでも続く緑に囲まれ楽しんでいたのもつかの間・・・



突然激しい大雨に降られ、耐えきれずに撤収。
あまりにもロンドンらしいので、何だか逆にハイテンション。



その後は近くのパブに移動→夏の風物詩ピムスで乾杯!おいし~!!


・ナショナル・ギャラリー前で一際注目を浴びていたおじさん。



音に合わせて火を噴くオモシロ楽器で演奏中。
思わずカゴに2pコインを投入。チャリーン。


・送別会でもらった寄せ書き



ロンドン地図の表紙に、中は五線紙でできた手作りの寄せ書きでした。
まさに感謝感激


ロンドンで出会った人は、本当に皆、志高く素敵な人ばかりでした。
また日本で再会できることを願って・・・

ロンドンから東京へ

2011-08-01 10:56:43 | ロンドン生活
東京に来て10日目です。

いったん落ち着いた暑さよりも、にっくき蚊と日々悪戦苦闘中。
すぐに買った虫よけスプレーも全く効かず、脚、腕、もう何度刺されたことか・・・

それでも、最初は何もなかった部屋もなんとか人が住めるくらいになり、
昨日は自転車も買ったので、最寄駅までの道のりがだいぶ楽になりました。


そして、一番大事な「ピアノ」ですが、時間さえ守れば弾いてよいとのこと、
近くからは本格的なショパンが聴こえてきたり(音大受験生かな?)、嬉しい限り。
近々、夫の実家からアップライトを借りる予定です。

それにしても、しばらくピアノを弾いていないので、
「弾こうと思っても指が動かない」夢を何度か見ました


最後に弾いたのがこの時↓

引っ越し準備中、用事があって夫とたまたま通りかかった場所

最初は夫が弾きたいと言い出したので立ち止まったのですが・・・

演奏中は、こんなに人が集まっていたとは全く知らず。
弾き終えて周りを見渡したら、急に恥ずかしくなったので、拍手を背に若干小走りで夫のもとへ。
見ていた人からは「Welcome to London!」と言われてしまいました(笑)


今思うと忙しかった引っ越し期間も、出来る限りロンドンらしいことを満喫しようと
色々な所に出掛けたような気がします。

続きはまた次回に

思い出を胸に・・・

2011-07-21 14:00:47 | ロンドン生活
先週火曜、ついに日本への帰国が決定しました。

その翌日から、

引っ越し業者選び(見積もり)

引っ越し作業→ホテルへ移動

クリーニング業者によるハウス・クリーニング

そして昨日、インベントリー・チェック(入居前と変わらない状態かどうかのチェック)
を無事終えました。


帰国の決定から引っ越しまでが、あまりにも短かったので、
(不動産屋さんに「今までで最短レコード!」と言われてしまうほど・・・)
本当に身近な友人にお別れを言うので精一杯

A子さん&A子さん、イタリアン美味しかったですね


今晩は、嬉しいことに、友人がパブの上階を貸し切って私達夫婦の送別会を開いてくれます。


1年と数カ月、本当に短い間でしたが、
ロンドンで経験したこと、出会った方々との思い出を胸に、
明日、東京へ向けて出発します!

夢のオリエント急行

2011-06-10 11:04:55 | ロンドン生活
クリケットともう一つ、楽しみにしていたことは、

オリエント急行 日帰りの旅です


オリエント急行とは、本来、上流階級の旅行者に愛用された国際寝台列車。

今回私達が乗車したのは、ツアー列車と呼ばれるもので、
ロンドン・ヴェネツィア間を結ぶベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスが運行する
アフタヌーンティを楽しむためのお手軽な2時間の旅。


使用される車両はブリティッシュ・プルマンという座席車


ツアーは様々な種類が用意されており、
週末、しかもスチーム(蒸気機関車)となれば、人気もお値段もぐっと高め。

(※イメージ図 ヴィクトリア駅にて)


ちなみに私達が乗車した時の機関車はこちら↓

これでも十分素敵です


オリエント急行といえば、なんといっても内装の豪華さやサービス。

せっかくなのでお隣の車両もパチリ


ロゴ入りの素敵な食器


こういうふうにして用意されると、
サンドイッチやスコーン、ケーキも、不思議と優雅なものに感じられます。


お土産用に車内販売のワゴンもあり、
「ブリティッシュ・プルマン」の文字の入った写真立てを記念に購入しました。

夢のオリエント急行の思い出に、その時撮った写真を入れ、部屋に飾ってあります

ローマの旅3

2011-06-07 17:37:12 | ロンドン生活
今回の夏休み旅行に出かける数日前、夫がある曲について私に聞いてきました。

イタリアの作曲家、レスピーギ(1879~1936)の交響詩『ローマの松』。

どうやらその日、ローマに行くことを上司に報告したところ、
この曲の話題になったそうです。

たまたま札幌から『ローマ三部作』(噴水・松・祭り)のCDを持ってきていたので、
改めて聴いてみることにしました。

松が物言わぬ証人となり、ローマの悠久の歴史と音楽とが重なり合います。

第1部 ボルゲーゼ荘の松
第2部 カタコンブ付近の松
第3部 ジャニコロの松
第4部 アッピア街道の松


日本のオーケストラでも1~2度聴いたことがあり、
私のお気に入りは『ジャニコロの松』。
静かに光輝く音型と、どこまでも真っ直ぐに届くイノセントな響きが好きです

残念ながら、今回の旅行でそのジャニコロの丘に行くことはなかったのですが、
その他の場所について、簡単にではありますが、写真をアップしてみようと思います




人々の憩いの場、ボルゲーゼ公園とボルゲーゼ美術館

こちらの美術館は予約&完全入れ替え制

ベルニーニの人間業とは思えない彫刻は圧巻!


こちら、緑のアルケオバスに乗ってS.セバスティアーノ門をくぐり、

いざ、アッピア旧街道へ!!

歴史は紀元前、古代ローマへとさかのぼり、

石畳の道はカタコンベへと続きます。


S.セバスティアーノ聖堂

この聖堂の地下には、肌寒く湿ったカタコンベ(地下埋葬所)が迷路のように広がっており、
ガイドツアーでのみ巡ることができます。(残念ながら撮影禁止)

このカタコンベには、殉教した聖セバスティアヌスだけではなく、
一時的に使徒ペテロとパウロも埋葬されていたそうです。

私にとっては伝説のような人物が本当にここに・・・。


ここ最近、ピアノのレッスンなどで、
「イメージ」から音色を作り上げることの大切さを痛感することが多いのですが、
今回このローマで見た風景をイメージとして頭の引き出しから取り出す時が来るかもしれません。


またいつか、『ローマの松』をオーケストラで聴ける日も楽しみにしています