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原発の津波対策、「低いところ」がよいのでは?

2011-03-31 | 日記
YOMIURI ONLINE」の「10m津波想定せず…全国54基、電源喪失恐れ」( 2011年3月30日08時36分 )

 全国の原子力発電所が、東日本巨大地震で発生した10メートル級の津波を想定しておらず、想定を超えた津波に襲われると福島第一原子力発電所と同様の電源喪失に陥る恐れのあることが、読売新聞社の調査でわかった。

 経済産業省は福島での事故を受けて、電力各社に対策の強化を求めるが、各社とも対応に追われている。

 大地震などの際、運転中の原子炉を安全に停止するには、炉を冷却する装置が働く必要がある。各原発は、通常の外部電源が止まった時のために非常用電源を備えるが、福島第一原発では非常用ディーゼル発電機が津波で浸水し故障した。

 読売新聞社が、全国の商業用原発54基について調べたところ、津波の想定は最高でも北海道電力泊原発(泊村)の9・8メートルで、最も低い関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)は0・74メートルだった。

 各社は、非常用電源を置く敷地が津波の想定より高いことから「安全」と判断している。

 しかし、今回の津波では、福島第一原発が想定を上回る14メートルの津波に襲われたとみられるほか、日本原子力発電東海第二発電所(茨城県東海村)と東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)も、非常用の発電機を海水で冷やすポンプや熱交換機が水没で故障し、一部が使用不能になった。


 読売新聞社が、全国の商業用原発54基について調べたところ、津波の想定は最高でも北海道電力泊原発(泊村)の9・8メートルで、最も低い関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)は0・74メートルだった、と報じられています (リンク先=元記事には、全国の原子力発電所における想定津波規模と非常用電源の標高を示す図が添付されています) 。



 要は、「すべての商業用原発で10メートル以下の津波しか想定していない」わけです。背景には、10メートル以上の津波を想定して対策をとれば、「コストがかかりすぎる」ので現実的ではない、という事情があるものと思われます。

 しかし、「一度事故が発生すれば大変なことになる」以上、これではまずいのではないでしょうか。



 問題は、「どういう対策をとるか」です。報道には、
各社は、非常用電源を置く敷地が津波の想定より高いことから「安全」と判断している。
とあります。私は、

   この対策そのものが、根本的におかしい

のではないかと思います。



 以下、完全に素人の意見ですが、



 津波の高さは、場所によって異なるとはいえ、「過去に発生した津波の規模を、東京電力も原子力安全・保安院も知っていた」で引用したような、38メートルもの津波の例があることを考えると、「想定される津波よりも高い位置に非常用電源がある」からといって、安全だとはいえないでしょう。

 38メートルの津波が来ても安心!! な高さに非常用電源を設置しろ、というのは、(おそらく)現実的ではないでしょう。だからこそ、東京電力も原子力安全・保安院も、過去に発生した津波の規模を知っていながら、「故意に」想定される津波の規模を小さく想定していたのだと思います。



 私が思いますに、非常用電源などの設備は「高いところ」に置くのではなく、

   濡れてもOK!!
   津波にも流されない!!

という仕様にすべきではないでしょうか? つまり、

   完全防水仕様にしたうえで、
     (たとえば) 地下に設置する

わけです。



 津波対策というと、普通は「高いところ」に設備を設置することを考えます。しかし、「低いところ」に設置するほうが、かえって安全なのではないかと思います。
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