「核のゴミ」をどうするのか、調べていました。
対策として、「地下に埋める」方法があることは知っていましたが、埋めたあとも「十万年」もの管理が必要で、さすがにそれは「現実的ではない」という感じがします。
ところが、この問題を解決する「分離変換技術」というものが研究されているようです。
分離変換技術とは、次に引用(紹介)する資料によれば、
簡単にいうと、
なお、複数の方法が研究されているのは、おそらく (私の推測では) どの方法が成功するかわからないからだと思います。
この研究の「見通し」がどうなのか (成功しそうか否か) 、それが重要ですが、あまりにも専門的で、難しすぎて私にはよくわかりませんでした。
この研究の「見通し」が明るいなら、「核のゴミ」問題は解決するはずですし、
専門家会議の資料なので難しいのは当然だとは思いますが、「国民に向けて」ぜひ、(多少不正確でもよいので)わかりやすく書かれた資料を公開していただければと思います。
「内閣府原子力委員会」の「分離変換技術検討会」
なお、私が調べるきっかけになったのは次の記事 (↓) です。
「週プレNEWS」の「高レベル放射性廃棄物を処分する方法が日本にはない」( 2012年12月11日 )
■関連記事
「原発問題の解決策」
対策として、「地下に埋める」方法があることは知っていましたが、埋めたあとも「十万年」もの管理が必要で、さすがにそれは「現実的ではない」という感じがします。
ところが、この問題を解決する「分離変換技術」というものが研究されているようです。
分離変換技術とは、次に引用(紹介)する資料によれば、
高レベル放射性廃棄物(以下、「HLW」という。)に含まれる元素や放射性核種を、その半減期や利用目的に応じて分離するとともに、長寿命核種を短寿命核種あるいは安定な核種に変換する技術である。とされています。
簡単にいうと、
- 「核のゴミ」に含まれる放射性物質を「放射能パワー」の高い物質と、「放射能パワー」の低い物質に分けて (分離技術) 、
- 「放射能パワー」の高い物質を「放射能パワー」の低い物質に変換する (変換技術) 。
- 分離技術・変換技術のそれぞれについて、複数の方法が研究されている。
- 研究は着々と進められており、部分的には、「基礎研究段階」から「準工学研究段階」へと移行しつつある。
なお、複数の方法が研究されているのは、おそらく (私の推測では) どの方法が成功するかわからないからだと思います。
この研究の「見通し」がどうなのか (成功しそうか否か) 、それが重要ですが、あまりにも専門的で、難しすぎて私にはよくわかりませんでした。
この研究の「見通し」が明るいなら、「核のゴミ」問題は解決するはずですし、
専門家会議の資料なので難しいのは当然だとは思いますが、「国民に向けて」ぜひ、(多少不正確でもよいので)わかりやすく書かれた資料を公開していただければと思います。
「内閣府原子力委員会」の「分離変換技術検討会」
「分離変換技術に関する研究開発の現状と今後の進め方」
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/bunri/houkokusho-090428.pdf
( 「○分離変換技術に関する研究開発の現状と今後の進め方について」の「報告書 本文、付録、主な用語説明」をクリックすると出てきます。)
なお、私が調べるきっかけになったのは次の記事 (↓) です。
「週プレNEWS」の「高レベル放射性廃棄物を処分する方法が日本にはない」( 2012年12月11日 )
衆院選で各党が争点に挙げる原発問題。しかし、原発ゼロ、原発推進のどちらを選んだとしても厄介なのが、すでに存在する「高レベル放射性廃棄物」の問題だ。この処分法については、これまでさまざまな検討がなされ、地下300m以深に埋める「地層処分」が唯一の解決法とされていた。だが、この方法が今、暗礁に乗り上げている。
高レベル放射性廃棄物とは、核燃料を原発で燃やすことで生まれる使用済み燃料、そして使用済み燃料から新たにウランとプルトニウムを取り出す作業(再処理と呼ばれ、この一連の過程を核燃料サイクルと呼ぶ)から出る高濃度の廃液をガラスで固めたガラス固化体など、放射線量が極めて高い物質を指す。
この物質の問題は、まず毒性が非常に高いこと。円筒形をしたガラス固化体1本(直径43cm×高さ134cm、重さは約500kg)の放射能量は製造直後で2京ベクレル、金属パックされた表面の放射線量は同時点で毎時1500シーベルト。人が近づけば1分以内で死に至るという。
そして、コレをすぐに最終処分するのかといえばそうではない。役目を終えたばかりの使用済み燃料や出来たてホヤホヤのガラス固化体は表面温度が非常に高い。そのため、前者は使用済み燃料プールの中で数年間、後者は青森県六ヶ所村と茨城県東海村にある貯蔵施設で30年から50年間、最終処分前に冷やす必要があるのだ。
また、こうした高レベル廃棄物の最も厄介な点は、数万年から10万年、人間環境から隔離しなければならないことにある。その理由は、使用済み燃料の場合、放射能の毒性が天然のウラン鉱石並みに減少するのに、およそ10万年の年月を要するからであり、ガラス固化体の場合でも、数万年を要するためだ。
2011年12月末時点で、日本の高レベル廃棄物の総量は約2万7000トンに上る。世界各国の高レベル廃棄物の総量は25万トンともいわれるので、世界の約10分の1強が“日本のゴミ”にあたる。
この高レベル廃棄物の処分法については、これまでどんな方法が検討されてきたのか? 『放射性廃棄物の憂鬱』(祥伝社新書)の著書がある楠戸伊緒里氏に聞いた。
「処分法として初期に有力視されたのは、深海への海洋投棄です。しかし海洋汚染を防止するためのロンドン条約が1972年に採択され、75年には高レベル廃棄物、93年にはすべての放射性廃棄物の海洋投棄が禁止されました。日本は75年の決定を受けて地層処分を進めることになったのです」
地層処分とは放射性廃棄物を地下深くに隔離する方法のこと。比較的放射能の低い低レベル廃棄物の場合には、浅い地中に埋設する地中処分という方法が採られるが、放射能レベルが極めて高い高レベル廃棄物については、地下300m以深の安定した岩盤に埋設することが、2000年制定の「最終処分法」で定められている。
しかし今年9月、日本の科学者の意見をまとめる日本学術会議が、「地層処分の安全性を認めることはできない」という声明を出した。3・11の大地震と津波を予知できなかった科学的知見の限界を認め、地震国日本では10万年先までの月日を要する地層処分の安全性が保証できず「再考の必要がある」と結論づけたのだ。
キケンすぎる原発ゴミを大量に抱えたまま、処分方法も定まらない……、それが日本の現状なのだ。
■関連記事
「原発問題の解決策」