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周恩来秘録(上・下)  高文謙

2010-11-17 22:43:14 | ブックレヴュー
領土問題、アジア大会・・・とかく中国が話題となるこの頃だが、今度読んだのはこの国が舞台となる作品。

天安門事件後に亡命した共産党の元エリートの書いた作品ということで、期待して読んだ。
現代史の裏側を知る著者による、周恩来が関係した事跡の知られざる一面を知ることができるのでは、と思っていたのだが、実際は全編ほとんどが共産党内の勢力争いというか、いかに毛沢東から睨まれずに生き抜いていったかという党内史で、やや求めていたものとは違った。

それにしても、独裁国家の政権内で生きていくという事は大変なんだな(政権外ももちろん大変なのだが)、ということを実感。こういう体質が今に続いているとすると、今この国がいろいろ対外的に行っていることの理由というか、そういうスタンスを取りたがる一因が分かるような気がした。


郷土の星 豊真将関&豊響関(勝手に)応援コーナー~
《昨日の豊真将&豊響》

○豊真将(3勝1敗) 掬い投げ  琴欧洲●
○豊響 (3勝1敗) 押し出し  若天狼●

白鳳関の連勝ストップという波乱で始まった今場所だが、郷土力士は健闘している。
豊真将関の大関戦勝利はいつ以来だろうか。初日の黒星で、今場所の苦戦を予想したのだが、ここまでは順調。明日の対戦相手も大関把瑠都関。まず勝ち越し、そして来場所の三役昇進目指して頑張れ!
豊響関も白星先行。早く幕内復帰してもらいたい。

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