地元、ティアラこうとうでの演奏会に足を運んだ。
最寄りの停留所から2つ分ほどバスに乗り、その後徒歩で10分程。
会場のティアラこうとうはかなりの盛況。合唱団の動員力による影響もあるのだろう。
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ヴェルディ:レクイエム
指揮:土田政昭
S:関真理子
MS:細見涼子
T:倉石真
B:宇野徹哉
江東区民合唱団
江東フィルハーモニー管弦楽団
「エグモント」は比 . . . 本文を読む
JMO(Japan Gustav Mahler Orchestra)の次回定期に向けた練習開始まであと1ヶ月と迫ったこの時期に、通算4度目のレッスンを受けた。
始めに、毎回ウォーミングアップを兼ねての「The buzzing book」。
前回のレッスンではここでつまずいたが、この日はまずまず。
唇を鳴らすことについて、やや安定感は増しただろうか。
師匠からは唇よりも呼吸についてのコメントを受 . . . 本文を読む
このところ、公私の「公」で忙しい日が続いていたので、この3連休は貴重な休日を堪能している。
初日の昨日は一歩も外に出ず、読書とTVでダラダラ過ごした。唯一真剣にやったことといえばTpの練習のみ。
2日目の今日は散歩がてら近所のスーパーには行ったが、外出はそれだけ。
本と酒を補充して、昨日と同様の生活を送った。
基本的に、飲むのは自宅である。
飲む酒の種類は多岐にわたるが、基本的にはウイスキー . . . 本文を読む
京都に永く住んでいた知人から、京都を舞台にした作品というならこれ、と薦められて手に取った。
川端康成 「古都」
いわゆる純文学は、ここ数年ほとんど読んでいない。
まして川端康成など、中学・高校時代に受験勉強のつもりで読んだくらいで、もう20年も手に取ることはなかったし、かつて読んだ作品の印象も全く残っていない。
自分からは、きっと一生読もうとはしなかったであろう作品だが、こういう作品に触れら . . . 本文を読む
2日連続のコンサート通い。今日は文京シビックホール。
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」より序曲
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調
指揮&vn:齋藤 真知亜
va:店村 眞積
このオーケストラを聴くのは初めて。HPによると、慶應義塾大学ワグネル・ソサィエティー・オーケストラのOBオケとして設立されたとのことである。 . . . 本文を読む
ミューザ川崎での演奏会では、開演前に時間が余ると毎回ここで時間をつぶす。
「鳥元」
比内地鶏・名古屋コーチン・薩摩軍鶏の3種から選べる地鶏料理が秀逸。
週末のバイエルン放送響のコンサート前は名古屋コーチンと秋田の地酒「飛来泉」のコンビを楽しんだ。美味い。
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綺麗な夕景の中、ミューザ川崎へ足を運んだ。
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調
指揮:マリス・ヤンソンス
チェロ:ヨー・ヨー・マ
このコンビの演奏を聴くのは前々回の来日以来、4年ぶりになる。前回の公演は某音楽誌のアンケートで「年間ベストコンサート」にも選ばれた秀演だった。(参照:2005-11-27「バイエルン放送響@NHKホール」)
個人的に、ヤン . . . 本文を読む
往年の名番組、「プロジェクトX」を思い出した。
サイモン・シン著 青木 薫訳「フェルマーの最終定理」
一般的には数学者、と言われるものの実質的には公務員であり、アマチュアの「数学マニア」にすぎなかったピエール・ド・フェルマーが示した謎は、その後3百年にわたって名だたる数学者たちを悩ませ続けた。
が、三百年にわたる数学者たちの苦悩は後世の人間をその謎に肉薄させ、ついにその謎を解き明かすときがや . . . 本文を読む
ウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館の所蔵品からなる展覧会、
「THE ハプスブルグ」
に足を運んだ。
クラナハ、ラファエロ、エル・グレコ、デューラー、ティツィアーノ、ゴヤ・・・
ビッグネーム揃い踏みである。それぞれの最高の一点が出展されているか、
と言えば若干疑問は残るが・・・・
野暮は言わず、楽しもう。
大規模な展覧会で、いくつかのカテゴリーに分かれている。
最初は、ハプスブルク . . . 本文を読む
ラテン・ジャズの大御所来日、との情報を入手したので、早速聴きに行った。
パキート・デリヴェラ(sax、cl)
ディエゴ・ウルコラ(tp、tb)
アレックス・ブラウン(p)
オスカー・スタグローナ(b)
マーク・ウォーカー(ds)
初めてナマで観るパキートは柔和な笑みを絶やさず、MCも時折ユーモアを交えつつあくまで穏やか。
その雰囲気のまま、演奏に突入。けれど演奏の質は極上を維持し続けた。
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贔屓にしている落語家、柳家 喬太郎師の初のエッセイが出版された。
気にはなっていたのだが、なかなか購入する機会に恵まれなかった。
が、ようやく入手。
「落語こてんパン」柳家 喬太郎
この本の内容は、毎回一つ古典落語のネタを選んではそのネタにまつわる話題を綴るという形式で、そのネタについてのストーリーも紹介される。
だから確かにエッセイはエッセイだが、古典落語の紹介という面がかなり強い。
その紹 . . . 本文を読む
書く方もライフワークだったろうが、読む方もある意味そうである。
1年に数冊のペースで出版され続けるこのシリーズも今回で37冊になる。
塩野 七生「ローマ人の物語 最後の努力」上・中・下
ここで語られているローマの歴史はざっと一千年になるから、もちろんそれよりは遥かに短いが、それでも第1巻を読んだのが平成14年だからここまでで7年になる。読み手としても壮大な時間を共にしてきたような感覚がある。
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