musikhalle

 ― 音楽について、そして全ての芸術について ―

チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団@サントリーホール

2014-04-23 00:00:36 | CD・コンサートレヴュー
断腸の思いでトリフォニーを出てサントリーホールへ。 3連戦最後の演奏会。 R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 指揮:デイヴィッド・ジンマン Vn.:ギドン・クレーメル チューリッヒ・トーンハレ管とデイヴィッド・ジンマンといえば、個人的には、一世を風靡した感のあるベートーヴェン . . . 本文を読む

新日本フィル第524回定期演奏会@トリフォニー

2014-04-22 00:00:00 | CD・コンサートレヴュー
この日はコンサート3連戦の2、3戦目を1日で消化するハードな予定。 シベリウス:交響曲第4番 イ短調 (ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調「田園」) 指揮:上岡 敏之 この指揮者を聴くのは2度目。一昨年、同じ新日本フィルとのヴェルディ「レクイエム」を聴いたのが1度目。噂にたがわず個性の強い造形で、必ずしもそのアイディアにすべて同意できるわけではないが、基本的には楽曲に対するそうした積極 . . . 本文を読む

NHK交響楽団第1762回定期@NHKホール

2014-04-21 00:00:32 | CD・コンサートレヴュー
今週末のコンサート3連戦、1つ目は昨年9月ブロムシュテットとのブラームス以来のN響。 余談だが、恒例「最も心に残ったN響コンサート2013」でこのときのコンサートが1位。のみならず指揮した3プログラムがトップスリーを独占。往年の朝比奈隆を彷彿させる人気で、最近のベルリン・フィルへの客演も好評だったらしいということも併せて考えると、ヴァント再来になりつつあるのかもしれない。 グリーグ:「ペール・ . . . 本文を読む

新日本フィル第523回定期演奏会@サントリー

2014-04-20 12:01:14 | CD・コンサートレヴュー
今週末はコンサート3つが予定されている強行軍。その記事の前に、書きそびれていた先週の演奏会について。 メシアン:キリストの昇天 ショスタコーヴィチ:交響曲第13番 変ロ短調「バービ・ヤール」 指揮:アンドリス・ポーガ バス:エギルス・シリンス 男声合唱:栗友会合唱団 今シーズンは、比較的演奏機会が少ないが個人的にはぜひ聴きたい、という曲をまずアマチュア、その後プロの演奏で聴く、というちょ . . . 本文を読む

東京・春・音楽祭《ラインの黄金》@東京文化会館

2014-04-07 00:01:00 | CD・コンサートレヴュー
かつて「東京のオペラの森」と称される音楽祭があった。その音楽祭はオペラ公演を核にして、「東京・春・音楽祭」へと発展し、「森」時代から通算して今回が節目の10回目となる。 筆者は、音楽祭の存在を認識してはいたが、足を運んだことはなかった。 それが今回、初めて聴きに行った理由はプログラムに惹かれた、というのが最大の理由。 昨年、筆者は15年に及んだラッパ生活を卒業したのだが、最後の演奏会のプログラ . . . 本文を読む

子宝草日誌 - vol.16(現在5年目)

2014-04-06 13:24:57 | その他
子宝草日誌が実は10ヶ月振りになる。 前回は昨年の6月。当時は2年目で背が伸び始めた鉢が2つ、1年目の鉢が4つ。4つのうちの1つは冬に枯れてしまったが、計5鉢で年を超えた。 2鉢は3年目を迎え、前年に3年目を迎えた2鉢と同様に花をつけてくれた。昨年より、背はやや低いが、花は多くついた。色味は、去年よりちょっと青味が強いようだが、まあ大差ないか。 問題は、2年目を迎えた3鉢。最近そろって元気 . . . 本文を読む