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歴史に残らなかった「命」の物語
『1911』
総監督・・・ジャッキー・チェン
監督・・・チャン・リー
出演・・・ジャッキー・チェン、ジャン・ウー、ウィンストン・チャオ、リン・ポン、ジェイシー・チェン、リー・ビンビン、ユィ・シャオチュン、フー・ゴー 他
【解説】
中華民国建国のきっかけとなった辛亥革命100周年、ジャッキー・チェン映画出演100本記念の歴史巨編。理想に燃える民衆たちが、新たなる中国を築き上げようと奮闘する姿にカメラが肉迫する。ジャッキー・チェン自身が総監督を務め孫文の参謀の黄興を熱演し、その妻を『ドラゴン・キングダム』に続いての共演となるリー・ビンビンが好演する。監督は、『レッドクリフ』シリーズで撮影監督を担当したチャン・リー。歴史の陰に埋もれた名もなき人々の物語が感動を生む。
【STORY】
1911年、中国は欧米列強の脅威にさらされ、清王朝は衰退する一方だったが、業(ごう)を煮やした民衆たちが立ち上がる。
革命軍を束ねる孫文の参謀・黄興(ジャッキー・チェン)は一気に総督府に攻め込むが、情報が漏れていたため失敗に終わる。
この戦いで多くの尊い命が奪われ、敗残兵となった彼らは次第に戦意を失っていき……。
辛亥革命について、詳しく分からないので~ちょっとwikiで調べてみようと思ったら~あまりにも長文なのと、人の名前の多さに唖然・・・
でも孫文が、ハワイで育って英語ペラペラなのと、革命に目覚めたのは分かったよ。
日本にも住んでいたり、交流もかなりあったようだけど~そこのとこは一切描いてなかった。
孫文と袁世凱が役者さんと似てた・・・それは確認(それだけ~?)
これだけの革命を、この2時間ちょっとによく纏めたな~と感心。かなりはしょってあるんでしょうね・・・
海外華僑が資金面など重要な役割を担っていたのですね。
作品としては、本編始まる前の前説とか親切な作りになっていて~映画というより、歴史の勉強フィルムのようでもあり・・・
楽しいシーンなんて一切ないし。
重いです。かなり重いです。
ジャッキーは黄興役。海外で講演などで資金を集める孫文の片腕となって前線で戦う人。
戦うジャッキーなのですが、ここでもアクション、コメディ封印だった・・・
でも、身せ場が一場面だけあって~キレのいいアクション!そこにあるものを使ってのアクション!!
やっぱりジャッキー♪と嬉しかったけど、あのシーンちょっと浮いてなかった~?(笑)
孫文役のウィンストン・チャオは、孫文といえばこの人!らしいです。
本当にそっくり~と思ったら、喋り方までそっくりらしいです。極めてるんですね。素晴らしいですね~(元客室乗務員っていうのも凄い)
ジャッキーの黄興と恋に落ちるのはリー・ビンビン。
彼女はアンディと何本か共演してるのですが~『剣客之恋』とか『イノセントワールド ー天下無賊ー』では、美しいけどキュートな雰囲気だったけど
今作の徐宗漢は革命家で、激しい戦場にいても凛として美しい。
ジャッキー息子ちゃん、ジェイシー出てたんだ・・・ゴメン!気づかなかったよ~~~。
あまりにも登場人物が多いのと、革命家のメンバーの顔の区別がつかず・・・><;
唯一はっきり分かったのは見せ場があった林覚民役のフー・ゴー。
彼がドラマ撮影中の自動車事故で重傷を負い、何度も整形手術を受けて復活というのは有名なお話みたいですね。私も聞いたことがあります・・・
今は端正な美しい顔をしてますね。
林覚民は、もうすぐ我が子が生まれるというのに理想の為に散りました。
映画にも出てきた妻への手紙はパンフレットに載っていますが、涙なしでは読めません。
「あなたを心から愛している。以前、君が先に死んだほうがいいと言ったのは、僕の死後、身体の弱いあなたが一人で苦労するのをしのびないと思ったから。君は少し怒ったけど、その時は本当に僕の方が先に死ぬことになるとは思っていなかった。
本当は君と人生を全うしたい。しかしこんな時代ではそれは不可能だ。
今、中国の人民は、天災や暴力、政府や欧米列強に悩まされている。いつ誰が死ぬかわからない世の中。君が殺されるのも、僕が殺されるのも、想像するだけでつらい。だからこの道を選ぶ」
戦争ものは苦手です。
特に同族同士の争いは辛い・・・
それが理想の実現の為に絶対必要だとしても、哀しいですね。
ジャッキーは言います。
多くの人に観て欲しい。中国の変革、日本の功績をもっと知って欲しい。
彼は自分が出演することでそれが可能だと知っているのですね。
だってジャッキーじゃなかったら、観てなかったかも~って思いますもの。
観終わってドッと疲れてしまった。
国を変えるということは、多くの犠牲を払わないといけない。今も昔もそれは変わらないこと・・・
冒頭、処刑された女性革命家の方が美しかった・・・
マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個+半 (ジャッキーだからオマケ)
『1911』
総監督・・・ジャッキー・チェン
監督・・・チャン・リー
出演・・・ジャッキー・チェン、ジャン・ウー、ウィンストン・チャオ、リン・ポン、ジェイシー・チェン、リー・ビンビン、ユィ・シャオチュン、フー・ゴー 他
【解説】
中華民国建国のきっかけとなった辛亥革命100周年、ジャッキー・チェン映画出演100本記念の歴史巨編。理想に燃える民衆たちが、新たなる中国を築き上げようと奮闘する姿にカメラが肉迫する。ジャッキー・チェン自身が総監督を務め孫文の参謀の黄興を熱演し、その妻を『ドラゴン・キングダム』に続いての共演となるリー・ビンビンが好演する。監督は、『レッドクリフ』シリーズで撮影監督を担当したチャン・リー。歴史の陰に埋もれた名もなき人々の物語が感動を生む。
【STORY】
1911年、中国は欧米列強の脅威にさらされ、清王朝は衰退する一方だったが、業(ごう)を煮やした民衆たちが立ち上がる。
革命軍を束ねる孫文の参謀・黄興(ジャッキー・チェン)は一気に総督府に攻め込むが、情報が漏れていたため失敗に終わる。
この戦いで多くの尊い命が奪われ、敗残兵となった彼らは次第に戦意を失っていき……。
辛亥革命について、詳しく分からないので~ちょっとwikiで調べてみようと思ったら~あまりにも長文なのと、人の名前の多さに唖然・・・
でも孫文が、ハワイで育って英語ペラペラなのと、革命に目覚めたのは分かったよ。
日本にも住んでいたり、交流もかなりあったようだけど~そこのとこは一切描いてなかった。
孫文と袁世凱が役者さんと似てた・・・それは確認(それだけ~?)
これだけの革命を、この2時間ちょっとによく纏めたな~と感心。かなりはしょってあるんでしょうね・・・
海外華僑が資金面など重要な役割を担っていたのですね。
作品としては、本編始まる前の前説とか親切な作りになっていて~映画というより、歴史の勉強フィルムのようでもあり・・・
楽しいシーンなんて一切ないし。
重いです。かなり重いです。
ジャッキーは黄興役。海外で講演などで資金を集める孫文の片腕となって前線で戦う人。
戦うジャッキーなのですが、ここでもアクション、コメディ封印だった・・・
でも、身せ場が一場面だけあって~キレのいいアクション!そこにあるものを使ってのアクション!!
やっぱりジャッキー♪と嬉しかったけど、あのシーンちょっと浮いてなかった~?(笑)
孫文役のウィンストン・チャオは、孫文といえばこの人!らしいです。
本当にそっくり~と思ったら、喋り方までそっくりらしいです。極めてるんですね。素晴らしいですね~(元客室乗務員っていうのも凄い)
ジャッキーの黄興と恋に落ちるのはリー・ビンビン。
彼女はアンディと何本か共演してるのですが~『剣客之恋』とか『イノセントワールド ー天下無賊ー』では、美しいけどキュートな雰囲気だったけど
今作の徐宗漢は革命家で、激しい戦場にいても凛として美しい。
ジャッキー息子ちゃん、ジェイシー出てたんだ・・・ゴメン!気づかなかったよ~~~。
あまりにも登場人物が多いのと、革命家のメンバーの顔の区別がつかず・・・><;
唯一はっきり分かったのは見せ場があった林覚民役のフー・ゴー。
彼がドラマ撮影中の自動車事故で重傷を負い、何度も整形手術を受けて復活というのは有名なお話みたいですね。私も聞いたことがあります・・・
今は端正な美しい顔をしてますね。
林覚民は、もうすぐ我が子が生まれるというのに理想の為に散りました。
映画にも出てきた妻への手紙はパンフレットに載っていますが、涙なしでは読めません。
「あなたを心から愛している。以前、君が先に死んだほうがいいと言ったのは、僕の死後、身体の弱いあなたが一人で苦労するのをしのびないと思ったから。君は少し怒ったけど、その時は本当に僕の方が先に死ぬことになるとは思っていなかった。
本当は君と人生を全うしたい。しかしこんな時代ではそれは不可能だ。
今、中国の人民は、天災や暴力、政府や欧米列強に悩まされている。いつ誰が死ぬかわからない世の中。君が殺されるのも、僕が殺されるのも、想像するだけでつらい。だからこの道を選ぶ」
戦争ものは苦手です。
特に同族同士の争いは辛い・・・
それが理想の実現の為に絶対必要だとしても、哀しいですね。
ジャッキーは言います。
多くの人に観て欲しい。中国の変革、日本の功績をもっと知って欲しい。
彼は自分が出演することでそれが可能だと知っているのですね。
だってジャッキーじゃなかったら、観てなかったかも~って思いますもの。
観終わってドッと疲れてしまった。
国を変えるということは、多くの犠牲を払わないといけない。今も昔もそれは変わらないこと・・・
冒頭、処刑された女性革命家の方が美しかった・・・
マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個+半 (ジャッキーだからオマケ)
ジャッキーもシリアスな役で・・・いつもと違っていたので、かなり驚きました。
展開は歴史の教科書のようでした。
辛亥革命という単語は知っていたものの、内容自体は良く知らなかったので、
今作でかなり勉強になったような(苦笑)
たしかに冒頭で処刑された女性は美しかったです。
この映画はジャッキー自身の出演100作目になる
記念すべき作品として宣伝されていますが
それも納得の内容でしたね
過去のジャッキー作品と比べれば
かなり娯楽性は低いものの
ジャッキーがこの作品を選んだ意味も分かる気がします
私も残虐な戦争シーンは苦手ですが
そこから目を背けずにしっかりと目を見開いて
過去の犠牲の上に成り立った今の平和の価値を
映画を通してでも考えなければならないと
常々思いながら観ているわけで…
でも残念ながら
こんなにも民衆に慕われる強い信念の持ち主って
今の時代には存在しないのでしょうね
辛亥革命や孫文の名前は知ってても詳しく知らないのでかなり勉強になりました。
でも長い出来事を2時間ちょいに納めるのは難しいですね~ちょっと駆け足な感じに思いました。
妻への手紙...じっくり読むと泣けますね。
私もパンフを買いました。切ない...
高興との関係を中心に、孫文を描いてあるので
複雑じゃなくて好かったです。
知らなかった歴史もこうして興味を持つきっかけになるのは
好い事ですよね。
リー・ビンビン、健気さと強さがいい感じででていて素敵でした。
気付かずに、ごめんなさい!
タイトルも“こん”しかないし~(笑)
ジャッキーは『新宿インシデント』でものけぞったのですが~こちらもなかなかでした。
辛亥革命を分かりやすく短時間で教えてくれた。そんな感じですね・・・
処刑された女性も実在の方で、実際子供さん2人と旦那さまを残して散ったんですね~。
あのシーンも印象的で美しさが引き立ってました。
そうですよね・・・最近ジャッキーの映画選びは“国”を意識したものも多いし、娯楽性にはこだわってないよね。
テクテクさんがおっしゃるように、尊敬できる人っていうのが、本当に少なくなってる気がする・・・かなしい世の中ですね・・・
これは1本で正解ですよね。
重い・・・かなり重い・・・
辛亥革命入門編って感じかな~。でもホント駆け足だったね。けどあれ以上あったら、頭パンクしてたかも~。
妻へのお手紙、素敵だなぁ。こんなに愛に溢れてるなんて・・・涙
今までとっつきにくかったこと、映画で興味を持つことって多々ある~。
これもそうかも・・・
うん、リー・ビンビン素敵だった。
儚そうでも強くて~とってもよかったですよね。
わざわざ訂正ありがとう~~。
この映画、そんなに重いのねー
息子が、他の映画は「行かねー」なのに、この映画なら行ってもいいかなって・・・
ちょっと難しそうだね。