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『It Mama』寄稿:「○○君がイジワルする~」を解決!海外の幼稚園のやり方とは?&「マニュアル」と「目の前の物事を観る」

2017年09月05日 | 子育て全般

こちら米国の公立の「キンダー(年長)」と小学校で

用いられることのあるメソッドを紹介しました。

 

記事にあげた「メソッド」を開発したお二方は、

長年教育現場で教師やスクールカウンセラーとして生徒に接する中で、

「人間関係の葛藤を解決するシンプルで実用的なプログラムの必要性を感じた」と言います。

 

「子供間のトラブルの質が変化してきている」というのは、

私自身、長年教育に携わる方々と話していると、

ちょこちょこと話題になることです。

 

「一昔前では、

それほど見られなかったようなことをする子が、

増えているのじゃないか」と。

 

ひどい怪我をしてしまうほどの手の出し方をしたり、

他の子が一生懸命作ったものをむちゃくちゃに壊してしまったり、

相手が嫌がっても倒れて床で頭を打つまで抱きついたり引きずったり←好意表現

階段の上から面白がってお友達を押したり

←「危ないよ」と注意するならよけい嬉しそうだったり

 

「行動でも言葉でも相手がどれほど傷つくかの加減が全く分からなかったりする。

しっかり見ていないと危なくてしょうがないと感じる子が増えているのよね」と。

 

また、「受ける側」もイタズラされることに慣れておらず、

「ほんの少しに」見えることで大きく傷ついたりということもあるでしょうね。

←今では親の世代も、

「チャンバラごっこ」などで鍛えられてる世代じゃないですから。

 

こうした状況というのは、

やはり、記事にも少しとりあげましたが、

「核家族、少子化、都市化が進み、

子供同士密に遊んだり、人と関わったりする機会が、

圧倒的に少なくなってきている」というのが一つの理由としてあるのでしょうね。

 

また、「敏感さを持つ子や親」にとっても、

強烈に感じるところ、理解を遥かにこえた行為がエスカレートし、

その上、敏感な子にとっての要、「慣れる」機会も減り、

(・ベストセラー「しつけ本」著者ダン・シーゲル氏がスッキリまとめる「この社会で生き生きと力を発揮できる『ひといちばい敏感な子』」を育む鍵

ますますきつい状況ともいえるかもしれません。

 

 

 

 

 

記事で取りあげたメソッドとは、

こうした現代の状況を背景に開発されたメソッドです。

 

これらの「人間関係の葛藤にどう対応するかの知恵」とは、

一昔前では、実体験を通して自ずと培われてもいったのでしょうが、

今では、子供時代から、こうして「言葉やイラストで学ぶ」ことが

必要になってきているというわけです。

 

 

それでも理想は、

「実体験を通して身につける」であり、

こうした「メソッド」はあくまでも、

「実体験の補足」として用いていくのが調度いい、

のでしょうね。

 

記事であげた「話し合い」も、

ロールプレーをしてみたりと、

できるだけ子供が「体験」できるようなカタチがいいですね。

←学校の授業でもロールプレーやゲームを通して身につけていきます。

 

このメソッド、「実体験の補足」、

つまり、実体験を大切にしながら用いていくには、とても有効です。

「あ、そっか、こういうオプションもあるんだな」、

「今度は、こっちを試してみようかなあ」などと、

子供本人も整理することができます。

 

この記事を書きながらも、

隣で下の子たち、「ああ~、なつかし~」と言いながら

こちらのポスターを見ていたんですが、

 

『Kelso’s choice』の無料ポスターより」

 

「僕、“無視する”が多いよなあ」

「私は、色々使い分けてるかも」と子供たち同士で話してました。

自分がどんな対応をしているか、省みる機会にもなりますね。

 

 

米国の「キンダー(年長)」や小学校で用いられているメソッドを、

コンパクトにまとめてあります。

興味ある方、是非どうぞ!

「○○君がイジワルする~」を解決!海外の幼稚園のやり方とは?

 

 

 

こうしたメソッドを「体験の補足として用いる」についてですが、

『虹色教室通信』にて、奈緒美さんが、

最近、興味深いシリーズを連載されてますね:

経験や勘で培った知恵は、経験や勘を通過していない人に伝わるか 1-6

 

 

現代は核家族がほとんどで、

赤ちゃんや子供に密に触れた体験のない人々が、

突然赤ちゃんを抱き、「密室」で子育てをしがちです。

 

そうして、体験から培われた肌感覚のないまま、

手のひらのスマートフォンから溢れる情報に触れ、

本屋に行けば子育てセクションに山積みの本を手に取りと、

溢れる子育て情報の波に放り出されています。

 

体験のある人や勘のいい人は、

文字情報からも、大切なことをバランスよく感じ取られるのでしょうが、

「文字だけ」というのは確かに、

「弊害」も大きいでしょうね。

 

例えば、文字情報をやみくもに目の前の物事に当てはめるだけだったり、

私自身も含め、知識で頭をいっぱいいっぱいにして、

「何だか分かった気」になっていたり。

そして何といっても、

目の前の物事を全く「観て」いなかったりする。

 

子供にとっても、親としても、1人の人としても、

「今目の前で起こっている物事を観る」こと、

大切にしていきたいですね。

私自身も、心に留めていきます!

 

奈緒美さんTamakiさん『遊びのアトリエ』レオさん、Tomoeさん、

シアトルで幼児教育に長年関わるEさん、『虹色教室』参加者のママたちとの「週一チャット」では、

前回、「バーチャルに体験する技術は、

今後ますます進歩するだろうけれど、

では、バーチャルは実際の体験に追いつくのだろうか?」

なんて話にも展開していきました。

5感への刺激もひっくるめた「より実体験に近いバーチャル技術」が進むにつれ、

じゃあ、あらかじめバーチャルに赤ちゃんから成人までの子育てを「体験してみる」、

すると、「長い目」でみた視点も養われるかも、

なんて発想が出てきてもおかしくないですよね。

・「分かっていること」で構成されるバーチャル世界の限界

についての意見がたくさん出ていました。

 

また、バーチャルな世界が子供たちの「逃避」になっている現状こそ何とかする必要がある

そんな話し合いにもなりましたよ。

毎回、気づきに溢れたチャットで、

活動する上での大きな励みになっています。

 

 

さて、無事、今日から新学年初日、始まりました!

不安感については、ある程度までならば、

以前こちらに紹介しましたが、

ハーバード大学研究「不安感を導くメソッド」、「不安のかたまり」は「ウキウキな躍動感」と隣り合わせ

「リラックス!」より、「ワクワクする~!」の方が、断然効果的ですよ。

 

皆出払い、はっと見ると、

 

朝5時半に起きて台所で弁当作ったり、

皆を学校まで車で送ったりと全て付き合ってましたから、

まあ、気持ち的には分かりますが。

この犬、よくこうやって仰向けで寝てるんですよね。

 

さて、午後から、

あれこれ手続きや課外活動に走り回ります。

みなさん、今日もよい日を!

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