フリーズ・・・

　このまま自宅に籠ってしまったら、おそらくもっとひどくなるんだろうなあ・・・と思うのは脳のフリーズ現象。　

　一生懸命に何かしようと思って二階に上がったのに、上がってみると「私一体何をしに来たのかな？」と言うことがよくある。　

　これは昔からかもしれないが、何か片付けをしていて、途中で他の事に気付くとその用事をしてしまい、片付けが一向に進まない。

　電話を受けて、伝えられた要件や人名が頭から抜け落ち、必ず確認が必要になった。

　本や新聞などを読んでも、文章の理解がなかなかできない。　記憶ができていないように思える。　人の話しも同じ。　聞いているつもりだが一向に頭に入らない。

　集中力がなくなった。
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　まだまだあげれば限がない状態。

　
　体力も落ち、脳も劣化・・・などなど老化現象として、実際に実感することが多々ある。

　「６０代に入ると、ビックリするほどあれこれやって来るよ」とは友人たちの言葉。

　本当に私にもそうした現実が付きつけられたんだと実感している。

　化学物質の塊のようで、サプリメントこそ飲まないが、「これがよい、あれがよい」と聞くと即実践。

　目下ルイボステーを飲んだり、黒糖生姜入り紅茶を飲んだり・・・。　サラダオイルをすべてオリーブオイルに換えたり・・・。　本を音読したり・・・。

　ちょっと前までは、自身のために時間を使うことがなかなかできなかった。　でももう良いかなと思う。　自分のために大事に時間を使いたい。　使ってもよい年齢になったんだと思う。


　脳の劣化予防に効果があるのではないか・・・という情報を実践し始めた。　

　心身ともに健康に過ごすための努力をしなければいけない年齢になったと思う。


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あらためて勉強・貯骨

　日曜日に出た結果を受けて、やはりショックでもあり危険性も感じる。　母方の祖母が転んで大腿骨を骨折し寝たきりの生活になって弱ったのが原因で亡くなったのだ。　と言うことで骨密度についてほんの少し勉強してみた。

　再発見することが多々あり、あらためて納得した次第だ。
①誰でも骨量は減少していく。
②今、身体にある骨は２年以上前のものはない。　常に古い物を壊し、再生する。
③10代から20代にかけて骨量は最大になる。　ある程度その数値を維持し、女性は閉経期50歳前後に下がり始め、閉経後がくんと減る。
④カルシウムは人体に１キロある。　その９９パーセントは骨にある。　残りは血液中や細胞内にあり、生命維持に必要不可欠。　血液中　のカルシウムが減ると骨の中のカルシウムが溶けて補う。
　毎日、尿・汗・便となって２００ｍｇくらいが排出される。
　摂取してもその３０パーセントくらいしか吸収されない。
　不足した状態を続けると、骨のカルシウムが補うために骨がどんどんやせていき、骨粗鬆症になる原因になる。
⑤欧米人の5分の１位しかカルシウムを摂取していない。

　つまり毎日きちんとしっかり摂取しないといけないということ。


骨密度を維持するためには・・・
　①カルシウムを摂取
　　　＊乳製品（スキムミルクは特に多いようだ）
　　　＊大豆・大豆製品（豆腐・厚揚げ・納豆など）
　　　＊小魚
　　　＊野菜（小松菜など）
　　　＊海藻類・乾物などに多い

　②ビタミンＤを摂取（血中のカルシウム濃度を調節したりカルシウムの吸収を高める）
　　　＊きくらげ（乾燥）・あんこう肝（生）・まいわし、丸干し・しらす干し・いくら・カワハギ・紅鮭焼き・さんま
・ウナギ・干しシイタケ・キングサーモン・鯖・めざし・マグロ赤身などに多い
　　　＊日光に当たることで皮膚で合成（ある程度日光に当たる必要がある）

　③無理なダイエットは禁物

　④朝食はしっかり食べる

　⑤インスタント食品にはリン酸塩が多いため、カルシウムを排出してしまう。食べすぎは良くない。

　⑥塩分の摂りすぎはカルシウムと結合してカルシウムを排出してしまう。

　⑦喫煙やアルコールのとりすぎはよくない。

　⑧ビタミンＫを摂取（カルシウムが骨から出るのを抑えたり、カルシウムが骨として取り込まれるのを促す）
　　　＊抹茶・あまのり・干し海苔・板わかめ・パセリ、シソの葉、モロヘイヤ、あしたば（生）・春菊・干しヒジキなどに多い

　⑨適度な運動が必要。（身近なところではウオーキングなどがよい。日光にもあたることになり、ビタミンＤも皮膚で合成されてよい。）


　こんな内容が今では情報として普通である。　良い時代だなあ・・・。　私たちの幼い時分には情報がなかった。　貯金ならぬ「貯骨」と言う言葉がある。　私自身にはもう間に合わないが、これからの人たちは子供たちに貯骨をしっかりしてあげてほしいものだ。


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大変な作業！！

　昨日からパソコンを新しく変えるために、会計とホームページのお引っ越しをした。　まあ大変なこと！！　長女が行ったり来たりしながらコードをつなぎ換える。　まずは私が主に使っているパソコンを新しくするためにコードをあれこれつなぎかえる。　これは以前私もしたことがあるがややこしい。　そして従来ホームページを立ち上げていたパソコンから新しいものにその作業ができるように移し変える。　2つのパソコンを行ったり来たり・・・。　私はネット検索をしてその方法を簡単に考えていたが、娘曰く「訳のわからないものをダウンロードして手続きしないようにしてね。」とのこと。　確かにそうだろうなあ…と一人納得。　娘は何やら一生懸命に検索しては、手続きをしている・・・。　凄いねえ感心しきり・・・！！

　会計関連は簡単なので私でも出来るが、それでも「こうじゃないよねえ・・・」と独り言を言っては、長女に、主人に手間をかけた。
　
　11時過ぎ、ようやく作業が終了。　あっぱれ！！長女！！　こんな作業ができるんだあ・・・やはり今時の人・でも苦手な人は苦手だろうなあと思う。　じっくり型の性格はやはり私にはうらやましい・・・。　全くついていけていない状態で、頭の訓練になる。



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う～ん！こんがらがる

インフレとデフレについての池上氏の講義ノートをまとめていて、やはり分からない・・・。　「戦後の日本はインフレに悩まされインフレをとにかく心配してやって来ていた。」ふむふむ。　「ハイパー・インフレに対し、ドイツや北朝鮮がデノミネーションを実施した。」ふむふむ。　今の日本の状態はハイパーデフレだ。　じゃあと言うことで逆デノミネーション？！と言う言葉が話に登場した。　しかしこの逆デノミということがまったく理解できないでいる。　デノミを調べてみると、「新しい通貨単位を作って旧通貨単位名を切り換えること。　例えば１００円を新１円とする。」とあるのだが。　ということは、逆ならば、１００円を１万円にするということ？！なのだろうか。　でも普段の一主婦の買い物を考えて見ると、大根１本を買うのに１万出す？？何とも不可解な・・・。　何やら頭の中が混乱している。　逆デノミというものの調べようがないのだが・・・。


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「えっ！！また？」

主人が帰宅するなり、「今夜は池上さんのスペシャル番組があるよ。」に応えた娘たちの第一声。　「宗教がわかればニュースのナゾが解ける」と言う３時間スペシャルで、もう始まっているとか・・・。　大急ぎで夕飯を終えて、明日の下ごしらえもして一番に入浴。　ダッシュでノートとペン持参で炬燵に座った。　長女が座布団と電気スタンド、お茶を準備してくれていた。　もう８時過ぎではあったがしっかり「ふむふむ」ノートにまとめながら聞いた。　現代史で重複するような内容もあり、「そうよ、そうよ。」と思いながら聞く。　「パレスチナ紛争がなぜ終わらないのか」ユダヤ教とイスラム教についても詳細をあらためて知った。　また同じ地域にキリスト教の聖地もあり、イエス・キリストが十字架に掛けられた場所とお墓も中継して見せた。　「そうだったねえ。」と言いながら「ふむふむ」。　また「ローマ法王の行動や言葉がなぜ世界的に大きな影響力を持つのか」についても解説があり「ふむふむ、そうなのかあ」。ちなみに「えっ」と思ったのは麻生元首相がカトリック信者であったこと。　そしてローマ法王はそれを喜んでいたと言う。　世界では各国のトップが何の宗教なのかが大切なのだそうだ。　日本の歴史を考えるとあまりそんな意識はなかったが・・・。　またサンピエトロ大聖堂の情報収集能力は世界一であり、アメリカのＣＩＡよりも早く、深い情報が世界中から入るとのこと。　何故かと言うとキリスト教のカトリック信者はあらゆる宗教信者よりも多く、世界に散らばっているから・・・。「ふ～む。」面白！！


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経済学 Ｎｏ．１０

　経済学講義１０回目。「う～んそうだったんだなあ」と頷ける中身を毎回聞いている気がする。　昨夜は「バブルへＧＯ！なぜ、バブルは生まれ、はじけたか？」についてであった。　漠然と繋がらないバラバラの話の中で知っていることが、講義によって繋がる。「プラザ合意」での日本の対応が敗戦国としての何かを匂わせ、またバブル状態を和らげる為にとった日本政府や日銀の政策が極端すぎたことがバブルがはじけた原因であったと言うことを知り、まさに「ふむふむ」なるほどなあ・・・。恥ずかしながら、バブルが他にもありどの様なものであったということを知らなかった。日本の明治時代のうさぎやオランダのチューリップの球根なども、大きくはなかったがバブル状態であったとのこと。「へ～そうなんだあ。」　
　そしてハッと思う話・・・それは３０年ごとにバブルは世界中で起きているのだそうだ。世代が変わり、バブルのことを知らない人たちが経済をになうようになり起こるのだそうだ。　と言うことで「土地神話」に続くバブルは７、８年後にはまたやってくるのか・・・？　う～ん実に面白い！！


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独り占め

　年末年始に池上氏の講義があった。　ノートを取りながら聞いた。　地上波テレビでろくな番組がない為、やはりＢＳが見れるようにしておいて大正解だ。　いつまで続くのかと思うくらい情けない番組で埋めつくされている。　ＮＨＫでさえ見たい、見るに値する番組はない。　有料にする意味を問いたいとさえ思えるような状態だ。　そこで嵌まってしまったのが池上氏の講義。　本当に素晴らしい。　テレビをほぼ独り占め状態で見せて貰った。　時々主人も「いいなあ、一緒に見たいなあ。」と言いつつお仕事へ。　「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言う池上氏の言葉がいい。



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インフレとデフレ・・・

　昨夜は例によって池上氏の経済学。　内容はインフレとデフレについてであった。「そうなんだなあ」と頷きながらノートをとりつつ、今の日本経済はデフレなんだなあとあらためて思う。　たしかに供給より需要が小さい。　一般生活でさえ、物が豊かすぎて買わなくても事足りる。　話のなかでもあったが、インフレを話題にする書物は沢山ある。　がしかしデフレに関する書籍は少ない。　欲しい欲しいという欲望が経済成長に繋がるのだが、物にあふれ豊かすぎて・・・。　デフレで円の価値が上昇し、外国人は円を買う。　そこで円高に拍車がかかり、輸出が振るわなくなる。　経済が振るわない。　産業は空洞化状態に・・・。　現在の経済学者は「経済の理想的な状態は緩やかなインフレではないか」と言うらしい。　経済の流れが良くないので、仕事もなくなる。　思わず「ウ～ンン！！」
　でも一言が印象に残っている。「経済のことがわからないで政治家があれこれすると、大混乱が起こる。」
　思うに、物が安く手に入る時代に生まれて育った人たちが「使い捨て」を普通にしているが、いずれは物がない時代がやってくるはずだ。一体どうなるのかしら・・・。

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ビックリ！！

　土曜日だが池上氏の特別講義があり、「わあ！！」と思わず声が出てしまった。　と言うのも、「アメリカ国民の９割が神を信じる」と言うのだ。　新しく作られた国なので神話はない。　しかしだ・・・。　日本には仏教をはじめさまざまな宗教がある。　しかし９割もの人が神を信じているかというと、決して多くないはず。　無神論者が多いと思う。　ベースに宗教があるから愛国心も育まれるのかしら・・・？　
　また「エネルギー革命」という話があり、今アメリカで開発途中のシェールガスについてもビックリだ。　子供達が幼い時分に聞いたような童話を思い出す。　地面を掘り起こし、地下をどんどん掘っていくといろんなものが出てくる。　それを重宝に思ってどんどん使っていく内に、地球は萎んでしまった・・・。


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視点を変えて・・・

　池上氏の現代史や経済学の講義を受けていて思うことがある。　日本の教育はもっと視点を変えてやってはどうかということだ。　現在行なっている教育内容も考えに考えられたものなのであろうが、人間が生きていくために本当に必要なものをどうも折り込んでいないように思えて仕方ない。　現代史をもっと教えて史実としてこんなことがあり、今に至っているんだということを教えるのは必要なことだと思う。　入試直前で時間数も不足だからと安易にカットされたばかりにほとんどと言ってよい程現代史は習っていない。　おかしな話だ。　他国で戦時中にしたことを非難されても、事実を教えられていないのだから「そうなんだ」と思う人は沢山いることと思う。　決して日本軍のみが悪くはないはず。　戦争では関与した国すべてが罪を犯している。　これを一例に、冷静に物事を見る目を養い、愚かな繰り返しを避けるためにも教えるべきだと思う。　また経済学をいやもっと柔らかく言うと生活というものがどの様な仕組みによって成り立っているのかを、経済学的なことを踏まえてもっと幼い時分から教えるべきだと思う。　グローバル化が進み、日本の小さな島国の中だけで生きていくのではないのだから、今からの日本を生かすも殺すも教育の成せる技。　ゆとり教育で大失敗をした挙げ句、経済危機の真っ只中におかれている今の若者は教育の犠牲者だと言える。　本当にしっかり考えた教育を行なうことだ。　ある面洗脳だと言える。　取り返しは付かないのだから。

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