今年も後ひと月を残すのみとなった、加齢と共につくづく光陰の速さを体感している。人生の大半,否残日数を数える毎日の齢となれば一番感じていることの一端でも述べてみたいそして次代を担う諸兄に一考して頂きたい。
さて現実の我が国の状況を正直に俯瞰して見て頂きたいのだが・・・敗戦後70年、そして形式的にも独立国家と認知されてから67年の年月が経過している。
先ごろの平和安保法制に対する無知な行為等を見れば一目瞭然でいかに国民の劣化の酷さ愚劣さが見えてくる。かと言って国民レベルの問題ではなく政界・官界・財界・マスコミ界等すべてにおいて日本人本来の魂を無くしたニュウトラルな境目の無い精神的異常な集団に堕落した恥ずべき国民になったことが情けなく先人に申し開く言葉も無い悲哀が沸々と沸いてくる。
昭和27年の講和条約施行で独立を得たにも関わらず国家の芯柱の憲法の破棄もせず、GHQのお気に入りプランで利得権益を確保し、朝鮮動乱での金儲けが命と邁進し、戦前は国民を戦争に煽りに煽り戦後はGHQのコミニズム分子の洗脳に完全に侵され呪縛されたまま今日の反日プロパガンダの先頭に位置する不定の輩の自己中には鉄槌が必要だ。
出来得るものならばGHQが行った公職追放を施行し真っ当な国にしたいものだ。
よく考えて頂きたいのは先の安保法制の国会での政府野党との無駄な論戦・・・集団的自衛権云々は戦後米国に占領され基地として国家が認め提供している限り今更国会で議論する愚は国費税金の無駄である。バカな頓珍漢な質問でアリバイ工作する野党も情けないが政府の姑息な言い訳染みた答弁は国民には理解しづらいだけで愚弄し舐めた姿勢が残るだけだ。
TPP問題にしても未だ細部にわたっての大筋合意の内容が開示されない 異常事態は不可思議な話だ。国民はそこまで政治屋に権限を委託したのだろうか?神話の神代の時代からわが日本国は"シラス国"としての歴史伝統文化慣習等を縦糸横糸の紬で今日の繁栄を育んできた誇りある世界由一の最先端の誇りある国だ。
悲しいかな今は三流国にも劣る矛盾だらけのいい加減な国家に低落している。憲法に対する国民の自己バラバラの思い、個々の諸問題に対する国益とのかい離をスルーする思考、マスゴミが垂れ流すまたは誤報に対する寛容が時期と共に真実と思い込む劣化さに気づかなくなる愚かさ等一体何本の指があれば足るのでしょ?
果たして日本国は開かれた自由な民主主義国と言うべきに値するのか??国民は本当の真実を知らされている国家でしょうか??
一口に言えば見かけは立派だがしかし闇が多すぎるまれに見る奇奇怪怪とした国家が日本国だ。
ああやこうやと言うが我が国ほど素晴らしい国は地球上にないことだけは確かだ。政をなす為政者の器の問題だ。