goo blog サービス終了のお知らせ 

笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

奇妙な文学

2011年09月05日 | 小説
小説「鼓笛隊の襲来」を読みました。

著者は 三崎 亜記

9つの話からなる短編
今作でも三崎ワールド健在

ちょっと普通とは違う世界でおこる物語

9作品 どれも面白い
設定の奇妙さが効いてますね

全体として どこか悲しさがあり
何か失った者たちを描いているような

そこが また三崎さんの文学らしさであり

設定の面白さと文学的書き方
巧いですね

短編の宿命かもしれませんが、
もっと長編で読みたいと思いましたね

もったいないというか・・・
とはいえ、この短さが良いのかも

私的評価:3+
    どの作品も味がありますね
    1つ選ぶとしたら「象さんすべり台のある街」かなぁ

著者の短編集「バスジャック」が好きなら ぜひ


それでは、また





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。