火曜日。8月最後の日。午前7時ちょっと前に轟音で目が覚めた。正確には(といって時計が正
確かどうか保証はないけど)午前6時54分。今日はごみ収集の日だけど、7時前って、まさかあ。
市のパンフには「ごみは収集日の午前7時までに出すこと」って書いてあるけど、それは(始業
時間の)7時より前には収集に来ないってことでしょうが・・・あ、今日は水の配達の日でもあった。
それでも、まさかあ。目が覚めたついでにトイレに行ったら、わっ、ものすごい雨。本気で降って
いる感じ。雨の音に気が休まったのか、ゴミの収集やリサイクル車の音も電話が鳴っていたこと
もどこ吹く風とばかりにぐっすりと寝なおして、起床は正午過ぎ。
電話は寄付とチケットの注文を送った劇団。締め切りに間に合わせて処理してくれるとのこと。
寄付金と同額を理事会が寄付すると言うキャンペーンは今日が期限。ま、こういう文化的な組
織だと理事会のメンバーには地元の裕福な名士が多いから、よ~しと腕をまくって300ドルの
小切手を送った。補助金は減らされるし、HSTのおかげで税金が上がってチケットの売れ行き
が落ちるしで、劇団も交響楽団も美術館も台所は苦しい。福祉や医療に優先的にお金を回すべ
きなのはわかるけど、世の中がギスギスしてくるほど「情操」を養うって大切じゃないのかなあ。
ママは今週中に退院できそうだけど、とジムからメッセージ。できそうだけど、ママはあまり乗り
気じゃないらしい。医者にもリハビリの進歩が遅いと言われて「急がないからいいの」と言ったそ
うな。「ここの病院のホスピスはいいらしい」と言い出したと聞いて、おやおや。カレシ共々なんと
なく好ましくない予感がしてきた。ジムは「ホスピスは死ぬ人が行くところで、骨折しただけで不
治の病気じゃないから入れてもらえないよ」と言い聞かせたそうだけど、ママはここのところ日々
抑うつ状態と諦観の間を揺らいでいるとか。ママらしくないなあ。高齢者が思うように動けない
状態になるとうつ病になりやすいそうだから、退院して自分の生活を取り戻すまでの一過性のも
のだろうと思いたいけど、やっぱりママらしくない。だんだん心配になって来た・・・。
日本では、妹の次男坊が転落事故で「顔面多発骨折」の重傷を負って4週間近くも入院。顔は
(こともあろうに20代最後の誕生日に)数時間に及ぶ手術で修復したけど、顎の機能回復や折
れた歯の治療など、まだまだ先は長そうな話。まあ若いんだから身体的な回復力はあり余るほ
どあるだろうし、がんばってすっかり回復する頃には精神的にもしっかりした頼もしい男になるん
じゃないかと思う。つくづく事故は老いも若きも関係なく起こるものだと思ったけど、それにしても、
医療制度が整っている日本の病院で土曜日「しか」手術できないというのはどういうことなんだ。
カナダの病院では夏休みシーズンになると人手不足で手術の予定をカットすることが多いけど、
そういうカナダの医療体制とあまり変わりがないような印象で、ちょっと意外。とにかく、甥っ子よ、
サムライの国の男だ、石にかじりついてでも全快までがんばれよ!
けさの雨は8月の1日の雨量としては新記録だそうな。6月末からこのかた70日の間に降った
雨はたったの15ミリだったのに、1日で55ミリを超えたというから、マザーネイチャーも気まぐれ
だなあ。おまけにポーチの最高気温は午後3時になってもやっとのことで12度と、8月とは思え
ない涼しさ。週の後半にはまたちょっと「夏が」ぶり返すらしいけど、明日から9月。秋は確実に
そこまで来ているという知らせだなあ。
確かどうか保証はないけど)午前6時54分。今日はごみ収集の日だけど、7時前って、まさかあ。
市のパンフには「ごみは収集日の午前7時までに出すこと」って書いてあるけど、それは(始業
時間の)7時より前には収集に来ないってことでしょうが・・・あ、今日は水の配達の日でもあった。
それでも、まさかあ。目が覚めたついでにトイレに行ったら、わっ、ものすごい雨。本気で降って
いる感じ。雨の音に気が休まったのか、ゴミの収集やリサイクル車の音も電話が鳴っていたこと
もどこ吹く風とばかりにぐっすりと寝なおして、起床は正午過ぎ。
電話は寄付とチケットの注文を送った劇団。締め切りに間に合わせて処理してくれるとのこと。
寄付金と同額を理事会が寄付すると言うキャンペーンは今日が期限。ま、こういう文化的な組
織だと理事会のメンバーには地元の裕福な名士が多いから、よ~しと腕をまくって300ドルの
小切手を送った。補助金は減らされるし、HSTのおかげで税金が上がってチケットの売れ行き
が落ちるしで、劇団も交響楽団も美術館も台所は苦しい。福祉や医療に優先的にお金を回すべ
きなのはわかるけど、世の中がギスギスしてくるほど「情操」を養うって大切じゃないのかなあ。
ママは今週中に退院できそうだけど、とジムからメッセージ。できそうだけど、ママはあまり乗り
気じゃないらしい。医者にもリハビリの進歩が遅いと言われて「急がないからいいの」と言ったそ
うな。「ここの病院のホスピスはいいらしい」と言い出したと聞いて、おやおや。カレシ共々なんと
なく好ましくない予感がしてきた。ジムは「ホスピスは死ぬ人が行くところで、骨折しただけで不
治の病気じゃないから入れてもらえないよ」と言い聞かせたそうだけど、ママはここのところ日々
抑うつ状態と諦観の間を揺らいでいるとか。ママらしくないなあ。高齢者が思うように動けない
状態になるとうつ病になりやすいそうだから、退院して自分の生活を取り戻すまでの一過性のも
のだろうと思いたいけど、やっぱりママらしくない。だんだん心配になって来た・・・。
日本では、妹の次男坊が転落事故で「顔面多発骨折」の重傷を負って4週間近くも入院。顔は
(こともあろうに20代最後の誕生日に)数時間に及ぶ手術で修復したけど、顎の機能回復や折
れた歯の治療など、まだまだ先は長そうな話。まあ若いんだから身体的な回復力はあり余るほ
どあるだろうし、がんばってすっかり回復する頃には精神的にもしっかりした頼もしい男になるん
じゃないかと思う。つくづく事故は老いも若きも関係なく起こるものだと思ったけど、それにしても、
医療制度が整っている日本の病院で土曜日「しか」手術できないというのはどういうことなんだ。
カナダの病院では夏休みシーズンになると人手不足で手術の予定をカットすることが多いけど、
そういうカナダの医療体制とあまり変わりがないような印象で、ちょっと意外。とにかく、甥っ子よ、
サムライの国の男だ、石にかじりついてでも全快までがんばれよ!
けさの雨は8月の1日の雨量としては新記録だそうな。6月末からこのかた70日の間に降った
雨はたったの15ミリだったのに、1日で55ミリを超えたというから、マザーネイチャーも気まぐれ
だなあ。おまけにポーチの最高気温は午後3時になってもやっとのことで12度と、8月とは思え
ない涼しさ。週の後半にはまたちょっと「夏が」ぶり返すらしいけど、明日から9月。秋は確実に
そこまで来ているという知らせだなあ。