Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

カム・アムドの旅 1

2007-07-20 23:30:40 | チベット文化圏
この間、西チベットの旅を記録したので、今度は東チベット、カム・アムドの旅。

2004年7月24日から8月6日まで 成都から西寧まで、四川省、青海省のチベット文化圏の旅。

7月24日 仕事で滞在していた上海から成都へ移動、ホテルでツアー・メンバーと合流。自分も含めて6人、プラス若い添乗員の一行。上海で前の晩からおなかを壊していたのでちょっと不安。外人シェフのイタリアンでなぜ腹を壊す?

7月25日 成都からマルカン(標高2500メートル)

大都会、成都を4WD3台に分乗して出発。どんどん山の方に入って行くが、途中まではパンダで有名な臥龍や黄龍、九賽溝への道でもあるので大きな観光バスもがんがん走っていて結構な混雑。黄龍、九賽溝はいまや中国人観光客で大賑わいだそうな。

文川で観光バスルートからはずれ、桃坪姜賽へ。このあたりの姜族の石造りの家には見張りのための高い塔が建っているのだ。
  軒先にはとうもろこしがいっぱい干してある。観光客もたくさん来ているが、まだまだのんびりした村。 
 

夕方暗くなってから、マルカン到着。

7月26日 マルカンからダンゴ(標高3150メートル)

朝、州都であるマルカンを散歩。
 道も整備されたいっぱしの都会。なぜかプラスチックのヤシの木なんかが立っているところが中国。
 公共交通機関もちゃんとある。
 朝ごはんも調達。

マルカンの町を出てまた塔のある村など見学しながら西へ向かう。
このあたりからチベット族の家が増えてくるが、どれも石造りの立派なものばかりだ。
 
 上部が張り出した家はインドのキナール地方の家に良く似ている。

標高がだんだん上がってきて4100メートルの峠を越える。

この峠にあったチベット人のテントを訪問、ヨーグルトをご馳走になったがおいしかった!

テントの前で写真など撮って遊んでいると近所の若い子達がやって来た。
 
お姉さんの1人は伝統的なチベット風で、後姿も見事。きれいなお姉さんだったが、お化粧もチベット風で真っ白なおしろいに真っ赤な頬紅を丸く入れている。他では見かけなかったので、この日は何か特別だったのかもしれない。

ダンゴに到着してまず丘の上に建つダンゴ・ゴンパへ。 
 東チベットのお寺は1950年代の中国侵攻、その後の文化大革命で軒並み破壊されてしまったので、どこも最近再建されたもの。ここなどはなかなかきれいに復興されているが、どうも趣には欠ける。
 寺からは町が一望できる。

ホテルに荷物を降ろして町を散歩。
 
牛や羊が歩く町は楽しい。

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