スキルは見えない（３）（再掲載５）電気工事士の試験２

電気工事士の試験をうけにいくことにあいなったのですが・・・・

１年職業訓練校に通い

試験と実地試験をうかり、

合格ののち、実務につくと何年かのちには１級の資格がとれるとのことだったのですが、

そんな時間は取れないのと

１級をとる必要もないとのことで、

一般試験をうけることになり、

場所は広島と岡山とに試験会場があったわけですが、

どちらかというと、岡山に近いということもあり

試験会場である岡山大学のほうをえらびました。

 

筆記試験は３日ほど前に試験問題集をといてみたものの

高橋のぼやくこと・・・

これは、ふつう？の電気屋さんの内容ではないか！！

簡単だというのではないのです。

高橋あたりは、企業相手にやっているため、

普通の電気屋さんの捉え方じゃないところがあり

逆に実際の作業はできるけど

理論（試験対策的な）や何年も前とは変わっている規格？とかが

わかっていないところがあり

「ほ～～、こういうふうにかわってるんだ」

と、感心しきりになるわけです。

 

で、当日は１時間３０分くらいの日程で試験がおこなわれていたのですが

この時はできて、３０分以上たっていたら（時間はうろおぼえ）、退席してもいいということで、

予定時間よりはやく、でてきて、

代理もそんなに待ちぼうけはくわなかったのですが

 

日改めて、実地試験があり

１台、なにかを（すみません・・）つくりあげてでてくるという内容のものでした。

その時も、前日くらいに

ーこの問題が出るーという、過去問が出ているのを発見して

１２問くらいから、毎年ランダムでえらばれるというので

いくつか、チョイスして実際に時間を量り

トライしていました。

そして、その練習がおわったあとに

いや、待てよ・・・と、ちょっと複雑な分を

これは、やっておかないと、手順に迷うとかいって

夜遅くまで、予行練習をしていたのです。

すると、見事？

やっといてよかったという結果、その最後の問題がでたわけです。

 

ところが、近くの駐車場で待機している代理に

まてどくらせどｗｗｗ

終わったの連絡がこないわけです。

それもそのはずで、

会場にはいってから、試験時間終了まで退席してはいけない。とお達しがあったそうで・・・

代理にはそんなことが判らず、時間を量ってやっていたときを目安にかんがえてますから

もう、連絡がくるだろうと考えてしまうわけです。

 

そして、連絡が入り、結果は受かっただろうということだったので、

後は、合格通知待ちということなのですが・・・

高橋がぽつり、ぽつりしゃべることをきいていると

やはり、できない人がいるらしく・・・

気の毒としかいいようがない。と、いうわけです。

と、いうのも、ある程度、年齢がいったひとで

おそらく、高橋同様、その資格をとってこないと仕事をまわすことができないんだよ。

とか、言われたのではないでしょうか？

年齢的にはもう５０年以上、そういう仕事をしていたかもしれません。

まだまだ、食っていかなければならない。

筆記試験には受かっているのですが

実技になると、手が止まってしまったのでしょう。

半分もできていない状態で時間ももうわずか・・・・

何かしら、経過措置があって

何年以内に取れということなのだとは思うのですが

突如、規約が改正になってしまっては、

今までやってきた実績では通じないのかと愕然としたでしょう。

それでも、くわなきゃならないと頑張って試験をうけて

そして、実技で・・・・

 

なにか、やりきれない思いを抱いているのか

「俺と同じ、個人事業主かなあ・・

従業員を抱えてるかもしれないなあ・・・」

と、話していました。

 

こういう規約が変わるのは仕方がないことだとは思いますが

なにか、勤続何年以上は申請だけでというふうにできないものかなあと思ったりしました。