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THE 4TH KIND フォース・カインド

2010-11-13 19:07:38 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 オラントゥンデ・オスサンミ
キャスト ミラ・ジョヴォヴィッチ、イライアス・コティーズ、ウィル・パットン、マイク・ストローブ
2009年 イギリス
ジャンル:サスペンス、オカルト、実話

【あらすじ】
アラスカ州ノーム。不眠者数300人以上。行方不明者数アラスカ州最多―――。アラスカ州北部の町ノームでは、これまで多数の住民が行方不明になってきた。2000年10月、ノーム在住の心理学者アビゲイル・タイラー博士のもとに、不眠症を訴える住民が次々に訪れる。不審に思ったタイラー博士は、催眠療法で彼らが眠れない理由を解明しようとした。そしてそこでカメラが捕えたのは、これまで誰も目にしたことのない映像だった……。

【感想】
やはり酷評ですか・・・。気持ちはわかるけどもう少し寛大になってもいい気がします。

証言ベースで「宇宙人が娘を誘拐した犯人」と主張する母親に対して疑惑の目や違和感、気持ち悪さが確かにある。しかしこういう話なのだろうと。つまり後味の気持ち悪さは奇妙な事件を紹介することによる仕様。内容的にどんなに上手な監督が撮ったとしても胡散臭さは残るはずです。それに母親の証言を信じてくれという主張でもないでしょう。「フォーガットン」みたく引っ張っておいて「犯人は宇宙人」という突き落とされた感覚はなかったです。 

確かにビデオカメラに残っていたフクロウから古代の言語とかは信じてはいませんけど、この母親が事件に便乗する形で自分の娘に手を出したとは思いたくないですね。もしそうなら実は夫も彼女が殺したのではないかという話になるでしょう。

映像は2画面同時撮影を多様するなどカット割りがトリッキー。ただ全く意味のない小手先のテクニックではなく雰囲気を出すための手法として機能していたと思います。特にビデオカメラの映像から事件を振り返るのに分割を用いたのは演出的に上手だったと感じました。

内容を信じろと言っているのではなく「こんな事件がありましたよ」というのを認識する感覚で鑑賞すればいいと思います。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆

THE 4TH KIND フォース・カインド [Blu-ray]
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