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ラスト サムライ

2010-12-26 22:04:46 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 エドワード・ズウィック
キャスト トム・クルーズ、渡辺謙、トニー・ゴールドウィン、ティモシー・スポール、真田広之、小雪、ビリー・コノリー、ウィリアム・アザートン
2003年 アメリカ、ニュージーランド、日本
ジャンル:アクション、ドラマ、時代劇

【あらすじ】
ネイサン・オールグレン大尉は南北戦争にて名誉と国のために命を賭けた英雄であった。しかし、戦争が終わり、時代の変化とともに、彼が戦った戦闘は今や過去のささやかな出来事に変わり果て、さまよえる男となっていた。日本初の近代的軍隊を訓練する教官としてオールグレンを雇った時、二人の戦士の運命がひとつに重なる。

【感想】
鑑賞する前は完全に馬鹿にしておりました。私だけではないとは思いますけど謝ります。

本作最大の魅力はハリウッドの力を借りて製作した合戦シーン。確かにそこらの時代劇や大河ドラマとはスケールが違っていた。昔の街並みの再現を含めてアメリカが日本を描くことに関するいい面が珍しく発揮された作品だったと感じました。またオスカーにノミネートされた渡辺謙の演技は特別凄いとは思いませんでしたが、海外の俳優では出せない雰囲気が出ていたと思う。この部分が評価されたのでしょう。 

以降、不満になってしまいます。トータルでは満足しているという前提で書きます。

トム・クルーズ捉えられてしまった後に、そこで人々からお世話になる段階で話の方向性が読めてしまうのが難。時代考証もいい加減で中でも忍者は登場するシーンには呆れました。それでも忍者がいないと本家アメリカでは盛り上がらないためだろうという事情は容易に想像できるので許します。

それから本来なら渡辺謙が英語を話すのではなく、トム・クルーズが日本語を話すのが筋でしょう。文明が進んだ国からビジネスとして日本にやってきたわけですから。文明化を拒絶するサムライである渡辺謙が英語を知っているのは説得力がないです。どうしても細かいことは気になってしまいます。それでも「ラストエンペラー」みたいに日本人、中国人関係なく全ての人物が英語を話しているのに比べれば遥かにましですけど。

馬鹿にしてすいませんでした。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆

ラスト サムライ [Blu-ray]
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