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007/サンダーボール作戦

2008-05-06 00:01:20 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 テレンス・ヤング
キャスト ショーン・コネリー、クローディーヌ・オージェ、アドルフォ・チェリ、ルチアナ・パルッツィ、バーナード・リー、デズモンド・リューウェリン、ロイス・マクスウェル、マルティーヌ・ベズウィック
1965年 イギリス
ジャンル:アクション、シリーズ

【あらすじ】
原爆を搭載したNATOの戦闘機が世界的犯罪組織“スペクター”に奪われた。原爆奪還の指令を受け、バハマへと向かうボンド。そしてスペクターの幹部、ラルゴの計画を阻止すべく、ボンド率いる水中部隊は作戦遂行に乗り出した。作戦コードネームは“サンダーボール”!

【感想】
世間の評価は低すぎると思います。私的にはとてもお気に入りの一品です。
なんでもインフレ率を調整した興行成績ランキングではいまだに上位に入っている映画だそうです。(当時としては「風と共に去りぬ」に次ぐ記録だったとか)
今見ても予算をかけた大作であることは一目瞭然で、当時それだけヒットした理由もよくわかる気がします。逆にだからこそ酷評する人がいるのでしょう。007シリーズでくだならいとかアホらしいと思うのなら、いっさい見ない方がいいです。それは製作者側の狙いなのですから。何であれ任務には命を賭けて真剣に取り組むからこそ面白いのです。

話を戻しますが、本作はシリーズ第4作品に相当しますが、従来と比べ、とにかくアイデアを詰め込むだけ詰め込んだといった感じで内容が盛り沢山、スパイ的な行動よりもアクションシーンが強化されています。その点で今のシリーズへ通じる一つの完成形を示した作品なのかもしれません。

ちなみに私が好きなのは最後の水中戦です。台詞は一切なし。激しい曲調の音楽が流れる中、お互いが淡々と殺し合い続けるのでかなりインパクトがあります。シルエット姿の女性が泳いでいるオープニングも渋い曲と共にいい感じです。このテーマ曲を歌った歌手の人はあまりの熱唱のあまりラストの「サンダーボール」のシャウトで卒倒してしまったそうです。凄すぎる・・・。

一方で敵に捕まったポーラが自供するのを恐れ自殺してしまうのは少し嫌でした。またボンドが最初の方に出てくる体を引っ張る機械で死にかけたのは笑えました。こんなので死んだら大恥でしょうね。

個人的には後に作られたリメイク的な作品「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」もこちらの方がはるかに好きです。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆


サンダーボール作戦 (デジタルリマスター・バージョン)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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