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白いドレスの女

2008-07-25 22:00:08 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 ローレンス・カスダン
キャスト ウィリアム・ハート、キャスリーン・ターナー、リチャード・クレンナ、テッド・ダンソン、J・A・プレストン、ミッキー・ローク
1891年 アメリカ
ジャンル:サスペンス

【あらすじ】
常夏のフロリダで暑さにうだっていた弁護士のネッドが、20歳も年上の男を夫にもつ美女、マティと知り合う。マティはネッドに、夫を殺して遺産を相続する計画を話した。ネッドは強盗を装って屋敷へ忍び込むが…。人間の奥底にじりじりと燃え広がる物欲と情欲。そのしがらみにがんじがらめになった男と女は、運命のふちに転落していく。

【感想】
もし「悪女系映画」というジャンルがあるとするならこれは外せない作品です。
キャスリーン・ターナーのデビュー作品でもありますが、当時全く名の知られていなかった彼女はこの作品でのブレイクをきっかけに80年代を代表する人気女優となりました。一人の役者がやっと掴んだチャンスを生かしてスターに押しあがった映画と言うのはいつ見ても気分がいいです。

ブレイクした理由については見ていただければ、すぐにでもわかると思います。お世辞でも演技力があるというわけではないのですが、キャラ的にこの悪女役は大衆受けするだろうと思います。文字通り身体を張った演技でした。
今から考えてみると「火曜サスペンス劇場」のネタは全てこの作品のパクリではないかと思えるのですが、本作の方がラストでもう一捻りある分、シナリオ的にも出来がいいなと思います。

この他にもこれまた有名になる前のミッキー・ロークが爆弾調達役として出演しているのが微笑ましいです。チャンスを掴む人の影で、上手に生かせずに消えていく人の方が圧倒的に多いのですから大したものだと思います。

内容はあえて書きませんでしたので見かければぜひ。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆

白いドレスの女 スペシャル・エディション

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