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クリスティーン

2009-08-18 00:07:20 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 ジョン・カーペンター
キャスト キース・ゴードン、アレクサンドラ・ポール、ジョン・ストックウェル、ロバート・プロスキー、ハリー・ディーン・スタントン、ケリー・プレストン
1983年 アメリカ
ジャンル:ホラー、サスペンス

【あらすじ】
1957年、デトロイトの自動車工場で完成直前の深紅の車プリマスが、シートに灰を落とした工員を殺した。そして15年後、この車は高校生アーニー(キース・ゴードン)に買われて「クリスティーン」という女性の名前を付けられた…。

【感想】
原作スティーヴン・キング、監督ジョン・カーペンターというB級映画界の二大巨匠がタッグを組んだ本作はマニアックなファンにとってはたまらない作品だったことでしょう。

ちなみに本作を見たスティーブン・キングは絶賛だったそうです。まあ彼が絶賛した作品というのは一般人に受け入れられることは決してないのですが・・・。むしろ酷評した「シャイニング」とかの方が圧倒的に人気がある。とはいえ不気味な雰囲気はよく出ていたと思います。

タイトルにもなっている「クリスティーン」とは性格が暗めの主人公が買い取ったボロ車につけた名前です。主人公はこの車を「彼女」と呼ぶ位の異常な愛情を注いたために、車でありながら人格を持つ「クリスティーン」が嫉妬や怒りで人を襲うようになります。

この車が人を襲うシーンなのですが、本当に車が生きていて感情を持っているかのような映像でした。ジョン・カーペンターのこの表現力は素晴らしいです。スティーブン・キングはその点を評価したのだろうと思います。並みの監督だったら単に車が人をはねているだけの映像になってしまうと思う。例えとして正しいのかわかりませんがトマトが転がっているだけの「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」とは大違いです。
また一度は壊されてしまった「彼女」が復活するシーンもいい味出していました。

残念なことにシナリオが非現実的であるがためにチープに感じられたようで周囲の評判は高くないのですが、はっきりいって見所はシナリオではないので、その点を責めるのは多少ナンセンスです。マニアにはお薦めできると思います。個人的にもとても好きです。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆

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