幸せなチーズ//フランス・バスク、山羊乳のハードタイプ、トム・ド・シェーブル

食べると幸せな気持ちになれるチーズ、今週のおすすめは穏やかな味わいの中に旨味が詰まった山羊のチーズです。

スペインとの国境近く、バスク地方のピレネー山脈の麓にある小さな村Macayeで作られた珍しい山羊乳製のハードタイプのチーズです。
画像では一見普通に見えますが、繊細で穏やかな風味の中に旨味が詰まった奥深い味わいです。

桜坂劇場で上映中//フランソワ・トリュフォー『終電車』

2022年にフランソワ・トリュフォー監督の生誕90年を記念して、４K修復版で特集上映のプログラムが組まれましたが、
ついに沖縄でも観られるようになりました。
『終電車』や『アデルの恋の物語』は、映画館で上映される機会はほとんど無いので、桜坂劇場での上映記念+生誕９２年のお祝いで
『終電車』のポスターを飾っています。
1980年にフランスで初公開された際のオリジナルポスターですが、よく見るとサクレクール寺院やエッフェル塔、ノートルダムを、
メチャクチャ大胆に配置したデザインになっていて笑えます。
あと、ドパルデューが若すぎて分からないかも？です。

那覇でナチュラルワイン 美味しいピノが飲みたいｗ

お客様がワインを選んでいる時に「予算は一万円くらいまでで美味しいピノ・ノワールを飲みたいのですが、出来ればブルゴーニで」
と相談されることが多いのでオイラも色々と探していますが、最近リリースされた中のお気に入りです。
フレデリック・コサールからシャソルネイを引き継ぐオレリアン・ヴェルデのコート・ド・ニュイ2021と、
ブルゴーニュで一番のミクロネゴスじゃないかと思うくらい小規模ですが、今年最初にオイラのツボにハマったサンティニのピノ2022です。
特にサンティニがオススメです。

那覇でヴァンナチュール ブルーノ・デュシェン/ラ・ルナ2022

フランス/ルーションのブルーノ・デュシェンが造る、毎年大人気のラ・ルナの新ヴィンテージ2022が届きました。
が、近年のラ・ルナは状態が落ち着くのに時間がかかるので、ルナをご希望の方は2019年か2020年が飲み頃になっているので
そちらをオススメいたします。m(__)m

理由が面白すぎる、訳ありオレンジワイン

イタリア/トスカーナの人気ワイナリー、モンテセコンドの当主シルヴィオが自分の名前を冠して「シリヴィオ・メッサーナ」として
新たにリリースしたワインです。
何故「モンテセコンド」としてリリースしないのか？、そこが「面白すぎる訳」なのですが、
モンテセコンドは元々シルヴィオ夫妻とシルヴィオの実姉で営んでいるワイナリーでしたが、
シルヴィオ夫妻が離婚してからも仕事上のパートナーとして３人で経営していましたが、
近年は、実姉と元妻は非常に仲が良く、かつシルヴィオとはメチャクチャ険悪な関係になってしまい、
色々とやらかしてしまった自覚のあるシルヴィオが、多分ワイナリーから追い出されるだろうと思い始め
その際の収入源として姉と元妻に内緒で造っていた（造っちゃった）ワインです。
インポーターがヴィナイオータさんなので、さすがというか、攻めた量を購入したみたいです。
オイラもついつい買えるだけ買ってしまいました。

＊シルヴィオ・メッサーナ（モンテビアンコ）/ビアンコ2021　🍷¥840