エッゲル・フランツ（フロリバンダ）のナチュラルなシードル

オイラが毎年楽しみにしているエッゲル・フランツのナチュラルなシードル（リンゴで造る発泡酒です）が届きました。
若くから植物学者として大学に勤務し、植物を主体に自然環境、菌、酵母などを、専門的に研究してきたという異色の経歴を持つ
イタリア/トレンティーノの造り手、エッゲル・フランツ氏は大学を退職後、父が続けてきたリンゴ栽培農家を引き継いだことを契機に、
シードルの追及へ没頭していきます。これまで学んできた知識と経験をもとに、薬品類の代わりに多種の薬草からとった煎じ液を利用することで、
果樹では非常に難しいとされる無農薬、無肥料栽培を実践して、完全にSO2（酸化防止剤）の添加を行わないシードルを造りだしました。
元々、研究者肌だったフランツ氏、シンプルにリンゴだけで造ったシードルから始まり、リンゴと一緒に収穫されるカリン（mela Cotagna）を
加えたものや、リンゴ果汁にサンブーカ（Sambuca=ニワトコ）の花を加えて一緒に醗酵させたものなど、年々種類が増えていきましたが
近年、大学で農業の勉強をしていた（お父さんのＤＮＡを完璧に受け継いだ娘さん）マグダレーナも家業に加わり、昨年はミント入りの
シードル、今年はトウガラシ入りのシードル・・・・父娘で様々な探求を繰り広げてます。

昨年、日本に300本だけ入荷した無農薬のミントを加えたシードル、リンゴとミントの相性の良さに飲んだ人をざわつかせていましたが、😃
ミントを加える方法やタイミングやバランスを考え直してバージョンアップした今年のミント入りシードル、美味しいです　m(__)m

＊フロリバンダ（エッゲル・フランツ） ミント入りのシードル　¥5000

那覇でヴァンナチュール // ルイ・ジュリアン、今年も届きました。

日本で飲める、フランス最強のナチュラルテーブルワイン😊、ルイジュリアン・ルージュ12，5％が今年も届きました。
ライオンミドリに到着後、輸送の疲れを休ませていましたので、今日からグラスワインでも飲めます😃

基本的にジュリアンさんのワインは、ほとんどが地元の人が消費する地酒でしたが、
今では買うのが難しい、トップクラスの振り分けワインになってしまいました😭
特に今年の争奪戦は凄かったみたいです、、、、、、、、

＊自然栽培の葡萄４０種をブレンドしたルイ・ジュリアン　ルージュ12，5％　2021　🍷　¥720　
　　　　　　　
　　　　　　　

８年目の準備//フォール・マネルのカルバドス、ミッシェル・クーヴルーとコルシカ島のウイスキー、ウニコ・ゼロのクラフトジン

ライオンミドリは７月１日で無事に８年目を迎えます。皆様、本当にありがとうございます m(__)m。
で・・・オイラの気持ちも非常に上がり気味だったので、お店で飲む意義のあるハードリカーを揃えてしまいました。

後日、詳しい紹介をしていきますが、
＊フォール・マネルのジュリアン・フレモンが造るカルバドス2016
＊ワイン造りのように、原料の品種や生産者を重要視して、「テロワール(土壌と風土)」ともいうべき発想を
　ウィスキーに持ち込んだ、樽熟成の魔術師を呼ばれるミシェル・クーヴルーのウイスキー
＊コルシカ島の原材料だけで造られたウイスキー、P＆M
＊オーストラリアのナチュラルワインの造り手、ウニコ・ゼロが造るクラフト・ジン

それぞれ造り手の想いがギッシリ詰まった逸品です。

沖縄でナチュラルワイン＝那覇でプンタローネ//牧志でピケット

ワインを造る際にプレスして残ったヴィナッチャ（果皮と種子）は、マールやグラッパを造るか、
コンポストとして土に還るのが主ですが、昔から秘かに（笑）ヴィニョロン達が自家消費用にヴィナッチャで造る飲み物があり、
イタリアでは「Puntaloneプンタローネ」、フランスでは「Piquetteピケット」と呼ばれています。
味わいは造り手次第で十人十色、美味しいのもあれば？な物もあります。
フランスでは、出来損ないのワインをピケットと揶揄したりしていますが、イタリア/エミリア・ロマーニャのイル・ファルネートが
素敵なプンタローネ/ピケットを造ってくれました💛
イル・ファルネートの美味しいワイン、スペルグレやジャンドン ビアンコを造る際にプレスしたヴィナッチャが、
この時点でもまだ豊富な糖分があり、残った酵母も元気に活動している状態だったので「これはあまりにももったいない」と、
ヴィナッチャに水を加えて再醗酵させた、アルコール度数の低い飲み物を醸造することに・・・・・
しかし、ただそれを造るだけでは終わらなイル・ファルネートは、香りを補うためレモンを加え、ビン内で再醗酵を行い
微発泡のプンタローネとして仕上げました！
アルコール分も5％程度と低く、醗酵由来の香りとレモンの爽やかさ、
ワインとは全く異なる大人のレモンスカッシュに仕上げました m(__)m

幸せなチーズ //ブルゴーニュのウオッシュ、スペインのスモーク、北海道半田ファーム

食べると幸せな気持ちになれるチーズの紹介です。
ロシア上空を飛行出来ない現状の為、ヨーロッパからの航空貨物便の大減便やら、
貨物運賃のさらなる高騰、、、等々の影響を受けながらも頑張って美味しいチーズを確保しています。

今回のおすすめは、樺の木でスモークしたスペインのサン・シモン・ダ・コスタ。
白カビタイプでクリーミーかつ濃厚なブルゴーニュ産のウオッシュチーズ。
北海道大樹町の半田ファームの清見ワインの搾りかすに漬け込んだチーズです。