林光 弦楽四重奏曲「レゲンデ」

　月がかわりました。3月というと少し春になった気分になりますが、まだ外は雪山ばかりです。山形弦楽四重奏団第43回定期演奏会に急遽プログラミングした、林光作曲～弦楽四重奏曲「レゲンデ」について少しずつ書いてゆきます。演奏会まで後2ヶ月切りましたからね。

　3月1日です。

　3月1日といえば、1954年3月1日太平洋のビキニ環礁でアメリカが核実験を行い、第五福竜丸が被曝した日です。この日は世界中で反核集会などが行われています。

　今年1月5日に亡くなってしまった林光先生は、極端に言ってしまえば生涯を反核・平和のための音楽に捧げた一面があります。1959年に公開された新藤兼人の監督・脚本「第五福竜丸」という映画の音楽も担当しています。晩年に「第五福竜丸」の音楽は、室内楽として作曲者自らの手で蘇らせています。

　という所から切り込んでみましたが、私、林光先生のことは勉強不足です。もう少し勉強して続きを書きます。

　つづく・・・・。