らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

赤ひげ

2012年09月15日 23時59分10秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 1965年の東宝映画です。

 出演者は以下の通り。
 三船敏郎(新出去定・赤ひげ)、加山雄三(保本登)、二木てるみ(おとよ)、山崎努(佐八)、団令子(お杉)、桑野みゆき(おなか)、根岸明美(おくに)、香川京子(狂女)、土屋嘉男(森半太夫)、江原達怡(津川玄三)、東野英治郎(五平次)、頭師佳孝(長次)、杉村春子(娼家の女主人・きん)、柳永二郎(利兵衛・狂女の父)、三井弘次(平吉)、藤原釜足(六助)、志村喬(和泉屋徳兵衛)、笠智衆(登の父)、田中絹代(登の母)、西村晃(家老)、千葉信男(松平壱岐)、内藤洋子(まさえ)、三津田健(天野源伯・まさえの父)、藤山陽子(ちぐさ・まさえの姉)、風見章子(まさえの母)、七尾伶子(賄のおばさん・おとく)、辻伊万里(賄いのおばさん2・おかつ)、野村昭子(賄いのおばさん3・おふく)、三戸部スエ(賄いのおばさん4・おたけ)、左卜全(入所患者)、渡辺篤(入所患者2)、大久保正信(長次の父)、菅井きん(長次の母)、佐田豊(長屋の住人)、沢村いき雄(長屋の住人2)、小川安三(小者・竹造)、常田富士男(地廻り)、大木正司(地廻り2)、広瀬正一(地廻り3)、田中浩(地廻り4)、久世竜(地廻り5)

 音楽は、佐藤勝。

 猛暑が続きますが、朝晩はずいぶんと涼しくなってきました。1日の気温差が大きいので、体調を崩さないように注意しています。今日は、久しぶりに時間があったので、黒澤映画を見ました。

 山本周五郎の小説『赤ひげ診療譚』が原作ですが、黒澤独特の世界観の中で舞台が進みます。加山雄三演じる若い医師が、三船俊郎のいる小石川養成所に来て、最初は逃げだそうとするのですが、周りの人間ドラマに接している内に、人間として成長を見せ、小石川養成所の医師として働くようになります。

 この映画での佐藤勝の音楽は、テーマとして使われている音楽が J.ブラームスの交響曲第1番の第4楽章のテーマのようであり、途中の陽気な場面での音楽もF.J.ハイドンの交響曲第94番「驚愕」の第2楽章のようであり、興味深く聴かせてもらいました。本当に良い映画でしたよ。
HMVジャパン


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2 コメント

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「赤ひげ」 (narkejp)
2012-09-16 12:50:25
この映画をはじめて観たのは、中学生の頃だったでしょうか。加山雄三も若かった。小石川養生所では狂女のシーンも印象的でしたが、あれは香川京子だったのか。井戸の内部に向かって、「長坊~!!」と呼び戻そうとするシーンなども鮮明です。ほんとにいい映画でした。山本周五郎の原作を読むと、逆に「えっ、これだけ?」と拍子抜けするほどでしたね。黒澤明監督の力でしょう。佐藤勝の音楽が、また良かったです。
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>narkejpさん (らびお)
2012-09-18 01:55:53
こんにちは。
よく若い頃に見た映画の内容まで覚えていますね。その記憶力は凄いです。色々調べると加山雄三はこの映画で、面白さを感じ始めて、俳優としてやっていく決心をしたそうです。かっこいいです!
昭和の(特に黒澤映画など)白黒映画を見るのにはまりつつあります。映画が元気ですし、今のベテランや鬼籍に入った俳優さんの演技の素晴らしさに目を奪われるからです。勿論音楽も!
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