らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

卯月2017

2017年04月01日 23時59分59秒 | 雑記
 朝晩はまだ肌寒い日が続きますが、ストーブをつけない時間もあったりして、春の接近を感じてまいりました。

 雪がちらつく事もまだありますが、あんなに高かった雪山も庭からほとんど消えてしまいました。

 2017/18年度〜新年度がスタートしました。

 新年度最初の業務は、山形響オーディションがあります。Va・Hr・Ob・Tbの4つのパートが募集していました。(もう締め切っていますので・・)。せっかく山形まで、オーケストラに入団したいという意志を持って、全国(世界)から我こそはと思う方々が集まってきていますので、審査するこちらとしても、短い時間ですが真剣です。

 以前も書きましたが、この不景気の中、プロオーケストラのメンバーの移動というのは、全国的に年々少なくなってきていて、欠員が出て募集すれば、ものすごい人数が集まります。たった一枠の中に、何学年もの優秀な方々が受験なさるのです。あらためて思うのは、本当に厳しい世界です。

 審査側としてもコンクールではなく、自分たちの同僚となり得る方を求めているので、演奏の正確さだけで審査されるわけではないのです。演奏から感じる人柄(振る舞いかな?)とか、呼吸やまとっている空気感など色々なものが審査を左右するのです。ほとんど運です!

 山形響も昨年度から定年制が設けられたこともあり、この5〜10年(10年ひと昔といいましたね)で全体の1/3のメンバーが変わることになります。もちろん年金支給の高年齢化などによって、将来定年制の年齢が上がる可能性もありますが、今のままの制度の上では、約15人位もこの小さいオーケストラでメンバーチェンジの予定なんです。

 新しいメンバーが入団しても良い意味で山形響の伝統は守られていき、新しく入る風のためによりレヴェルアップしてゆくのでしょうね。

 とりあえずオーディション受験する(した)方々!!ありがとうございます!!
コメント (2)
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