
★★★★ なんと悲しき子供たち---
007シリーズ誕生50周年(通算23作)記念作品。
かつての名場面もちりばめられてるらしいので
知り尽くしたファンの方はもっと楽しめるかもですね
ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドとしては3作目。
前2作同様今回も 素晴らしきスタントに。
シリアスで骨太なストーリー展開に・・
痺れさせていただきました~~!!
今回も、冒頭からノンストップアクション開始!!
盗まれたディスク(テロ組織に潜入している工作員情報が入っている)を追って
カーアクション作裂!!
猛スピードで走る列車の上での格闘模様は
ジャッキーに並ぶ----ものすごさだ~~!
相変わらず、生身で勝負してるという グレイグさん凄いです--!
しかし---もみ合う二人に狙撃命令を下すM
それは なんとボンドに命中-----!?
衝撃ながら静かに、渓谷に落ちていくボンド。
そのまま 深い水の中へ--
悪夢の中へ----飲みこまれていく----
するとお約束のあの音楽が流れタイトルロールが発動!
この一連の流れが---素晴らしいです。
映像も凝ってる市・・カッコイーよ!!
やっぱ心踊らされちゃいますね~~。
さて今回のボンドが立ち向かう相手は--
大義の為に Mに切り捨てられた?
元MI6の凄腕エージェント、シルヴァだ!!
非情に完璧に--ディスク情報を漏えいさせ、MI6本部を爆破し
職員を工作員たちを殺しめ、Mを窮地に追い込んでいく----。
そんな彼の前に 死の淵から蘇った 007が挑む---!
しかし彼はボンドに囁くのだ・・・
---おまえも自分と同じだと---。
スカイフォールとはボンドの故郷のよう。
思い出詰まった生家を壊してまでも
Mを守りたいと思うボンドと---
彼女の裏切りが許せなかったシルヴァ。
壮絶なる戦いを繰り広げる彼らだけれど----
その胸に眠っていたのは---
ともに Mを 母のように 慕い愛するがゆえだとは・・
切ない限りだ・・・。
Mが工作員として選び育成した子供たちはみな
身寄りのない子供たち
彼らは皆そのさびしき魂ゆえに、彼女に母の姿を重ね・・
彼女に必要とされたいと願って生きてきたのかもしれない・・
何とかなしき子供たちよ…(涙)
007がスパイとしてではなく---
国家の為ではなくただMの為に戦っている---。
まさに異色作品----!
M役のジュディ・デンチが今回の
真のボンドガールといわれているのもうなずける、
というか今回のボンドガールたちちょっと気の毒だったよね。
彼の過去を心情を----。
垣間見れた今作は 興味深かったし面白かった--。
Mを演じたジュディ・デンチ様の素晴らしい存在感に拍手。
お疲れ様といいたいです~!!
とはいえ今後も続くという噂にちと思うことが1つ。
このシリーズは「007になったばかりのボンド」
今後あの--華やかなOO7となっていくのね~。
なんて気持ちで見始めた私にはちとこの展開に
疑問がないわけじゃないのだ。
私はダニエル演じる真面目で硬派なボンドも
シリアス展開も嫌いじゃないんだけど
でも彼のボンドは「007」ではないんじゃないか・・と思ってしまうのだ。
「引き継いでいく・・」ってそういうことじゃないのかもだけど
う~~ん、うまく言えん。
作品の良さを残しつつ、彼の良さを生かした007に---期待したいです。
Mことジュディ・デンチにはお疲れ様~ですねw
新装開店も楽しみです!
Mがボンドガールな存在だった・・って部分からしても確かに今までの007作品には無かった異色さがあって驚きでもありましたよね。ボンドのルーツとかも色々と分かっちゃいましたし。
それに007は先代から入ったクチなので、今回のMの勇退も個人的にはどこか感慨深くもなってしまいました。・・ただ次のヴォルデモート卿に馴染めるかどうかはちょっと分かりませんけどね・・^^;
今作の異色さはまた格別。何とも言えない重厚さに--痺れました。世代交代劇いもひきこまれちゃいましたね~。
今後どんな展開になるのか、ホント楽しみです。
ジョディ・デンチさん・・素晴らしかったですね
思った以上に重厚で--まさに異色な作品でしたね。
大好物です(笑)
はいえ 先代ボンドをちょびっとかじっている私には
グレイグさんのボンドは007か--?なんてことも思っちゃったりして---・。でも自分らしさを持って引き継ぐ-ってことが素晴らしいことなんでしょうね。