アリーはレネから紹介された「ハズレ男」フィッツィの対処法に悩んでいた。避けまくっているのに全然わかってくれないのだ。そんなアリーにエレインは「切る時にはズバッとぶった切るべき」という。しかし、いざぶった切ってみると「もしかしてああいうのが当たりかも?」と不安になってしまう。
ジョージアとビリーが担当したのは、肌がオレンジ色をしている体質のため、会社から解雇されてしまった女性の裁判。ところが担当判事のお気楽ボイルが、判決を出そうとした時に突然倒れて天に召されてしまった!仲が良かったウィッパーは悲しみ、しかしなぜかあまり交流のなかったビリーが激しい喪失感に落ち込んでしまう。
一方、危篤状態のステファンはもうダメかと思われていたが、ドタバタの末に息をふきかえしてジョンは一安心。しかしほっとしたのもつかの間、最大の不幸がジョンとステファンを襲う・・・・
追悼:お気楽ボイル特集、みたいな。
ボイル役のPhil Leedsの初出である第1シーズンの2話の脇チェックにも書いたが、彼がこのエピの収録の頃に亡くなったので、それを内容に盛り込んでその死を悼んだものだ。ボイルに対する思いや評価などはそのまま Phil Leeds自身への語りかけとなっているように思われる。
本当に、失うことでその存在の大きさに喪失感を感じてしまうような、愛すべき俳優さんであったと思う。アリーのスタッフにこのエピソードを作らせるほどの「お人柄」がしのばれる。
・・・・で、なぜかビリーが落ち込んでしまった。疎遠だった父親が急死して悔やんでいたことを投影したらしい。つーか、一度そういう人間関係の失敗を経験してるのに、なぜこいつは学習せんのだ?
なんでもかんでも自分に引き寄せてたら、まるでアリーだよなぁ、とビリーに厳しい(というかビリー嫌いな)自分は冷たくつっこんでしまった。
まぁ周囲のひとたちは「それどころではない」状態だったので、ビリーの落ち込みなど一顧だにされなかったわけだが。
アリーは・・・・もうフィッツィにしとけよって思ってしまったり。
でもあの「何でもあり」のエレインですら、釣り針を垂らしもしない男、フィッツィ。いやーそんなにひどいというわけじゃないと思う・・・・でもないか。
ジョンみたいに「変人だけどカワイイ」の領域にどっぷり、っていうのとは違って、フィッツィは一緒にいると「あぁやめて」「ダメだこいつ」がシンシンと降り積もっていくような、そういうタイプなんだろうなぁ。
ジョンのかわいさみたいなのは持って生まれたものみたいなとこがあるので(シリーズ最初の方は別人だった、とかいうのは、とりあえずなかったことにして)フィッツィはこれからどう頑張っても「ハズレ男」道を極めることになるんだろうけどね。
フィッツィが「お尻ぷりん」をやったら、その場で警察に通報しちゃうもんな。
そう、ジョンとネルのキスシーン。かわいんだよなこれが・・・・
ネルもきれいだし、あの「ふしだらでもいいわ」にハートをズギューンと射抜かれてしまう。
そこから3年くらいたつと、これ以上ないほど憎みあう二人になってしまうとは信じられないくらいに、微笑ましく、温かく、見ているほうがドキドキしてしまうようなラブシーンだ。
ネルはほんとに猛獣使いで、リンのみならずジョンにまで「お座り」と命じて一言で飼いならしちゃうし。天下無敵だな。
別の意味で無敵なのはやはりリン。このエピから歩いてくる時のテーマ曲がついた。
「小さい人間の肩ばかり持って!」とか
「何で私へのワビがないのよ!」とか・・・・
とりあえず、敵に回したらいかんな、と思わせるオーラがバシバシに出ているリン。
吹き替えだと微妙に伝わらないが、みんなリンに感化されて「○○(名前)はやめて!」っていう言い回しするようになってる?
でも、リンちゃんが優しいなと思ったのはステファンのためにちゃんとウェイターとケンカしてるところ。・・・でもないか?中国語で怒鳴りあってるところを見ると、リンちゃんもやはり中国四千年の血がたぎってるのねと思ったりする。
それにステファン回収にちゃんと協力してるもんなぁ、根は優しいんだ、リンちゃん。
・・・・しかし、ステファンの最後があれって、ないよなぁ。
今回は追悼式もないんだもの。
フィッツィがカラオケで歌っていたのは、Paul Ankaの「Puppy Love」
ジョンがステファンの死を乗り越えるために激しく踊りまくっていた時の曲はThe Pipkinsの「Gimmie Dat Ding」。しかしThe Pipkinsのアルバムは無かったので、70年代の曲を集めたコンピレーションアルバムをご紹介。
聖歌隊のリサが追悼式の時に歌っていたのは、ブロードウェイミュージカル「Pippin」の中の「Finale」というナンバー。ボブ・フォッシーの演出振付の作品で、前に、このミュージカル映画ブームの流れで映画化が決定したという話をどこかで読んだのだけど、あれはどうなったのだろう。
【 脇俳優チェック 】
◆オレンジ色の肌の女性ジョアンナ .... Melanie Chartoff
赤ちゃんたちの冒険を描いたアメリカのテレビアニメ「ラグラッツ」で、ママのディディの吹き替えを担当している。映画版でも彼女が声を担当。
◆ジョアンナを解雇した会社側弁護人 .... John Fleck
オフィシャルサイトあり。舞台がメインの俳優さんだが、テレビの出演も数多い。
日本では未放映だがスティーブン・ボティコのリーガルサスペンス「Murder One」にレギュラー出演していたが、番組自体が2年で打ち切られてしまった。
スタートレックへの出演が多く、「スタートレックDS9」ではKoval役など3役、「スタートレック エンタープライズ」ではSilk役、「スタートレック ヴォイジャー」ではAbaddon役など、特殊メイクをいいことに(?)全然違う役をやっている。
◆ハズレ男フィッツィ .... Rob Schneider
「サタデー・ナイト・ライブ」出身のコメディアンで、細かい脇役での出演作多数。「アニマル・マン」では脚本も書き主演している。
一番知られている役は、「ホーム・アローン2」でカルキン坊やを怪しみながらも色んな仕掛けでだまされてしまうプラザホテルのホテルのベルボーイ役だろうか。
ちょうどプロフィールや出演作についてはこちらの記事(ABC振興会)に詳しく載っていた。
ジョージアとビリーが担当したのは、肌がオレンジ色をしている体質のため、会社から解雇されてしまった女性の裁判。ところが担当判事のお気楽ボイルが、判決を出そうとした時に突然倒れて天に召されてしまった!仲が良かったウィッパーは悲しみ、しかしなぜかあまり交流のなかったビリーが激しい喪失感に落ち込んでしまう。
一方、危篤状態のステファンはもうダメかと思われていたが、ドタバタの末に息をふきかえしてジョンは一安心。しかしほっとしたのもつかの間、最大の不幸がジョンとステファンを襲う・・・・
追悼:お気楽ボイル特集、みたいな。
ボイル役のPhil Leedsの初出である第1シーズンの2話の脇チェックにも書いたが、彼がこのエピの収録の頃に亡くなったので、それを内容に盛り込んでその死を悼んだものだ。ボイルに対する思いや評価などはそのまま Phil Leeds自身への語りかけとなっているように思われる。
本当に、失うことでその存在の大きさに喪失感を感じてしまうような、愛すべき俳優さんであったと思う。アリーのスタッフにこのエピソードを作らせるほどの「お人柄」がしのばれる。
・・・・で、なぜかビリーが落ち込んでしまった。疎遠だった父親が急死して悔やんでいたことを投影したらしい。つーか、一度そういう人間関係の失敗を経験してるのに、なぜこいつは学習せんのだ?
なんでもかんでも自分に引き寄せてたら、まるでアリーだよなぁ、とビリーに厳しい(というかビリー嫌いな)自分は冷たくつっこんでしまった。
まぁ周囲のひとたちは「それどころではない」状態だったので、ビリーの落ち込みなど一顧だにされなかったわけだが。
アリーは・・・・もうフィッツィにしとけよって思ってしまったり。
でもあの「何でもあり」のエレインですら、釣り針を垂らしもしない男、フィッツィ。いやーそんなにひどいというわけじゃないと思う・・・・でもないか。
ジョンみたいに「変人だけどカワイイ」の領域にどっぷり、っていうのとは違って、フィッツィは一緒にいると「あぁやめて」「ダメだこいつ」がシンシンと降り積もっていくような、そういうタイプなんだろうなぁ。
ジョンのかわいさみたいなのは持って生まれたものみたいなとこがあるので(シリーズ最初の方は別人だった、とかいうのは、とりあえずなかったことにして)フィッツィはこれからどう頑張っても「ハズレ男」道を極めることになるんだろうけどね。
フィッツィが「お尻ぷりん」をやったら、その場で警察に通報しちゃうもんな。
そう、ジョンとネルのキスシーン。かわいんだよなこれが・・・・
ネルもきれいだし、あの「ふしだらでもいいわ」にハートをズギューンと射抜かれてしまう。
そこから3年くらいたつと、これ以上ないほど憎みあう二人になってしまうとは信じられないくらいに、微笑ましく、温かく、見ているほうがドキドキしてしまうようなラブシーンだ。
ネルはほんとに猛獣使いで、リンのみならずジョンにまで「お座り」と命じて一言で飼いならしちゃうし。天下無敵だな。
別の意味で無敵なのはやはりリン。このエピから歩いてくる時のテーマ曲がついた。
「小さい人間の肩ばかり持って!」とか
「何で私へのワビがないのよ!」とか・・・・
とりあえず、敵に回したらいかんな、と思わせるオーラがバシバシに出ているリン。
吹き替えだと微妙に伝わらないが、みんなリンに感化されて「○○(名前)はやめて!」っていう言い回しするようになってる?
でも、リンちゃんが優しいなと思ったのはステファンのためにちゃんとウェイターとケンカしてるところ。・・・でもないか?中国語で怒鳴りあってるところを見ると、リンちゃんもやはり中国四千年の血がたぎってるのねと思ったりする。
それにステファン回収にちゃんと協力してるもんなぁ、根は優しいんだ、リンちゃん。
・・・・しかし、ステファンの最後があれって、ないよなぁ。
今回は追悼式もないんだもの。
フィッツィがカラオケで歌っていたのは、Paul Ankaの「Puppy Love」
ジョンがステファンの死を乗り越えるために激しく踊りまくっていた時の曲はThe Pipkinsの「Gimmie Dat Ding」。しかしThe Pipkinsのアルバムは無かったので、70年代の曲を集めたコンピレーションアルバムをご紹介。
聖歌隊のリサが追悼式の時に歌っていたのは、ブロードウェイミュージカル「Pippin」の中の「Finale」というナンバー。ボブ・フォッシーの演出振付の作品で、前に、このミュージカル映画ブームの流れで映画化が決定したという話をどこかで読んだのだけど、あれはどうなったのだろう。
【 脇俳優チェック 】
◆オレンジ色の肌の女性ジョアンナ .... Melanie Chartoff
赤ちゃんたちの冒険を描いたアメリカのテレビアニメ「ラグラッツ」で、ママのディディの吹き替えを担当している。映画版でも彼女が声を担当。
◆ジョアンナを解雇した会社側弁護人 .... John Fleck
オフィシャルサイトあり。舞台がメインの俳優さんだが、テレビの出演も数多い。
日本では未放映だがスティーブン・ボティコのリーガルサスペンス「Murder One」にレギュラー出演していたが、番組自体が2年で打ち切られてしまった。
スタートレックへの出演が多く、「スタートレックDS9」ではKoval役など3役、「スタートレック エンタープライズ」ではSilk役、「スタートレック ヴォイジャー」ではAbaddon役など、特殊メイクをいいことに(?)全然違う役をやっている。
◆ハズレ男フィッツィ .... Rob Schneider
「サタデー・ナイト・ライブ」出身のコメディアンで、細かい脇役での出演作多数。「アニマル・マン」では脚本も書き主演している。
一番知られている役は、「ホーム・アローン2」でカルキン坊やを怪しみながらも色んな仕掛けでだまされてしまうプラザホテルのホテルのベルボーイ役だろうか。
ちょうどプロフィールや出演作についてはこちらの記事(ABC振興会)に詳しく載っていた。
フィッツイってどんなヒトだったか顔も思い出せない....。
ところで、くまぷーさんはこれ、BSで見ているのかな?
私は今、CSで見ているのですが、こっちでは土日以外の毎日
放送しています。今は、会社のCEOと管理人みたいなおじさんが
心臓移植をどうのこうの~という話が終わった所。
そしてそれを見ると早くLaryに会いたくなって、自分のDVDの
Season4を見たりしているから、話がぐちゃぐちゃ~。
ボイル裁判官、スキでした~。「生きたヨーダ」ってカンジが....。
リンちゃん優しい?
っていうか…まあ…その先に自分の目的があるからだけど…でも一応なんでも解決してますね(笑)。きちんとお葬式に行くし。完璧にして(爆)
後にじーさん好き(って言うか、じーさんに好かれる?)というのが判明するリンちゃんなので、ボイル判事とのからみも見たかったなぁ…。
ボイル判事はウィッパーとのからみも素敵だったし(ウィッパーの部屋でぼけたふりして着替え出すとか)
私はこれ、tvkというUHF局で見ています。
「テレビ神奈川」ですね。
時間があればCSのFOXのほうも時たまに見てます。FOXはいっぺんひととおり最後まで放送して、また頭に戻ったみたいですね。その心臓移植の話は第1シーズンの最終話ですもんね。
自分もけっこう頭の中でぐちゃぐちゃしてます(^_^;)
「生きたヨーダ」・・・まさに!
ボイル判事はリンちゃんのことは結構お気に入りになったかも。見たかったですね、二人のからみ。
この回、ボイル判事の出番総集編だったので、いやーチャーミングなじいちゃんやね、と改めてしみじみしてしまいました。
ある意味、自分にとってはビリーのときより胸にじーんとくる追悼式だったりします。
フィッツイー、ぜーんぜん記憶になかった....。
そしてキ・モ・イ
あれはいくらなんでもアリーがかわいそう
自分で「美女と野獣」っていってたけど、野獣にもならないよ~。
アリー、最初の頃に比べてだいぶ髪が伸びて、キレイさ加減が増したからなおさら...。
ラリーと出会うまで色々な男性に出会うけど、彼はワースト3に
確実に入るね~
GWでアリーをまとめアップできないうちに一週間たってしまいました。
さらに一週間溜めないうちに何とか消化しないと・・・
フィッツィー、キモイっすよね(^_^;)
悪い人じゃないんでしょうけど。
何がダメって、「何でもあり」のエレインが、触手がピクっとも動かないくらいにダメっていうのが、残酷なくらいダメダメですよね。
今日は(正確にいうと昨日。私は明け方3:00の字幕版を録画して翌日みてます!)FOXではリンちゃんがオーナーのマッドレスリングが訴えられてました~。
そうそう!フィッツイ、また持ち出してワルいんだけど、
あのエレインがはっきりと「捨てろ!」って言ってましたもんね~。アリーもだいぶ血迷ってますね....
それにしても、大のカエル嫌いの私にとって、ほんのすこしだけ、カエルがかわいいと思えたシーンでした....。