くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:3 第20話「残酷な笑い」

2005年03月30日 | CSI:科学捜査班
【CASE ダギー・マックス】
 現 場 :コメディクラブのステージ
 被害者 :売れっ子コメディアンのダギー・マックス
 死 因 :心筋壊死。ナラトリプタミンの過剰摂取による心臓麻痺
 関連人物:前座コメディアンマイケル・ボーランド、クラブオーナーのアラン・ソベル
      ウェイトレス、ケーシー・フリンク
 担 当 :ギル・グリッソム、ウォリック・ブラウン、キャサリン・ウィロウズ、ジム・ブラス
 背 景 :ミネラルウォーターを口に含んで客席に吐き出し「世の中って残酷だよな」という
      決め台詞が持ちネタの売れっ子コメディアンダギーが、ステージで死んだ。
      楽屋には彼がCMをしている「イノコウォーター」とハム、ブルーのチョコ、パッシ
      ョンフルーツ。テーブルにコカインの粉があり、コカイン使用でウェイトレス逮捕。
      ダギーの血中からもコカインが検出されたが微量。死因はナラトリプタミン摂取。
      ステージのイノコウォーターの一本に大量に含まれていたことがわかる。

その頃ウォリックが別件でコンビニで男性が急死した事件に派遣。被害者ケーシー・フリンクが倒れる前に口にしたのはイノコウォーターだった。
同様にナラトリプタミンが検出され、事件は一転無差別殺人の様相。ヴェガスに出回っているイノコウォーター4万本がすべて回収され、CSIスタッフは途方にくれる。

薬品が混入された二本のボトルは、キャップの隙間に溶液を塗りつけて、溝に付着したものから口に入ったものとわかった。
全員総出で全部のボトルを根気よくチェックしていく最中、グリッソムはロットナンバーに注目。
ケーシーが飲んだボトルは、コンビニの他のボトルとは番号が不一致だったが、コメディクラブのものと一致。コメディクラブから持ち出されたのがコンビニに置かれていたのだ。
つまり無差別殺人ではなく、ひとつの殺人を別の殺人で隠蔽しようとしたのだ。

ダギーの葬儀の写真は最後のステージのものだったが、「今すぐステージを降りろ」の赤ランプがついていた。ダギーには赤ランプはつけたことがなかったのに、だ。
ランプのスイッチの付近についていた血からバーテンの仕業とわかるが、それ以上は結びつかなかった。
薬品が入ったイノコウォーターの成分にはカフェインが混入していたので、楽屋のコーヒーミルで粉砕したものと見て解析を進めていた。
そこでグレッグがコーヒーに含まれるアミノ酸が豆の特徴を示すことに着目。最高級のコピ・ルワック(ジャコウネコの糞から作る)コーヒーを飲んでいる人間が犯人であると解明する。
売れないコメディアンのウォーランドがコーヒー通だったことから、彼の犯行と判明。
ウォーランドはダギーの才能を嫉妬し、自分がなりかわりたい気持ちから犯行に走ったのだった。


      
【CASE シェリー・スタークス】
 現 場 :スタークス家の風呂場
 被害者 :主婦シェリー・スタークス
 死 因 :溺死
 関連人物:シェリーの夫ジョージ・スタークス
 担 当 :ニック・ストークス、サラ・サイドル
 背 景 :ブラス警部は3週間前にバスタブで転倒死した主婦シェリーの事件を事故と処理。
      CSIは呼ばず検証も行わなかった。
      ところがそのとき嘆き悲しんでいた夫ジョージが、女連れでフェラーリを乗り回し
      ご機嫌な様子でいるのを見かけ、不審に思う。
      ブラスはグリッソムに内緒でニックに調査を依頼。ニックはサラと調査に乗り出す。
      
シェリーはバスルームで足を滑らせ、タオルかけに捕まろうとしたらそれがはずれ、転んで頭を打って失神、そのまま溺死したという調書が作成されていた。
その状況を確認するためにスタークス家を訪れるが、ジョージはすでに内装は全部塗り替え、タオルかけなどの備品を捨て、家を売ろうとしていた。
ニックとサラは同じ形の建売のモデルハウスで同じことが起こるか実験するが、全体重をかけてタオルかけをひっぱっても調書の状態は再現できない。
そこで死体を掘り返して再検死を依頼するが、担当だったロビンス医師は大激怒。ブラスが「真相を解明することのほうが大事だ」となだめて再検死をさせる。
すると、最初の検死時には発見できなかった痣が、時間の経過によって浮かび上がってきた。
ブラスはジョージを立件することに。
一度事故として処理された事件であるため、ジョージは無罪に自信を見せるが、保険会社が疑わしき保険金は返還せよとジョージのフェラーリを差し押さえた・・・・




マイケル・ボーランド役のボブ・ゴールドスウェイトは、「ポリスアカデミー2」の強烈なキャラが印象的だった。
でも今回の役は面白くなかったんだけど。この話はいっぱい「面白くないコメディアン」が出てきてた。
その「面白くないコメディアン」の中の一人、中盤で出てきた女性コメディアンは、「フレンズ」のジャニス!!
きゃージャニスぅ~~!!!!
・・・・と思ったんだけど、面白くない。
やはりジャニスは「やだ、うっそ、マジ?」って言ってくれなくっちゃ。
でもってジャニスの声優さん(滝沢久美子さん)がやってほしかった。あの笑いだけでもう大爆笑なのに。

グレッグがこの回もお手柄。
外に呼ばれていそいそと出かけていったら、水を渡されて「これ調べて!」と言われて、がっくりしながら帰っていったが、その悔しさを犯人に結びつく物証への足がかりにした・・・・のかな。
シリーズ終盤のこの活躍っぷりは、次シーズンには外回り昇格もありか?と思わせる。
でも、グレッグは中にいてウジウジしててこそのグレッグなんだけどなぁ。
グレッグは、次の次の回には大試練が待っているわけだが・・・・

今回の名言。
死の直後に過去形で嘆く人間は、何らかの形で犯行に加担している人間だ。byジム・ブラス
・・・・なるほどなぁ。長年の刑事のカンですわな。
ブラス警部は第1シーズンの最初では主任のポジションにいたはずなのだが、今となってはCSIにいたということが信じられないくらい、刑事道一直線な感じがする。
「落としのブラス」は、硬軟とりまぜて色んな落とし技を持ってるなぁといつも感心する。

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CSI:3 第19話「見知らぬ観客」

2005年03月30日 | CSI:科学捜査班
【CASE ガス・シュガーマン】
 現 場 :名画座の映画館
 被害者 :歯科医ガス・シュガーマン
 死 因 :頭蓋底部を刺殺
 関連人物:ガスの患者オードリー・ヒルデン、ショーオーナーのヘインズ、
      ダンサーのケリー・グッドソン
 担 当 :ギル・グリッソム、キャサリン・ウィロウズ、ジム・ブラス警部
 背 景 :映画上映中に携帯が鳴っていたのを、係員が注意しようとしたところ、その主はすで
      に死亡していた。ナイフではないもので頭に刺し傷、口の周りに痣。
      首に鎖か何かを引きちぎった痕。
      着信は発信者非通知。館内に血のついたドライバーが落ちており、凶器と断定。
      目撃者によると「若くて背が高い赤毛の女性」が立ち上がったという。

電話会社に非通知を解除してもらったところ、同じ番号から3回、すでに死亡した時刻に着信していたことがわかった。
その番号の主オードリーは被害者の患者で、映画に誘われたがすっぽかしたので、気になって電話したのだと供述。しかしオードリーはガスを治療中のセクハラ行為で訴えていた。
つまりデートに応じたとは考えにくい。
ロビー係が「背の高い赤毛の女がロビーの公衆電話で手袋をして電話していた」と証言。その手袋を押収して検査することに。

再びオードリーを自宅に訪ねると、彼女は首吊り死体で発見される。首は延長コードで絞められ、ガスから奪ったと思われる金のネックレスが落ちていたので自殺のように見えた。
しかし首の痣は先に絞めたことを表しており、かかとにひきずったことによるカーペットの繊維。オードリーは殺されて自殺に見せかけられたのだ。
グリッソムはオードリーの部屋にあった映画の予定表がなくなっていることに気づく。部屋を調べると、トイレに流されていたのを発見。
その予定表を分析すると、映画「見知らぬ乗客」のところに「スフィアホテルE4117」という書き込みがあった。番号の意味は駐車スペースの番号で、ヘインズというダンスショーのオーナーの男のものだった。
ヘインズ自身はつながりに心当たりは無いと言うが、グリッソムはショーのダンサーのケリーが同じ映画の予定表を持っている事に気づく。
彼女はショーで使う赤毛のかつらを持っており、身長が高かった。
ケリーの化粧台にあった弁護士事務所の名刺から、ケリーはオードリーと同じ弁護士事務所でヘインズにセクハラ訴訟をしていることが判明。
オードリーの首を絞めた延長コードと、ガスを殺した女性の使った手袋から、ケリーの使用している塗り薬と同じ成分が検出された。
オードリーとケリーは映画館で知り合い、同じ事務所を使ったよしみで共感しあい「見知らぬ乗客」のように交換殺人を思いついたのだった。そしてケリーは本当に実行した。
しかしオードリーは怖くなって実行しなかったことから、映画と同様にケリーに付きまとわれたのだった。


      
【CASE ティミー・マキャラン】
 現 場 :郊外の倉庫
 被害者 :ティミー・マキャラン15歳
 死 因 :胸部に被弾
 関連人物:ティミーの母、兄のケビン、他3名の友人たち
 担 当 :ニック・ストークス、サラ・サイドル、ウォリック・ブラウン、オライリー刑事
 背 景 :発砲で穴だらけの倉庫で少年の遺体が発見された。
      屋根の上に竹の棒。倉庫内に透明なガラスの破片、プラスチックの黒いカケラ。
      109発の銃弾は中央から水平に発射されていた。
      遺体に発射残渣はなし、全身に痣。25度上から発射された銃弾を胸に受けて死亡。
      現場には5人分の足跡があり、逃げたのは4人分。

現場に落ちていたビールの口から検出されたDNAは、ティミーの肉親という結果が出た。
死亡の知らせを受けて、母と兄ケビンがかけつけるが、ケビンは「ビールは買ったが、一口飲んであとはティミーに渡した」という。
ケビンは「年も違うし遊ぶ友達も違う」と関係を否定するが、車に血痕が。またケビンもティミーと同じ全身の痣が発見される。

現場に落ちていたガラスの破片はカメラのレンズであることがわかり、ビデオを押収。すると、悪友たちで思いついたいたずらを次々に実行して撮影している様子が。
色々やって痣だらけになりながら遊んでいたが、最後にティミーが思いついた遊びが彼自身の命を奪ったのだ。
ティミーは、竹ざおにライフルを通して小屋の屋根から落とす、という遊びを思いついたのだった。




今回のエピソードは、ヒッチコックのオマージュということになるだろうか。
見知らぬ乗客」を真似て交換殺人を思いついた二人が、実際に映画と同じ状況(片方が犯行を尻込み)に陥ってしまうという。
グリッソムは映画も好きなようだが、キャサリンは「無声映画が好き」という謎かけの意味に気づいただろうか?単純に映画の趣味というだけではなく、彼の聴覚の問題がそこにメッセージとして含まれてるように思った。

話運びとしては面白かったが、ただケリーが自分のところの映画の予定表を残しておいたためにグリッソムに気づかれる、というのはなかなか無理やりな感じが。
ケリーは「駐車場の番号」だけを消してしまえばバレないと思ったのだろうが・・・・それに、トイレに流さなくても、外に持ち出して捨てるとか燃やすとか、いくらでも手があるのに。
そういうところは「見知らぬ乗客」の中からパロディで取ってきてる手法なのかもしれないので、なんともいえないが。

普段は検査官同士のからみはないが、珍しくジャッキーとグレッグがからんでいた。
結果が出るのを競争して、グレッグが勝利、ジャッキーは罰ゲームとしてグレッグのターバンキャップを一日かぶっていないといけなかったらしい。
あのターバンはこのシーズンの第5話の「父と子と精霊と」で、マジシャンの事件に悪ノリしたグレッグがかぶって、グリッソムたちに冷たい目で見られてたブツ。
でも、おそらくスタジオ内では大ウケだったのだろう。そんな雰囲気が伺える。
ジャッキーとグレッグのデコボココンビというのも見ていて楽しい。

しかし、そんなスタッフ同士の調和の取れたところに、ホッジスが不協和音を持ち込んでいるのが面白い。サラに「俺たち友達だろ?」とイヤミたらしく言って、速攻で「イイエ~?」と否定されていた。
ホッジスは今後どういうキャラに育っていくのだろうか。わくわくするな。

最後のところ、キャサリンと主任の映画デートがいい感じだった。この二人、絶対「なんともならない」だろうなーと思えるあたりが実にいい。
いつも冒頭はキャサリンと主任のツーショットで、現場でブラスがお出迎え、というパターンが非常に多くて見るほうも見慣れている。
だからこの二人が一緒にいると、長年連れ添ったフルムーン夫婦のような安心感があるんだと思う。パパグリッソムとママキャサリンだ。
そこに悪ガキどもがいて、末っ子がグレッグ。この雰囲気がヴェガス班の持ち味。


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CSI:3 第18話「機械じかけの殺意」

2005年03月30日 | CSI:科学捜査班
【CASE クリスチャン・カトラー】
 現 場 :モトクロスサーキット
 被害者 :元軍曹のクリスチャン(クリス)・カトラー
 死 因 :頭部などを刃物で切断
 関連人物:ロボットファイトの開催場オーナーのジンジャー、クリスの相棒ブライアン・ケルソ
      ハンマーオブゴッドの製作者
 担 当 :サラ・サイドル、ニック・ストークス、キャサリン・ウィロウズ、ジム・ブラス警部
 背 景 :モトクロスサーキットに有害廃棄物と書かれたドラム缶が放置され、中から遺体が。
      遺体は屍蝋化しており、5~6週間は経過しているものと見られた。
      ドラム缶の中には紋章入りの指輪が。足は刃物で切断されていた。
      遺体の身元はDNAから元軍曹のクリスであることが判明した。
      ドラム缶の封の番号を復元したことから、ドラム缶の出所の倉庫が割り出せた。
      その倉庫ではロボットファイトが行われていた。

ロボットファイトの倉庫のオーナーはジンジャーという女性で、参加者の男性をお色気で煽るが付き合いはしない、という距離感で参加者の心をつかんでいた。
クリスは1ヶ月前ほど前に最後の対戦をしていた。彼は勝って他の参加者にいやみを言うことと、他のマシンを壊して勝つという戦いぶりで嫌われていた。
すべての対戦マシンを押収したところ、すべてルミノール反応が出て、クリスの血痕と一致。しかしマシンの工具痕は傷口とは不一致だった。
クリスの相棒ブライアンは、彼が姿を消すのはいつものことだったので気にしていなかった。
二人の共同の作業場を家宅捜索すると、ドラム缶の直径と同じ円形のさびの痕を発見。作業場が殺人現場だったのだ。
他に飛沫血痕と付け爪を発見。付け爪からクリスのDNAが検出されたのでジンジャーに疑いがかかる。しかしジンジャーはマシンで追い掛け回されたからだと言う。

遺留物の指輪は機械学の名誉学生団体のものだと判明したが、クリスはその会員ではなかった。
会員だったのはブライアンだったので、死体遺棄はブライアンの犯行であることが確定。
しかしブライアンは「マシンの誤作動でクリスが死んでしまった」事故だったと主張。調べてみると、クリスのマシンはリモコンで操作できないように仕掛けがしてあった。
他の人間が隠れてリモコン操作し、クリスをわざと殺したものと判明する。
クリスのリモコンに残留していたDNAから、クリスに「ハンマーオブゴッド」というマシンを壊された男の仕業とわかる。
彼は隠れてリモコン操作によってクリスを殺し、ブライアンを言いくるめて死体を隠させたのだ。


【CASE キース・マーサー】
 現 場 :ゴミ捨て場
 被害者 :キース・マーサー
 死 因 :鈍器による頭部損傷
 関連人物:キースの妻、ホームレスのウィリー・レディントン、コインディーラーのジョーンズ
 担 当 :ギル・グリッソム、ウォリック・ブラウン、サム・ヴェガ刑事
 背 景 :11日前にゴミ捨て場で発見された遺体が、紛失によって日が経って検死。
      こめかみに裂傷。妻によると「ヨセミテに山登りに行った」とのこと。
      自宅を調べると、登山の道具はあるが寝袋なし。床にルミノール反応と靴痕。
      暖炉の置物がルミノール反応から凶器と判明、暖炉の上に空の箱。
      
凶器からは妻の指紋が検出されたが、妻は床に落ちていたので戻したのだと供述。
空の箱には、マーサーが大事にしていたコインコレクションが入っていたのだという。
ATMがマーサーのカードが使用されようとしたので、使用を停止した。その指紋から、ホームレスのウィリー・レディントンが割り出される。
しかしウィリーはそれ以上のつながりが見つからなかった。

遺体のベルトに硫黄が付着していたことから、グレッグがコインディーラーではないかと分析する。グレッグは実はコインマニアだったのだ。
その特技を利用してグリッソムは、捜査線上に浮かんだコインディーラーの元にグレッグを向かわせる。すると、ディーラーのジョーンズはマーサーのコレクションの品を所有していた。
ジョーンズの車を調べると、硫黄と血痕が付着しており、血痕は被害者のものと一致した。
グリッソムはグレッグに対して一目置くように・・・・



毎回複数(大体2つか3つ)の事件が起こり、全然関係ないようでいてひとつのテーマでつながっている。
今回のキーワードは「趣味」かな?
趣味が身を滅ぼした例が二つ、そしてグレッグは「芸は身を助く」ということになりそう。
コインコレクターという「特殊技術」がグリッソムに大いにアピールしていたようで、念願の「外回り」をやらせてもらえていた。
とはいっても、鑑識捜査ではなくおとり捜査みたいなもんだったけど。
これからもそんな場面が増えてくるかな?それにしても、主任は・・・・・変人コレクターというか・・・・

いつも現場に出ている主任をはじめとしての「現場組」のほうが、お給料がいいというのは意外だった。
危険手当とかそういうのがつくわけじゃないんだ。
ラボにこもって分析とかをやってるほうが、残業手当とかつくのかな。
お給料が高いほうが「ステップアップ」かなぁと思うのだが、グレッグにとっては「外」に出られるほうが出世らしい。それはそうだろうけど。
アーチーも外の方がいいと言ってたし、ラボの人にとっては憧れなのかな。

ニックがサラに「フリーの友達を紹介しようか」と言われていた。
サラは嫌がっていたが、まぁ、立ち直るには次の恋っていうしね。
グリッソムを含め、全員フリーのヴェガスCSI・・・・第4シリーズには、恋愛の展開もあるのだろうか?楽しみなような、うーん。

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CSI:サブメンバー

2005年03月27日 | CSI:科学捜査班
ヴェガス版で、普段は名前が出てこないが実はちゃんと名前がついているサブレギュラーをピックアップしてみた。
実は、裁判官とか児童相談所の職員さんとか、比較的継続して出てきている人は他にもいる。
職員でも単発で出てきてる人もいるみたいだけど、それだと脇の登場人物にまぎれて分からないまま終わってしまったり。

今回は、捜査関係者限定で、ある程度継続出演しているサブキャラをまとめてみた。
他にもこんなのがいるよ、というのがあればお知らせ下さい。


David Phillips :検死官 ............................David Berman
 ロビンス先生のお弟子さん風な立場。いつもオドオドしている。
 検死しようとした死体が生き返り、再度死亡したためリトライしたことがあり。
 腐乱死体に慣れているため、サラにひそかに尊敬されたことも。

Archie Johnson :映像・音声分析......................Archie Kao
 パソコンオタクでスタートレックオタク。キャサリンをさりげに口説いたことも。
 特殊技能を買われてニックと外の収集作業に出かけた経験あり。

Bobby Dawson  :銃弾分析............................Gerald McCullouch
 いい人風な容貌で、いつも出てきてるんだけど存在感は薄い。

Jacqui Franco :指紋・DNA分析.......................Romy Rosemont
 サバサバしたおばちゃん。キャサリンとは旧知の仲で、仕事の評価も高い。

David Hodges  :鉱石分析............................Wallace Langham
 CSIスタッフの中では珍しく「イヤなやつ」なキャラクター。
 第3シーズンから登場したが、出てくるなり自信満々でグリッソムにつっかかってた。

Sam Vega    :刑事................................Geoffrey Rivas
 ラテン系「濃い顔」の刑事さん。時々さりげなく捜査に参加している。

Cyrus Lockwood :刑事................................Jeffrey D. Sams
 黒人刑事さん。諸事情により第3シーズンまでの出演。

Metcalf    :巡査................................Joseph Patrick Kelly
 いっぱい出てきてるんだけど、記憶に残ってなくてどの人だかわからない。
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CSI:3 第17話「憎しみのパズル」

2005年03月27日 | CSI:科学捜査班
【CASE ダイアン・ランバート他3名】
 現 場 :昼間のバー
 被害者 :バーの客3名が死亡、4人が重症
 死 因 :ダイアン・ランバートの車による轢死
 関連人物:救命士ハンク・ペディグルー、ハンクの同席者エレイン、ランバートの孫コーリー
 担 当 :サラ・サイドル、ウォリック・ブラウン、キャサリン・ウィロウズ、ジム・ブラス警部
 背 景 :バーに老女運転のジャガーが突っ込んだことで、多数の死傷者が。
      サラの恋人で救命士のハンクも店に居合わせ、手首を骨折。
      運転していたランバートは減速せずに突っ込んでいた。
      検死所見の異常なしだが、大麻に陽性。これは緑内障に処方されたものだった。

年代もののジャガーにナビがついているという、老女らしくないチョイスだが、車は当選したものでナビは孫のコーリーがプレゼントしたものだった。
供述書どおりに店の客を配置したところ、サラは恋人のハンクがエレインという女性と同席していたことに引っかかりを感じる。
信号無視して時速80キロで突っ込んできたのだが、車には異常はなかった。
そこの信号は日差しが窓に反射してしまうため、通常の4倍の信号違反が起こる場所だったが、事故発生時は日差しが反射しない時間帯だった。
店に突っ込んだ原因を見失いかけた時、サラはランバートのホルモン値に注目する。神風特攻隊のようにアセチルコリンが低く、エピネフェリンが高かったという結果が出たのだ。
さらに顔から涙の成分が検出された。ランバートは泣きながら店に突っ込んでいったのだ。

突っ込んでいった理由は、人か、場所か。
窓際の客にシルモント生命の社員が多いことに気づいたサラは、ハンクの同席者エレインを訪ねるが、そこでエレインがハンクの本命の恋人であることを知る。
サラはショックをこらえて仕事に集中しようと努力する。

ランバートは先週預金を下ろし、遺言を書き換え、シルモント生命に何度も電話していたことがわかる。
調べると、ランバートは大腸がんを再発していたのだった。ところがシルモントが保険使用の治療の決定を下さず、結論を先延ばしして時間稼ぎをしていたのだ。
まるで保険を出し渋るためにランバートが死ぬのを待っているかのような仕打ちに、キャサリンとサラは激怒する。
しかし、シルモント生命の社員を狙うにしてはバーに突っ込むのは確実ではない。そこでシルモント生命とバーの住所が似ていることから、ナビの入力間違いを疑うことに。
カーナビにインプットの方法を教えたのはコーリーだったが、コーリーは死亡保険金の唯一の受取人だった。
しかし、コーリーはそれを知らなかった。コーリーは祖母のランバートと「お金ができたら大学に戻る」と約束していたのだという。
ランバートはシルモント生命の仕打ちに絶望し、復讐を遂げると同時に孫の復学の夢をかなえるつもりであったのだ。
・・・・しかし、真相が自殺と判明したことで、ランバートの保険金は無効となってしまった。コーリーはお金がもらえなかったことはどうでもよく、自分のために祖母を失ったという事実に激しく傷つく。
真実を追究した結果、誰も救われなかった。ランバートの願いはかなわず・・・・サラの恋も破れた。サラは心の痛みを押し隠し、ハンクに別れを告げるのだった。


【CASE ヴァネッサ・アーンズ】
 現 場 :アーンズ家の寝室
 被害者 :雑貨屋のアーンズの妻ヴァネッサ・アーンズ
 死 因 :一酸化炭素中毒
 関連人物:ヴァネッサの夫アーンズ、息子のピーター
 担 当 :ギル・グリッソム、ニック・ストークス、サイラス・ロックウッド
 背 景 :ヴァネッサの遺体は全身ピンク色と一酸化炭素中毒の現象。
      夫は同じベッドで寝ていたのに無事で、目覚めたらくらくらしたので通報。
      息子のピーターは科学者を気取り、風変わり。
      暖炉が一酸化炭素の出所で、異物を燃やした痕跡があった。
      煙突の口にあるダンパーがつまって壊れていた。

燃やされた異物は、活性炭であることが判明。
ヴァネッサは喫煙者なので血中のニコチン濃度が高い数値を示していた。アーンズも喫煙者のはずなのに異なる結果が。
また、血中から睡眠薬のゾルピデンが検出されたが、これは夫に処方されたものだった。
アーンズは、近所にコンビニができてから店の経営に行き詰まり、働きづめで疲れていたのに妻がうるさくからみ、アイスにこっそり睡眠薬を混ぜて食べさせ、やっと妻から解放されていたのだった。
ヴァネッサとの血液の数値の違いは、アーンズが3週間前から禁煙していてニコチンパッチを貼っていたからだと判明する。
アーンズは煙突のダンパーが壊れていたことを知っていて、ピーターに直せと命じていたのだった。

活性炭はピーターが水槽のフィルターを燃やしたもので、ダンパーもわざと直さなかったのだ。ピーターは悪びれもせず、否定もしなかった。
ピーターは成績優秀でアシモフを愛し、無学な父を馬鹿にしていた。プリンストン大に合格していて、もうすぐ家を出られるはずだった。
ところが、家業の経営悪化のせいで学費は出せないと言われたのだ。
それでもアーンズの収入レベルではピーターには奨学金は下りない。そこで親を殺して保険金で大学に行こうと企んだのだった。
両親の喫煙癖も計算に入れて中毒を起こさせようとしたのだが、アーンズの禁煙が予定外だったために父親だけ生き残ってしまったのだった。




一酸化炭素中毒のため桃色ボディで亡くなってた、うるさ型女房ヴァネッサは「フレンズ」の第1シーズンの4話(WOWOW放送では第5話)で、ジョーイの元カノのアンジェラ役で出ていた。
リスのようにチキンをついばんでいた女性、というと覚えてる人もいるかも。
あの時はけっこうかわいい感じの女の子役だったのに、今は10年たってるから高校生の子供がいるママの役になるわけだ。時の流れを感じるなぁ。
おばあちゃん孝行の孫コーリーは、見覚えがあるなぁと思ったら、「フェリシティの青春」の第4シーズンでトレバーの役で出てた人だった。
エレナが頭脳チェッククイズをしかけた学生の子、だったかな。

この回はなんといってもサラ。
だからイケメンだからといってもハンクはやめておけばよかったのに・・・・
グレッグか主任にしておけば、って主任はレディヘザーか。
グレッグ!事故が起こったばかりのとき、ハンクについて当てこすり言ってた~!
だめじゃん!!そこで点数を稼いでおけば、この先・・・・ないか。
で、「男に裏切られた同盟」へようこそという感じで、わかってらっしゃる大先輩キャサリンが、いい感じに手を差し伸べてくれたわけで。
なんでこう、ヴェガスメンバーは異性運がないんだろうか。ひとりくらい平和な家庭を営んだりしたっていいじゃん。

今回は、大学進学について二つエピソードをうまく配置した感じ。一方は祖母孝行なちょっといい話の悲劇、もう一方は、見た目ごく普通だけど実は崩壊している家庭の生み出した悲劇。
二つの配置の妙が実にいいバランスとなって、この回はなかなか見所があったと思う。
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