くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

グレイズ・アナトミー3 第4話「自分が自分であるために」

2007年11月09日 | グレイズ・アナトミー
バークのリハビリは着々と進んでいて、もう復帰も間近だとクリスティーナは安心していた。しかしバークが手の震えを隠していて、デレクにもそれを言っていないことを知り、ことの深刻さにショックを受ける。
ジョージとトーレスはいったん和解したものの、ジョージが何かというとメレディスやイジーのことを自分より優先する様子に、我慢してきたものが限界に達してしまう。
立ち直れないなりに普通に振舞おうとするアディソンだったが、グレース病院にマークが着任することになり、仕事に集中できない。担当したのは妊婦のレベッカだったが、危険な状態に近づいているのに帝王切開を拒否する彼女に、いつものように厳しく説得ができない様子のアディソンを見て、アレックスはいつものお返しとばかりに冷たく言葉を浴びせる。
病院内のゴタゴタはさらに続き、メレディスが吐き気を催して妊娠ではないかと動揺が走るが、診断結果は虫垂炎だった。デレクとフィンがやってきて火花を散らす様子に耐えられず、メレディスはモルヒネを投与してもらって、ラリって爆弾発言を連発する。
そんな中、ジョーの店にイジーを訪ねてデニーの父がやってくる。デニーの最期について聞かれて説明しているうちに、デニーSr.が実はイジーに対してある疑いを抱いていることがわかってくる・・・

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「とりあえず、彼の前でおマタ開かないことですね」
な・・・ナチ様。毒舌が完全復活ですか。
夜中にコーヒー吹いてぶちまけそうになってしまった。このドラマで飲み物は危険だ。

バークはやっとクリスティーナにすべてをぶちまけることができて、また一歩二人の仲は深まった・・・ちょっと順調すぎる。パーフェクトすぎ。
なんだかドーンと落とすためにぎりぎりのところまで引っ張ってるような感じで、見守っているのが怖いカップルだ。安定感がありすぎる。
「君の望みはプレストン・バークだ」と、自分が望む自分じゃなくなってることを認めるバークの痛々しさは、とてもじゃないがアレを見捨てたら女がすたるわけで。
それでも・・・クリスティーナの手を添えて、周囲から隠してやりすごすことでどこまでいけるか・・・

二人の色男を追うものは、一人も得ることはできない・・・のかな?
ラリラリメレディスは、意外とかわいいじゃないかと思えた。いや、普段から彼女ラリってるようなもんだし。
「デレク・フィン・デレク・フィン」とか、シラフでやられるよりは、ラリってると思えばまだ許せる・・・でもないか。
アディソンとメレディスの会話は、あれはいい場面だったなぁ。ここ数週間の二人の変遷を思い起こしてしまった。
「なぜデレクが運命の人だってわかったの?」って・・・メレディスがラリった患者でなかったら、ぶん殴られてそうだ。タイミングもあるだろうが、アディソンてほんと大人だな。

それにしても。デレクって・・・
「もう二度と彼女を傷つけないで」っていう、アディソンの精一杯の贈る言葉なのに、なんでそれを正しく理解しないんだ。それくらいちゃんと受け止めないでどうする。
よーし、傷つけないために僕別れちゃうぞ、になっちゃうってどういう?
人の話聞いてないだろ。傷つけまくってますよ。最悪です。
しかも結果的に押してもだめならひいてみな、になってます。やらしい手つかうなー。
もちろんアディソンがマークに走ったのはよくない、よくないが、走りたくなる気持ちがなんだかわからないでもないかも。夫婦としてきちんと話をしても、なぜかアサッテの方向にしか理解してくれないと、一緒にいてこれほどさびしい伴侶はいないんじゃなかろうか。
(でもって、マークも人の話し聞かないタイプなので、アディソンが本気になれない気持ちもさらによくわかる)
これでデレクがアディソンに戻ってきたら、さすがにバカだろと思うが・・・ないよね、それは。
・・・お願い、誰かないと言って(涙)

イイ男が画面に増えるのは嬉しいが・・・でも。
マークはこれまで、東海岸でどういう診療をしてきたのだろう。彼が見てきたのは「NIP/TUCK」もまっつぁおな、爛れた過剰な美容整形な世界?・・・ってわけでもないのだろうに。
あの程度でフォローしてもらわないといけないようでは、人情と愛憎渦巻く、常に湿度90%以上のじめじめシアトルじゃやっていけないですよ。
その上アディソンに受け入れられなかったショックも重なったからって・・・
何もトーレスと。いくらなんでもトーレスと。

あああ、ジョージが泣くだろうなぁ。
色男にメレディスをもっていかれ、フェロモンにトーレスをお手つきされ。
ジョージ、ジョージ、ジョージ(涙)
あの「さびしいよ」で、きゅんとさせられたのに。せっかく盲腸のリベンジできて自信も出てきたのに。トーレスとは別れて欲しかったけど、こんなのはやだな。

イジーは、図らずもデニー父に話したことで気持ちの整理がついただろうか。やっとこれで前進できるのかな。
デニーの家族が出てこなかったことを、あらかじめの設定でそうなっていたのか、それとも後付けの力ワザだったのかはわからないが、納得の方向に
しかしあの金額は・・・どうするんだろう。

フィンは本当に今回が最後の出演。
あぁ、いい人ほど短命ってほんとだなー(違)。


【 脇俳優チェック 】

◆デニー・デュケットSr. .... Fred Ward
映画デビューは「アルカトラズからの脱出」で、イーストウッドと一緒に脱獄を図るアングリン兄弟のジョン役を演じている。
「地獄の七人」ではジーン・ハックマンの息子の戦友で反戦彫刻家ウィルクス役、主演作「レモ 第1の挑戦」では、自らの存在を抹消し、東洋古武術を使って巨悪に立ち向かうエージェントレモ役を演じている。
「メラニーは行く!」では、リース・ウィザースプーンの父親役で、デレクのパトリック・デンプシーと共演している。
他に「ビッグビジネス」「裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱」「イナフ」など、多くの作品に出演している。
ドラマでは「ER」第13シーズンに8話から3エピほど登場予定。

◆帝王切開を拒否し続ける妊婦レベッカ .... Tina Holmes
「コールドケース3」14話「警報」では、6年前の銀行強盗事件で殺害された銀行員ロウィーン・ライアン役。ロウィーンは恋人のジュリアスに「冒険だ」とそそのかされて強盗の片棒をかつぐことになったのだが、直前で計画の真相を知ってしまうのだった。
「プリズンブレイク2」18話「帳消し」21話「逆転」では、ケラーマンが何か思いを胸に久々に訪ねた妹クリスティン役で登場。ケラーマンは劣悪な幼少期を妹と支えあって生きてきたが、親元に妹をひとり残し家を出たのだった。
「CSI:4」20話「警官たちの饗宴」では、警官たちの砂漠のマラソン大会に参加するために来ていて、ホテルの一室で殺害されていたマニー・センテノ巡査の妻ウェンディ役で登場していた。センテノ巡査は一年に一度で七年間婦警のリディアと浮気していたが、ウェンディはそれが許せず・・・
「TAKEN」では、オーエンが出世のために結婚した妻アン役で登場。愛情のない結婚に疲れてアルコールに依存。夫との不仲をやり直すつもりだったが、部下と不倫したことにされてオーエンに殺害されてしまう。
「インベイジョン」ではローズの先生ウェイド役で登場。デイブと進展があるのか?というところでドラマが終わってしまった。

◆車のセールスマンショーン .... Alan Blumenfeld
「CSI:3」20話「残酷な笑い」では、殺人の舞台となったコメディクラブのオーナー、アラン・ソヴェル役で登場していた。
「FBI~失踪者を追え!」第1シーズン12話「暴力からの脱出」では、失踪者の妊婦キャシー・ドブソンのかかりつけの主治医クレイツァー医師役。キャシーは体調不良でクレイツァーの診察を受けるために来院していた時に姿を消したのだった。
「フェリシティの青春」第4シーズン3話「重大な選択」では、ショーン(Greg Grunberg)の父のブランバーグ氏役。ミーガンとショーンが結婚にあたって両家の親の顔合わせを行うが、ショーンの父は裕福なミーガンの親に投資にかこつけた金の無心をして、ショーンとミーガンの父を怒らせてしまう。
キャスティングにも縁というものがあるのか、「Heroes」第2シーズンでもGreg Grunberg演じるマットの父役で登場するらしい。
「愉快なシーバー家」第1シーズンでは、ジェイソンのカウンセリングの患者で、女性に「大きなヒザね」と言われる夢を見て悩んでいる男性役。
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グレイズ・アナトミー3 第3話「夢と現実」

2007年11月02日 | グレイズ・アナトミー
イジーは部長と今後について話し合う決意を固めるが、病院の前まで来たら、足が止まって中に入ることができない。
ジョージは一時的にトーレスを部屋に泊めてあげるつもりだったのに、彼女はすっかり同棲気分で苛立ちを募らせる。そこにトーレスのサポートで、頻繁に整形手術をしている男性ジャスパーを担当することになり、その手術に違和感を覚えたジョージは、独断でジャスパーをドナーに会わせて手術をやめさせてしまう。
メレディスはデレクとフィンの両方どちらを選ぶかを楽しんでいたが、二人が自分そっちのけで鞘当てを繰り広げるのでキレてしまう。
全身傷だらけの里子の少女ミーガンを担当したアレックスは、里親による虐待を疑う。しかしミーガンは自分のことをスーパーヒーローだと思い込んでいたが、実は無痛症だったことがわかる。
クリスティーナはデレクの手術を受けるテイラーを担当していたが、不安を抱えながら献身的な介護を続けているテイラーの妻に自分の境遇を重ねるのだった。
ところが、バークは休職についての話し合いをしに部長の元に来ていた。クリスティーナはバークの休職の意思を知らされていなかったことにショックを受けるが・・・

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イジー、まだまだ立ち止まってるなぁ・・・
ドレスは脱いだけど、今度はセーターが脱げなくなっているようだ。デニーのために編んでいたセーター。先週と同じセーターを着ていたイジー。
(途中脱いで腰に巻いてたけどね)
病院に入るどころではなく、イジーはもっと手前で立ち止まって動けなくなっているようだ。
新シーズンに入って何か一皮剥けたようなアレックスの支えがあれば、なんとか立ち直れそうではあるけれど・・・
来週はとりあえずは待合室か、受付くらいまでは行けるといいね。
バークは、マラソンで「一緒に走ろうね」と約束したのに、あっさり裏切るみたいなパターンだった。一緒に夜まで二人で立ちんぼしてればよかったのにー。バークはひどいよな。

2ndの終わりまでは、危ういながらも確固としたつながりがあった感じのバークとクリスティーナだったのに、バークの不安が次第に二人の溝を深めてる感じだ。
クリスティーナを甘えさせることはできても、自分が弱い部分をクリスティーナにさらけ出せない、ママには甘えられてもかっこいい自分だけを彼女には見せたいという。
バークはいつも最高のプレストン・バークでなければいけないという自負があるのかもしれないが・・・そばにいるクリスティーナはそれじゃさびしいよね。

ミーガンの話は何か切ないものを感じてしまった。
彼女はずっと自分がスーパーヒーローだと思ってきたわけで、それを生命を守るためとはいえ、普通の人間に引き戻してしまうことは、この先受ける心の疵を思うと・・・
アレックスは前もこういう少女患者立ち直らせパターンがあったが、実は彼は小児科に向いてたりして?第二のロス先生か!(そこまでフェロモンは感じないけどね)
ナチ様の受け売りだが、「痛みには理由がある」はイジーの心にもしみたことだろう。
ただアレックスはいいときと悪いときの差が大きいからなぁ・・・

フェロモンといえば・・・マークフェロモン先生だが・・・
今回ちょっと彼のことが好きになってしまったかも。いや、なんとなく。
アディソンの不倫は許されることではないのだけど、彼に癒されたくなった気持ちはわからないでもなくもなくもなくも・・・・
いやいや。
部長と同じホテルに宿泊していたが、グレース病院に着任しちゃったりするのだろうか。アディソンの苦悩は続くな。

アディソンの苦悩については、「あなたなしの時間が必要」だと、物置部屋で泣かないといけなかった気持ちというのがなんだかもう痛々しくて。
それなのに、メレディスがそれをハイハイという感じで扉を閉めて、「はぁぁぁ・・・」ってため息ですよ奥様。
メレディスに、アディソンの涙をうぜぇと思う権利なぞ、ないわ!とか思ってしまったわけですが。
なのに3P妄想だし、オス二匹が自分のほうを向いてくれないからといってキレるし。
どこまで欲が深いんだメレディス。
デンプシーのインタビューで、アディソンとの別れを痛快とか面白がってる話が出てきたが・・・世間一般的には「メレディスかわいそう、アディソンひどい、メレディスとデレクは運命なのよ」なのかな、やっぱりヒロインだから?
バカップルうぜー、フィン先生逃げてーとか思ってしまう自分が、一人だけ解釈がズレてたらどうしようと不安になったり。
でも、デレクって狙ってないところでコメディの才能があるというか・・・フィンが「患者から」ってアイスを持ってきたところで「患者の飼い主だろう!」ってツッコむところとかに妙なおかしさを感じる。

ジョージは・・・別れるの?別れるのねっ(わくわく)
グリーンランタンの指輪をあげるから、別れて別れてー(わくわくわくわく)


【 脇俳優チェック 】

◆超人妄想の少女ミーガン・クローバー ....  Abigail Breslin
オフィシャルサイトあり。
映画デビューはシャマラン監督の「サイン」で、メル・ギブソンの娘ボー役。
「リトル・ミスサンシャイン」では太めの少女オリーブ役を演じて、東京国際映画祭では最優秀女優賞を受賞、そして2007年3月の第79回アカデミー賞助演女優賞に10歳11ヶ月という史上4番目の若さでノミネートされて話題をさらった。授賞式では、ウィル・スミスの息子のジェイデンくんと二人でプレゼンターをしていたが、ジェイデンくんが台詞に詰まってしまったのを何とかフォローしようとしていたのがかわいかった。
「NCIS」第2シーズン3話「闇に潜む誘拐犯」では、母とともに誘拐された目の不自由な天才少女サンディ役を演じていた。目が不自由な分聴覚がすぐれていたことから、ギブスに協力して事件を解決に導く。しかし真犯人が捕まったことで実際は彼女にとっては不幸な結末になってしまったわけだが。
4歳上の兄も子役として活躍している。

◆1年で4度目の移植整形手術の患者ジャスパー .... Jack Conley
「クローザー」第1シーズン11話と13話にFBIのジャクソン捜査官役で登場。彼が追っていた容疑者がブレンダの事件の被害者で、泳がせているうちにFBIの金を持ち逃げされてしまったという自分の失策をブレンダに押し付けようとして各部門で手を組んで、ブレンダに謝罪させようとしてかえって墓穴を掘る。
「バフィー~恋する十字架」のスピンオフ「エンジェル」で、Sahjhanという悪魔でサブレギュラー。映像を見ると、・・・ホラーですね。
「FBI~失踪者を追え2」11話「カメラマンの夢」では、環境保護団体プラネットレスキューの監視を担当しているFBI捜査官のカーター役を演じていた。失踪者にプラネットレスキューがかかわった事件だったために、ジャックはあまり望まないながらもほかの部署との相互に情報提供を余儀なくされる。
「CSI:4」10話「歪んだ果実」では、少女アシュリーにそそのかされて殺人予行演習をしていた少年たちのひとりベニーが、自宅で経営しているスイカ農園のスイカを持ち込んで頭に見立てて殴っていた。そのベニーのこわーい父リツィオ役で登場していた。
他に「NYPDブルー」「ダークスカイ」5話など。「クリミナルマインド」第1シーズン21話に登場予定。

◆デレクの脳の手術を受けるテイラー .... Gabriel Casseus
「ブラックホークダウン」をはじめ、「悪いことしましョ!」「ロックダウン」など、映画での出演作がかなり多い。
95年に「ニュージャージー・ドライブ」でインディペンデント・スピリット賞の新人俳優賞を受賞。
「CSI:NY」第1シーズン9話「想い出のブルー」では、セントラルパークの騎馬警官射殺容疑のスナイパー、ブラウン役で登場。
「CSI:マイアミ5」12話に登場予定。

◆夫テイラーの手術に不安なリアン .... Lanei Chapman
映画「ラットレース」では、ウーピー・ゴールドバーグ演じるヴェラの娘メリル役を演じていた。幼い頃に養子に出されたメリルと再会するためにヴェラはラスベガスに滞在していたのだった。
他に「新スタートレック」「となりのサインフェルド」など。

◆ミーガンの里親夫婦の妻のほう .... Stephanie Erb
「Dr.HOUSE」第2シーズン15話「幸せな2人」では、ハウスが診察したランバート夫妻の妻シャーロット役。夫妻のどちらかの浮気でヘルペスに感染したと思われたが、シャーロットは夫の浮気を確信して、指輪をたたきつけて出て行くのだった。
「名探偵モンク4」10話(NHK放送順による)「モンクに親友」では、モンクの元同僚だったゲイル・シガーリス役。結構モンクと親しくしていたゲイルは、念願のギリシャ旅行から帰宅してすぐに殺害されてしまったのだった。
「クリミナルマインド」第3シーズン4話に登場予定。

◆ミーガンの里親夫婦の夫のほう .... Kevin Will
オフィシャルサイトあり。
「デスパレートな妻たち2」4話「父親の本分」では、ザックを探してチラシ配りをしていたスーザンに、ザックがあそこにいるよと教えてくれたアイスクリームスタンドの店員役で登場。
「CSI:2」18話「暴走バス 24人の運命」では、バスを運転していたドライバーのマーティン・ドレイパー役で登場していた。受け答えがあやふやで酒気帯びを疑われるが、初めて現場につれてこられたグレッグの前で吐血して、初めてサンプルではなくナマの血を見たグレッグを固まらせる。
「FBI~失踪者を追え4」3話に登場予定。
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グレイズ・アナトミー3 第2話「衝動は嵐のように」

2007年10月23日 | グレイズ・アナトミー
イジーはショックによるフリーズ状態からは立ち上がったものの、今度はマフィンを焼くのが止められず、山のようなマフィンを焼き続けていた。
掲示板にアディソンが貼りだした下着をベイリーが発見して大激怒。しかしメレディスを庇ってトーレスが自分のものだと名乗り出た。ジョージは見覚えのない下着だったためにジェラシーを感じ、他のナースたちをナンパしようとする。
アディソンは夫婦としてもうやり直せないことを実感し、酒を飲んで酔いつぶれようとしていた。そんなアディソンの苦悩も知らず、メレディスはデレクとフィンとどちらを選ぶかを決められないでいたが、担当患者のベンジャミンの失言放言し放題なのを見て、自分の心に正直になりたいと考える。
アレックスは肺がん患者のシーベリーを担当していたが、やりたいことをやってないからとケーキを食べまくったり脱走したりの彼女に手を焼く。
バークの両親が見舞いに来たことで、クリスティーナは大災難。バークの母は二人の交際に姑根性むき出しで口を出してくるのだが、当のバークはまったくあてにならないのだ・・・

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イジー復帰できそうでよかった。ナチ様の大岡裁きに乾杯。
イジー、あの編んでたセーターは編み終わったんだね。手編みっぽいけどいい感じのセーターにできあがったんだね。それですることなくなってマフィン焼いたのかな。
でもあんなに山ほど見ると、マフィンは当分おなかいっぱいだ。のどに詰まりそう。
あんな状態でも、アディソンに飲酒運転させないように気遣うイジーが切ない。

バークは・・・中の人とかはともかく、バークというキャラは結構イイ男だと思っていた。
そんな私がバカでした。

なんで男って、交際が進んで親とか出てくると途端にあぁなるかなー。最大のライバルは往々にして、永久にワイヤレスなへその緒でつながってるママという存在だったりするのだな。
バーク父はバークのそっくりさんだった。Richard Roundtreeはよく出てくる俳優さんなのだが、あんなバークそっくりの笑いをしてみせるなんてズルいぞ(何がだ)。
クリスティーナも相当なもんだと思うが、バーク母があれでは・・・ちょっと勝ち目がない感じ。完全に押されてる展開。そこでバークが毅然とクリスティーナを守れたらいいのだが・・・
自覚のないマザコンだったのか!
「俺の母さんというだけのことだ」にはびっくりこきました。
「話したら好きになる。みんな母が好きだ」って、だめだこりゃ。
あのママは、自分を嫌うような相手を片っ端からバークの周辺から殲滅してきたのだが、かわいいバークちゃんはそれに気づかずにきただけだろう。そしてその妻のパワーに逆らわずに諦めた人生を送る父は、分かっちゃいない息子をフフンと笑っているという。
オロオロバークは今まで結構好きだったのだが、母とクリスティーナの板ばさみでうろたえてるバークは、「えーいしっかりしろ!」とちょっとピキっときてしまう。でも「クリスティーナのわがままにバークが折れてる」ってのは、まぁ当たってるけど。
ああいうのって、国籍人種関係なく普遍なものなのだな。頑張れクリスティーナ、敵は手ごわいぞ。バークも頑張れ。つーか自陣営が攻撃されてることに気づけ。

トーレスはメレディスを庇う必要なんてなかったのに。
でも、そのおかげでジェラシージョージを見ることができたのが意外な副産物。ジョージったら、ほんとにかわいいんだから。そういうところにトーレスはホレたのかもしれないが、ええい、わかってなぞやるものか。
トーレスに私のジョージは渡さない(ええ?)
よりによって部長とトーレスの仲を誤解するって・・・まぁ・・・あるか。これから四人で暮らすことになるのか、それともジョージと二人で部屋を借りるとかになるのかな。
その変化が、あの二人の仲にどう作用するか。
・・・これはちょっと、いい風吹いてきたかな?(悪)。

今回のアディソンを見ていて、なんだか頭の中に中島みゆきの「悪女」が流れてきてしまった。
あのラストシーンは、酔っ払った挙句の衝動的な失敗が、たまたまデレクに見つかったという風に見えるかもしれないが、あれはアディソンが完膚なきまでに「アディソンとデレク」を自分の手で叩き壊して終わらせた瞬間なのではないだろうか。
だとしても多分、デレクは一生あのアディソンの絶望には気づかないだろうけど。
デレク、そこは苦笑じゃないよ。間違ってるよ・・・

メレディスのナニサマ感というか、「選べないワタシ」がかなりむかつく。
「ベンジャミンみたいに衝動に正直に」と言うが、逆に問いたい。メレディスが今まで、「衝動に正直でなかった」時ってあったのか?と。
「グレイズアナトミー」は、衝動に正直になりまくりのメレディスが周囲を引っ掻き回した歴史の記録だったと思うんだけどなー。
フィンも早いうちにひいたほうがいい。バカップルはバカップルでしょーがないんで、はなれてもまたくっつくから、二人だけにして無人島にでもLOSTしたほうが世のためなんじゃなかろうか。

シーベリーさんをアレックスは幸せにしてあげました・・・ってそれでいいのかっ?
あれでおとなしく手術受けてくれればいいけど。お大事に。


【 脇俳優チェック 】

◆バークの父 .... Richard Roundtree
「Heroes」ではアイザックの恋人シモーヌの父役で出演している。意識不明状態でピーターに在宅派遣看護をしてもらっている。
「黒いジャガー」ではNYの私立探偵シャフト役、クリント・イーストウッドとバート・レイノルズ共演の映画「シティ・ヒート」でレイノルズの相棒役を演じている。
「デスパレートな妻たち」第1シーズンで、ポールがマイクの正体を探るためにやとった私立探偵のショー役で登場していた。当初イーディが犯人だと思っていたポールは、ショーにイーディの殺害を依頼。
「ザ・クローザー」第1シーズン4話「姿なき復讐者」では、連続狙撃事件において息子を告発しつつ逃がす軍人のウォルター大佐役で登場。軍人の父に対してファザコンのケがあるブレンダは、彼に父の面影を重ねてしまい追及の手が鈍る。
バーク父として、彼は現時点では今回のみの出演。

◆肺がんから現実逃避する患者シーベリー .... Roxanne Hart
「Dr.HOUSE」第1シーズン8話「医療不信」では、息子マットへのハウスチームの治療に異を唱えて診療拒否した、マットの母親役で登場。
「NUMBERS」第1シーズン10話「盗まれた核廃棄物」では、核物質を輸送していたトラックの運転手レイの妻役。反核団体を名乗るグループに金をもらって輸送ルートを教えたため、レイは殺害されてしまったのだった。
「コールドケース2」4話「ボス」では、被害者ハンクが彼女に会いたいがために命を賭けて脱獄を図った、恋人のボビー現在版を演じていた。ボビーはハンクが死亡し別の人物と新しい人生を送っていたが・・・
「シカゴ・ホープ」ではアダム・アーキン演じる主役アーロンの妻で婦長のカミール役で第2シーズンまでレギュラー出演。
「ER」第6シーズンでは7話と9話にチャド少年の母親役で2回登場。親子揃ってアルコール中毒なのだが、息子を治療することで自分のことが言われるのがイヤさに治療を拒否しようとする。
「Oz」では第6シーズンにカークの母役で3話登場。私生活では、夫はこれも「Oz」のニコライ役のPhilip Casnoff。
「BONES」第2シーズン21話に登場予定。「ミディアム」第3シーズンでは、シーズンオープニングを飾るデュヴァロスの妻役で1、2話に登場するようだ。デュヴァロスおやじには美人の奥さんがいたのだな。

◆ベンジャミンの姉 .... Elizabeth Sampson
「ER」第12シーズン3話「対立」ではモータースクーターで衝突した少年ロビーの母ベックウィズ夫人役で登場。かけつけた元夫のベックウィズが大暴れしてコバッチュが怪我をしたのだった。
「ザ・ユニット」第1シーズン10話「予期せぬ衝撃」では、モリーがリンダから投資クラブで買った家の掃除に行ったら、その家の持ち主として出てきた本物のリンダ・カプラン役でちょっとだけ出演していた。
「FBI~失踪者を追え4」13話、「ボストンリーガル」第1シーズン9話に登場予定。
夫は俳優のScott Alan Smith。ちょこちょこ出演している脇役俳優さんで、「CSI:4」1~2話でフロマンスキー巡査と主任の間に溝を作るきっかけになった事件で、裁かれなかった容疑者に私的に制裁を加えていた判事の書記官ガードナー役などを演じている人。

◆バークの母 .... Diahann Carroll
オフィシャルサイトあり。
「ダイナスティ」では主人公ブレイクの異母妹で歌手のドミニク・デヴォロー役として第5シーズンからレギュラー。
「ポギーとベス」ではベスに子供を預けて夫の様子を見に行き、二度と帰ってこなかった漁師の妻クララ役。
アフリカ系アメリカ人女優で初のテレビドラマレギュラー出演を果たしたことから、パイオニアとして大きな尊敬を集めている女優だ。
「愛しのクローディン」で74年にアカデミー賞主演女優賞にノミネート。舞台「No Strings」ではトニー賞を獲得。自身の主演シットコム「Julia」では看護婦役を演じて68年にゴールデングローブ賞を受賞している。
他に「ルーツ2」「プレイヤー 死の祈り」など多くの作品に出演している。
私生活では、四回の結婚で三回離婚と一回死別。若かりし頃には「Paris Blue」「ポギーとベス」で共演したシドニー・ポワチエと婚約していたこともあるという恋多き女性でもある。
第4シーズンまで出演があるようで、当分クリスティーナとのバトルは続くようだ。
歌手としても評価が高く、多くの作品を出している。
Porgy and Bess Nobody Sees Me Cry: The Best of the Columbia Years
The Time of My Life This Is What I Call Love

ちなみにおまけで・・・
「TV LAND」というアメリカのTV専門サイトがあって、そこで「現在ヒットしているドラマのパロディを往年のテレビ俳優で」という映像を製作している。
それの「Gray anatomy」というパロディ映像が往年のドクター俳優勢ぞろいでなかなか笑えるシロモノなのだが、そこに「Julia」での役柄でDiahann Carrollが登場している。
古いドラマがわからないと結構厳しい映像なのだが、リチャード・チェンバレンの老け具合とか、いつまでも出られないドクタークィンとか、「ダラス」のJRとかかなりのゴージャス版。(画面横に表示されているデス妻とSATCのパロディも往年の美女女優たちがけっこうきっついものがある)
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グレイズ・アナトミー3 第1話「動き出す時間」

2007年10月15日 | グレイズ・アナトミー
デニーの死で打ちのめされ、さらに遺体がメンフィスに送られると知ったイジーは、何もしたくないと閉じこもって心を閉ざしてしまう。何とか立ち直らせようとみんなで色々話しかけるがまったく耳を貸さない。
そこでクリスティーナは「シバ」をやろうと言い出し、食事を作って気を紛らわせようとする。そんな中、メレディスはクリスティーナに「昨夜、デレクと寝た」と打ち明ける。
メレディスと話し合おうとしたデレクと、トーレスに「愛してる」と言おうとしたジョージは、診察した患者が伝染病に感染していたことから隔離されてしまう。
その伝染病の原因となった患者の夫オマールが妻の死を聞いてパニックに陥ったため、ベイリーはなんとかなだめようと必死になる。
アディソンは学校のゴミ箱に捨てられていた胎児のために、四人の中学生の中から母親を見つけようとするが、昨夜デレクが持ち帰った女物の下着が頭をはなれない。
ウェーバー部長の妻アデルは、長年蓄積した我慢が噴出し、「私と病院とどちらか選んで」とつきつけるが・・・

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やっぱり、始まってしまうと面白いわけですよ。相変わらずバカップルはムカつくんだけど。
このジレンマ。ツッコミ疲れがリセットされると楽しく見られるんだけどなぁ。

やはり、このドラマだとフォントも大きくツッコまずにはいられない。
・・・ベイリー先生!
女の下着を家に持ち帰って、妻に洗濯させたのに全然気づいてなくて、みだらな愛人に「愛してる」って言うことしか考えてない・・・
そんなどーしようもない脳外科医が約一名います!!
デレクはどういうつもりで?下着を持って帰ったのを忘れていたのだろうか。アディソンにわざと見せたとかそういうの?

デレクを頂点とする三角形と、メレディスと頂点とする三角形と・・・両方ともデレクとメレディスが決断してしまえば簡単にすっきりする話なのに。・・・それじゃドラマが終わるってか?
二人で今シーズンも、「私は傷ついてるー」と言いながら刃物振り回し続けるのかなぁ。
付き合いきれんと言いつつ、私も見るのかなぁ。あああ。

何がイヤって、デレクのジョージに対する上から目線がイヤ。ドクターとしてじゃなくて、男としての優越感が嫌。
「近いうちに愛してあげるって? はっはっは」←この「はっはっは」が!
オレ様はお前よりいい男で、お前の思ってる女にも選ばれちゃったりなんかして、みたいな(言いすぎ)そんな自信満々がいやなんだよおおおお!!!
私のジョージの方が絶対いい男ですからっ!!
・・・結局「愛してる」って言えてないけどさ。キスでごまかしたけどさ。でもそれでいいんだい。ジョージはトーレスで成長して、その次の愛を目指すんだい。(トーレスじゃどうも不満らしい)

最後の最後、普段あれだけ強気なクリスティーナの涙にびっくり。すっかりバークにじゃじゃうま馴らしされてしまった素直なクリスティーナがかわいい。
バークは回想シーンしか出てこなかったが、彼もそれなりにデートしたりする相手がいたんだな。
しかしクリスティーナは号泣していたが、あの沈鬱な引きこもりの間、イジーは一滴も涙を流していなかった。その段階を通り越してしまった、泣くこともできなくなった深い悲しみが、希望に満ちていた回想シーンと対照的で・・・
これからイジーは医者として続けられるのかどうかの問題と向かい合わなくてはいけないわけで。戦う力をイジーが振り絞れるかどうか・・・
どんなに強気な人間でも、弱っている時の闘いは難しい。しかし寄り添って支えることはできる。
ナチ様がオマールをどなりとばさず、ドアを隔てて寄り添うようにして元気付けるのを見て、今シーズンの彼女はちょっとつらいスタートだなーと思った。
そんな風にイジーを支える人は誰になるだろうか・・・やはりアレックスなのかな?

このシーズンはバークとアディソンのカウントダウンなわけで。
先にそういう情報が入ってくると、否が応でも「そういうつもり」で見ないといけなくなるのが切ない。
アディソンの場合はポジティブな話だからまだしもだが。・・・スピンオフ、結構いいスタートを切ってるようで、めでたいことだ。
やっぱりWOWOWが買ってきて放送するのかな?WOWOWも、デジタルチャンネル1つまるまるドラマ専用にすればいいのにーとか言ってみる。

・・・そしたらいつ寝るんだよ!


【 脇俳優チェック 】

◆赤ん坊の母親だった少女シャノンの母 .... Jessica Tuck
三人いたうち、ブロンドで「この子達はその頃にトイレにいたんです」と説明した母親。
「CSI:6」18話「IQ 177」では、天才少女ハンナと殺人事件の被告となったマーロンの母サリー役で登場していた。
日本では未放映だが「Judging Amy」のサブレギュラー。
「クリミナルマインド2」11話に登場予定。

◆四人の少女のうちカレンの母 ....  Mia Wesley
三人母親がいたが、「うちの子は14歳なんですよ?」とアディソンに食ってかかってた母親。
「デスパレートな妻たち2」8話「赤い風船」ではジョージの元彼女レイラ・ミッツマン役。ジョージとブリーが婚約と聞いて、「ジョージは独占欲むき出しで怖いから逃げろ」と忠告してくれるが、ブリーには聞き入れてもらえなかった。
「CSI:4」3話「喪失 傷だらけの屍」では、賞金稼ぎマードックスの事件に使われた銃を発見したネイサン少年の母エミリー役で登場していた。

◆出産を告白した少女シャノン .... Haley Ramm
オフィシャルサイトあり。
「CSI:4」21話「残酷なスリル」では、冒頭のコースターのシーンで両親や兄と一緒に乗って楽しんでいた少女役で登場していた。彼女らが降りた直後、コースターは落下事故を起こすのだった。
「CSI:マイアミ4」の6話「容疑者ホレイショ・ケイン」と15話「壊れた男」で、ホレイショがNY時代に担当した事件の生存者ジェニファー・ウィルソンの、事件当時クローゼットの中から両親の殺害を目撃していた9歳のジェニファー役を演じていた。
デニス・クエイド主演の「ヘレンとフランクと18人の子供たち」には、デニス・クエイド側の連れ子ケリー役で出演している。他に「フライトプラン」ではラウド一家の娘役など。
「ER」第13シーズン16話、「FBI~失踪者を追え」では第5と6シーズンのシーズンファイナルとオープニングのクリフハンガーで両方に登場する予定。

◆妻を事故で失ったオマール .... Steve Harris
公式ファンサイトあり。
「ザ・プラクティス」の弁護士ユージーン・ヤング役でおなじみ。「アメリカの精神」を持ち出して、クロもシロにひっくり返す破壊力のある弁護が持ち味。ユージーンの演技で98年から2年連続でNAACPイメージ・アワードを受賞。
「アリーmyラブ」には、「ザ・プラクティス」とのクロスオーバーエピ(NHK放送順では第1シーズン21話「刑事弁護士」)にユージーンとして登場している。
映画「ザ・スカルズ 髑髏の誓い」では、「CSI:NY」のホークスことヒル・ハーパー演じるウィルが殺害された事件の捜査を担当したスパロー刑事役を演じている。とはいえ、あまりちゃんと捜査してもらえなかったのだが。
他に「ザ・ロック」の反乱分子マッコイ役、「マイノリティ・リポート」のトム・クルーズの同僚ジャド役などで出演している。
コメント (4)
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グレイズ・アナトミー2 第24話「致命的ダメージ」

2007年08月25日 | グレイズ・アナトミー
イジーとメレディスは朝、二人で洗面所にいたところ、バスルームに下着姿のトーレスが入ってきて、用を足して手を洗わずに出て行ったのを見てしまってびっくり。
ジョージに「トーレスは手を洗わなかった」と言いつけ、ばらしまくるが、ジョージがトーレスをかばうのでイジーは不満顔。
バークとクリスティーナは、夕べ「最中」に寝たことで喧嘩になる。バークはクリスティーナが二人の関係をおろそかにしているのではと、これも不満顔。
交通事故の被害者であるメラニーとノア夫妻と、メラニーの両親が運ばれてきて、南部気質丸出しで病院内をにぎやかにする。しかし最初のうちは元気そうだった妊婦のメラニーだが、内部損傷は思ったよりも深刻で、容態が急変する。
メラニーたちと一緒に運ばれてきた加害者のマーシャルは、実は別の病院のドクターで、過労による寝不足で一瞬の油断から事故を起こしたのだった。それを知ったインターンたちは、マーシャルのことが他人事ではない。
メレディスはフィンの部屋から出てきたところをデレクに見られるが、その後マーシャルから目を離して見学室に入れたメレディスのミスを、デレクからひどく叱責する・・・

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(かなり時間がたっていますが、再放送もしてるようなので、当時書いたけど気力が萎えてアップしなかったエントリを、気持ちを奮い起こしてアップしました。感想がなんて投げやりなんだ・・・)

「終わったな」って。

えーと、確かジョーの店に来てくれって言われて行かなかったあの日。
「妻だからね」ってアディソンを選んで、二人の仲はとっくに「終わってた」ような気がしてたんですが、違ってたんですか。続いてたんですか、そうですか。

・・・んなわけねーだろ!!

もう、そのツッコミだけで疲れた、それがすべてっていう気がするこのエピ。
そこから目をそらすと、ジョージは小姑二人と嫁の間に板挟みになってる役立たずの夫、みたいな風に見えて何かリアルに痛々しいし・・・

面白いのに、見ていてつらい。何だろうこの感じ。
・・・全部メレディスが悪いんや。(極論)

いや、デレクも悪いかも。・・・どっちでもいいや。


【 脇俳優チェック 】

◆事故を起こしたドクター、マーシャル・ストーン .... John Cho
オフィシャルサイト(彼のバンドの)あり。
「HOUSE」第1シーズン20話「マゾヒズム」で、病院で女王様にシメてもらって快感を得ていた患者(いや、ほんとに病気は病気だったんだけど)ハーヴェイ役を演じていた。
FOXlifeHDで放送していたレストランを舞台にしたコメディ「キッチンコンフィデンシャル」ではシェフの一人テディ役でレギュラーだったが、このドラマ自体が1シーズンでキャンセルになってしまった。
第1シーズン2話「越えられないライン」で、メレディスが新生児の異常に気付いて、越権で産婦人科のインターンに診察するように申し立てるが、その時のアジア系インターン役のKerri Higuchiが彼の妻。

◆メラニーの父ビッグジム ....  Graham Beckel
「CSI:6」17話「ウォッチャー」では消防署長役で登場。ベガスの消防隊員はオレンジの生地の服を着ているんだとお勉強させてくれた。
「アリーmyラブ5」15話「とらわれの魂」で、心臓病で余命わずかな娘セリーナに自分の心臓を与えたいという訴訟を起こした、セリーナの父で終身刑の囚人フェルドマン役を演じていた。
映画「パールハーバー」では太平洋艦隊司令長官ニミッツ提督役。
「名探偵モンク4」5話「85セントの名刺」では、港にいつもいるギバード船長役で登場していた。犯人の凶行を知っていながら口止めに応じ、しかしモンクが調べにきたことで報酬を釣り上げたので殺されてしまう。

◆南部出身の妊婦メラニー .... Sarah Lafleur
「CSI:NY」第1シーズン14話「血と汗と涙」では、遺体なき大量流血殺人事件の現場となった部屋の住民ペイジ・ワージー。てっきり彼女が被害者かと思われていたが、DVに悩む友人に隠れ家として部屋を貸している間に惨劇が起こってしまったのだった。
「ザ・ユニット」第1シーズン6話「疑惑」では、夫の勤務について教会の噂で軽い気持ちでもらしてしまったために、夫ジョンソンがユニットからクビになってしまう羽目になった妻の役で登場していた。
英語版「セーラームーン」でセーラーウラノスの吹き替えを担当している。「天王寺はるか」はわかりにくいのか「Amara Teno」という役名になっている。
「FBI~失踪者を追え5」13話に登場予定。

◆メラニーの母 .... Frances Fisher
「ER」第11シーズン14話「これが私」では、ウィーバーの生き別れた母、ヘレン・キングズレー役で登場。生まれてすぐ養子に出されたウィーバーはずっと母親を探していたが、病院にヘレンが名前を伏せてやってきたことから再会する。しかしウィーバーが同性愛だと知り、信仰が生きる支えとなっているヘレンは簡単に受け入れることが出来ない。
「ミディアム」第1シーズン11話「40年の時を経て」では、アリソンが昔好きだったドラマ「奥様は心が読める」の主演女優アビゲイル役だった。アビゲイルと夫のヘンリーはドラマでも夫婦役のおしどり夫婦と言われていたが、アビゲイルの死に対してヘンリーが有罪とされていた。しかしアリソンの夢でそうではない可能性が浮上したのだった。
映画「タイタニック」では放漫な生活のためにローズに政略結婚を強いる、ローズの母親ルース役を演じている。
70年代に1度結婚したが2年で離婚、93年に未婚のままでクリント・イーストウッドとの間に娘フランチェスカを生んでいる。ちょうど92年の作品「許されざる者」はイーストウッド製作監督主演で、彼女は娼婦ノストロベリー・アリス役。イーストウッドの製作総指揮のテレビ映画「ヘンリエッタに降る星」ではフランチェスカと母子共演しているが、95年に破局、イーストウッドは翌年に再婚している。
イーストウッドが「アクターズ・スタジオ・インタビュー」に出ていたのを見たのだが、アメリカでは2003年に放送されたその回にフランシスが観客席に来ていて司会のリプトンに紹介されていた。

◆女性CT技師 .... Maile Flanagan
メレディスにCTのオーダーはいいのか聞いて、いい加減にあしらわれむっとしていた人。
オフィシャルサイトあり。初登場は今シーズン7話「噂のインターン」。男性なのに妊娠したように腹部が膨張したヘルマンさんの腹部CTを担当して、賭けたのなんのと言っていた。
「Jakers! The Adventures of Piggley Winks」というアニメのPiggyというキャラクターの吹き替えで、2006デイタイムエミーの声優賞を獲得しているように、声優としての活動も多い。
最近アメリカで放送されている日本のアニメ「NARUTO」でもナルト役も担当している。

◆男性CT技師 .... John O'Brien
メラニーのCTスキャンをしていて、彼女の内臓の状態に絶句していた男性検査技師。第1シーズンから目立たないながらもちょこちょこ出演している。
「ミディアム」第1シーズン最終話「フェニックスの怪人 Part1」では、アリソンに警部が倒れたことを教えてくれたホテルマン役で登場している。
「フレンズ」第8シーズン3話「衝撃のロス」で、新婚旅行に向かうモニカとチャンドラーが、前のカップルがファーストクラスに換えてもらったのでVIPラウンジに入れるようになったのがうらやましくて、二人でこっそり入ったところを見咎める職員役。モニカたちはオレンジを盗んで逃げるのだった。
コメント (2)
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